DT125Rが行く
(獣道探検隊?)
(2006/08/13現在のDT125Rです。)
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ハイパワーな2st125ccが欲しい 購入までの経緯をまとめています。
モタード化の道(その1:エクセルリムの検討)
モタード化の道(その2:前後スプロケットの520コンバート)
モタード化の道(その3:フロント・リアブレーキの強化)
モタード化の道(その4:フロントフェンダーとリアのフェンダーレス化)
モタード化の道(その5:シートの改造)
モタード化の道(その6:YZ足への交換)
モタード化の道(その7:ハンドル・ミラーの交換)
モタード化の道(組込作業) モタード化現在進行中
ぷちツーリング:利根川 ごめんなさい、このページは大した事無いです。
DT125Rで行く獣道 ※房総半島の林道ツーリングはこっちのページからどうぞ。
ヤフオクに出品
ドナドナ
<<はじめに>>
(2006/07/01)
巷ではモタードが大変な人気で、私が良く行く椿ラインでも頻繁に見かけます。
私も大分前からモタードには興味があるんですが、車検のあるバイクを2台持ち続けるのは経済的な理由で不可なので、買うならFZ6を処分しなくちゃいけません。
でも、FZ6は気に入ってるバイクだし、箱根・伊豆まで出かけるとなると、ある程度の排気量と風除けのスクリーンは必須です。
つまり、住所を小田原とか熱海にでも変えない限り、峠を走るためにモタード車を買うのは無理なんです。
モタード車がいいなぁと漠然と考えるようになったきっかけは、お台場で毎年春に開かれるマルチプレックスです。
2004年のマルチプレックスに行きたかったんですが、仕事で行けなくて後から出た雑誌の特集記事を読んでから更に欲しくなったと。
あれ以降、毎月のようにモタード系の雑誌を買っては眺めていましたが、まあ、車検がない125ccなら何とかなるんじゃないかと調べ始めたわけです。
この考え方に辿り着くまではDT230ランツァの中古を狙っていたのですが、FZ6を捨ててランツァにする理由が見当たらないことと、経済的な理由から125ccクラスを真剣に探し始めました。
実際にDT125Rを探し出すまでの経緯は別にページを起こしてますので、そちらを見て下さい。
さて、実際にDT125Rを購入して思ったのは、
@パワーは結構あるんだけどパワーバンドは狭いなぁ......8,000回転から上は気持ちいいね!
Aタイヤがオフ用なのでコーナリングが怖いなぁ......全然グリップしてないじゃん!
Bブレーキを掛けると思いっきりノーズダイブするなぁ......その割りに全然止まんないじゃん!
Cハンドルが広くて胸に近い位置にあるから楽だなぁ......フルロックターンが簡単に出来るじゃん!
D車体が軽くて持ち上げるのが楽だなぁ.......駐輪のときに位置を直すのが楽じゃん!
まだ納車日に2時間ほど乗っただけなので感想はこの程度です。
(2007/07/02)
2日目の感想です。基本的には初日と変わらないんですが
Eシートが硬い......DT125Rよ、お前もかぁ
F低速トルクが無いので発進時にエンストする.....これはFZ6の間隔で繋ぐからで、慣れの問題です。
G実質的に5速、6速が使い物にならない......これはスプロケット変更で対処します。
基本的なバランスはいいと思うんですが、5〜6速が最高速を出すために125ccとしてはハイギアードになっているのが気になります。
このクラスは高速に乗れないので、最高速を伸ばすよりも、全体的にローギアードにして各ギアの繋がりを良くしたほうが良いですね。
2速→3速ももっと近いほうが好きですし、4速→5速ももっと詰まってたほうが好きです。
ギアセットって個人では組み換えが出来ないのでちょっと残念かな。
でも、スプロケットを変えれば大分印象も変わるでしょう。
<<ヤフオクに出品>>
(2007/03/21)
残念なことに栃木支店への異動が99%決定です。
とりあえず船橋から宇都宮までの新幹線通勤を選択し、新幹線は回数券利用にして宇都宮市内のビジネスホテルを渡り歩くようになるんでしょうね。
仕事の内容から言うと、深夜まで仕事をすることが多くなる見込みなので、どうしても「帰るの面倒だからホテルに泊まっちゃえ」になりそうです。
となると、移動先ではバイクは不要ですし、土日は船橋に出来るだけ帰ってきますが、殆どの場合FZ6-Sかプジョーで遊びに行くでしょう。
するとDT125Rがかわいそうですよね。
折角買ったのに乗ってあげられないとなると、手元において置くよりも、新しい主人を見つけてあげるべきでしょう。
他のバイクなら寝かせておきますが、DT125Rは既に絶滅種なので、本当に欲しくて探している人からすれば、放置状態で錆にやられていくのを黙ってみていられませんよね。
暫く働けば早く帰れる方法が見つかるかも知れませんけどね。。。
さて、既にエントリーを済ませてからこのページを書いてますが、現状の写真を載せます。
エキパイの根元がちょっと錆びてますね。
この程度は問題ではないのですが、一回錆び落しをして耐熱塗料を塗った方が長く使えるようになります。
社外品にリプレースするのも良いですね。
3,693kmしか走っていません。
購入時は800kmでしたから、私が乗ったのは2,893kmですか。
房総半島を一周したり、房総の林道を走り回ったりとずいぶん楽しい思い出があります。
このバイクだったからこその思い出ですね。
この写真はエンジンをかけた状態で撮影しているので、タコメーターがちょっと上がっています。
エンジン周りを撮ってみました。
まだまだ綺麗です。ほぼ新車に近い輝きをしてます。
各部にこれといった錆びも無いし、エンジンは良好です。まだ3,693kmですからね。
スプロケットカバーが外れてますが、どっかにあったと思います。後で探して付けておきましょう。
チェーンは520にコンバートしてます。
目立つ錆などはありません。
エクセルリムが勿体無いとは思うんですが、まあ、仕方ないですね。
今回の出品は現状の車体です。
取り外して保管してある部品はありますが、これは別に出品するか個別に交渉して値段を決めたいです。
残っている部品は
@ノーマルシート(ただしベルトは多分無し)
Aフロントフェンダー
Bリアフェンダーとブレーキランプ
Cスプロケット前後
Dミラー左右
Eフロントブレーキマスター(ただしスイッチなし)
Fフロンブレーキローターカバー
Gハンドガード左右
Hフロントタイヤ(リム、スポーク等純正)
Iリアタイヤ(リム、スポーク等純正)
Jノーマルハンドル
ほぼ全部残っています。
フロントのブーツなどは切り裂いて捨ててますので残っていません。フォーク外すの面倒だったので。
そういえばフロントブレーキホースもノーマルチェーンも玄関先に放置してありますね。
泥だらけで良ければですけど。
自宅に居られるのは土日だけですので、時間が余りありません。
取りに来ていただくのが一番嬉しいんですが、配送を手配してくれればその問題もありませんね。
(2007/03/25)
結局入札者は一人も居ませんでした。
参照数が2,651件、ウオッチリストへの追加数が71件まで行きましたが、様子を見て終わったようです。
最低落札が26万円と公表したのも一つの原因ですが、意外と2st 125ccでのモタードの需要は無いって事なんでしょうね。
モタード状態ではなかなか入札がない様なので、次に出すときはオフに戻しての出品ですね。
原付二種で乗れるオフ車って殆ど選択肢が無いので、需要はあるはずなんですよ。
YZ足はどうしましょ。
そっちに行くと後戻りが出来なくなるので時間がたっぷり有るときにやりたいんですが、その時間がねぇ...
捻出するのは難しそう。
(2007/04/21)
YZ足ですが、完全に断念して売却することになりました。
今、写真をとって順次出品の手続きを取っています。
さて、DT125R本体ですが、前回の出品では写真が良くなかったんでしょうか?
自分では気に入ってても、あのハイシートは他人が見ると極端にかっこ悪い改造に見えるんでしょうね。
と言う事で今回はノーマルシートに戻して出品します。
実は自分でも気が付いてましたが、やっぱりノーマルシートの方がかっこいいんです。
ただし、シートが硬いので長距離には向きません。
改造したハイシートは乗り心地は抜群だったんですよ。
まあ、売り物として出品するならやっぱりカッコいいほうの写真ですね。
(2007/04/26)
オークションが終了しました。
オークション開始後わりと早い時間で質問が相次ぎ、今回はちょっと期待できるかなと思いました。
その中で3番目に質問してくれた人は同じ宇都宮市内に住居を構える人で実家が千葉、職場の移転により宇都宮に移ったとの事(どうもホンダの人みたいですね)。
直接話がしたいとのことでしたので、携帯の番号とホームページのURLを教えたところ、実物を見て入札したいと言ってきました。
なんでも前回写真だけで購入したらひどい目にあったそうな。
ベース車両として購入するなら問題ありませんが、店頭に並んでいる状態の商品を買おうとすると、ヤフオクの取引はかなり危険ですよね。
私の出品した車両に限ってはそんなこと有りませんけど。
さて、宇都宮の人とは入札があったとしても終了直前だから、それまでは見てても意味無いよとは言っておきました。
そして結果は終了5分前に入札があり、そのまま落札となった訳です。
落札者は、前回の出品も見ており、何時になったら再出品になるのか、ずっと待っていたそうです。
なので余り迷わずに最低落札価格をクリアしてきました。
<<ドナドナ>>
(2007/05/03)
とうとうDT125Rとお別れのときがやってきました。
いいバイクでした。
125ccとは思えない加速感、あっという間に吹け切るエンジン。
さすが2stです。シフトチェンジが忙しくて大変ですが、パワーバンドに入っているときは本当に楽しいです。
FZ6-Sはその気になれば3速固定でずぼらな運転が出来ますが、DT125Rはダメですね。
絶対的なトルクが薄いので、やはり速度に合ったギアを選ぶ必要があります。
その分、バイクの乗り方は上達すると思いますよ。
GPの世界でも125ccから順にステップアップしてきた選手が良い成績を残すと言われてます。
125cc、250ccクラスはマシンの性能が拮抗しているので、マシンの能力で勝ち上がることが出来ないと言われてます。
マシンが軽いので、乗る位置、コーナリング時の頭の位置で重心が変わり、コーナリング性能が変わります。
そういうライディングの最もベーシックなスキルを磨くには小排気量のマシンが良いってことです。
さて、次のオーナーですが結構若い人です。30代前半でしょうか?
自分でマシンを弄る程のスキルはまだ無いようですが、直ぐに上達すると思います。
基本的な工具とサービスマニュアルがあれば、基本的な整備は自分で出来るようになります。
後は経験を積んでいくことです。
宇都宮に転勤になり、このまま雨露で錆びていくのは忍びないと思っていましたが、いい人に引き取られました。
末永く可愛がってくれるでしょう。