DT125Rのモタード化(その7:ハンドル・ミラーの交換)



2006/08/12現在の改造途中の姿









<<ハンドル交換>>

(2006/08/10)
ハンドル交換。いきま〜す。
やったこと有りません。でも、何とかなるでしょう。
鉄パイプ(アルミパイプ)にゴム製のグリップを差し込んで固定する。これってゴルフクラブのグリップ交換と一緒ですね。
ゴルフクラブのグリップ交換なら嫌って言うほどやったので、バイクのハンドル交換ぐらい大丈夫。


さて、モタード化の第二段としてハンドルを交換する訳ですが、用意したのはACTIVEがリリースしてる『FANATIC HT-TYPE(ゴールド:\5,565)』です。
グリップは色々と悩んだのですが、衝撃吸収ゲル内臓のプログリップ(\1,680)です。
あと接着剤としてDAYTONAのグリップボンド(\577)を用意しました。
接着剤は手持ちのコニシボンドG10でも良かったんですけど、お店の人が『それでも良いけど専用タイプの方が安心ですよ』と言うので買ってしまいました。




上の写真の上のハンドルはヤフオクでゲットしたDT125Rのフロント周り一式についてきたハンドルです。
比較のために並べましたが、標準と比べてこれぐらいの差があります。


横幅 標準:780mm FANATIC:700mm
高さ 標準:70mm FANATIC:115mm
絞り 標準:70mm FANATIC:135mm


ハンドルの高さが足りないと思ってたので、115mmのHI-TYPEにしましたが、フロントホイルの17in化でフロントが50mm下がっているからもう少し高くてもいいかもね。
このハンドルだと21inホイールの時の高さにほぼ同じです。
リアは高さが殆ど変わっていないので、高さを合わせただけとも言えます。


グリップは、本当はスポンジかゴムスポンジの物が好きなんですが、この車体には似合わないので断念。
グランドマジェスティに付けてましたが、手のひらに振動が伝わってこないので痺れないんですよね。あのタイプって。



さて、早速ハンドル周りのスイッチ類、レバーなどを外します。
外したハンドルを純正のハンドルと並べてみます。




両側4cmの短縮サイズになりますが、結構感覚的にも楽になります。
オフ車のハンドルって自分の肩幅よりも広いので、体が自然とハンドルに引き寄せられる形になるのですが、このポジションは私にとっては疲れるんです。
なんて言うか余計な力が入るんですよ。
肩幅に近い広さで腕立て伏せをするよりも、開いて腕立て伏せすると辛いですよね。あれと同じ感じになるんです。


本当はもっと狭いのが欲しかったのですが、そうすると全体のバランスが崩れそうなので、これに慣れて不満が出たら考えます。

ハンドルを外した車体側はこうなっています。




この状態で不要になるハンドルガードを取ってしまいます。
今時これはかっこ悪すぎますからね。





そしてハンドルを仮組みします。
この写真では若干後端が上がって見えますが、実際に座ってハンドル位置を調整するとこれが良いんです。
何故って、座るとリアサスが10cmぐらい沈むからです。


この状態で左のスイッチボックスとクラッチを取り付けます。




実際にシートに座りクラッチを握った状態で角度を調節しネジを締め付けます。
そしてハンドルも仮締め状態から本締めにします。
クラッチだけで角度を合わせるとおかしな位置でハンドルが固定されると思ったので、今回はこの手順にしてみました。


そして右側のスイッチ類なども組んでいきます。




この状態ではスロットルが古いままですが、最初に外しておかなかったので仮組みしてしまいます。




この写真を見ても判るとおりエビ反りの刑でばりばり剥がします。
でも明らかに手順を間違えてますね。一番最初、古いハンドルの時ににやる作業でした。





そして出来上がりの状態。
このグリップはオープン型なのでバーエンドが取り付け可能です。
手持ちのウエイトとバーエンドを組み込むつもりでしたが、ウエイトは入ってもバーエンドが入りません。
別に部品を調達しないとダメですね。






これが出来上がりの状態。
前から見るとかなり雰囲気が変わりましたね。
随分とスリムな印象になりました。



ここで部屋に戻ると二輪館から『部品が届きました』の伝言が携帯に入ってました。
折角なので今日のうちにと思い(土曜日は久しぶりに走りたいし)部品を取りに行ってきました。
ついでにバーエンドの箱の裏に書いてある取り付け方法もチェックすると、単に不要な部品は付けないだけと判りました。





これが取り付け後の姿です。
今回購入したグリップは振動吸収ゲルが入ってるだけあって、幕張の二輪館までの往復12kmでは全然痺れが来ませんでした。
が、.....走りながら振動が来てるかどうかじっくり感覚を澄ませると、確かにグリップはびびってます。
ゲルが大部分吸収してますが、長距離になるとある程度は痺れそうなので、予防策して先に付けちゃいます。









<<ミラー交換>>

(2006/09/04)

ヤフオクでミラーホルダーを購入しました。




ハンドル交換後、ブレーキ強化のためにブレンボのラジポンを導入しましたが、こいつにはミラーホルダーが付いてません。
原付二種は両側にミラーがないと整備不良で捕まってしまうので、何とかしないとと思い、クランプに一体型となっているこいつを仕入れました。


実際に取り付けて見ましょう。






実は購入した後気が付いてたのですが、ミラーが取り付けられる代わりにマスターのリザーブタンクが固定できなくなりました。
斜めにしたり、間に挟んでみたり、手持ちのブラケットに交換してみたりと色々と工夫したのですが、どうにもなりません。
これに合わせてKIJIMAのキャッツアイミラーも購入したのですが、とりあえずミラーを優先させてリザーブタンクは自立させてみました。
※ホースが短くて硬いので、ブラケットで固定しなくても自立できてしまいます。



でも、この状態はマズイですよね。
いつ事故に繋がるか判らないので、早急に改善しないとダメです。

結局どうしたかと言うと、こうなりました。




スイッチボックスとマスターの間にミラーホルダーを追加してます。
これで元々マスターについてきたブラケットでリザーブタンクが取り付きますし、ミラーは専用のホルダーに収まるので両立できます。
ほんの一寸だけマスターが内側に移動しましたが(10mm) これぐらいなら全く問題ありません。
最初から専用型を買えばよかったんですね。




紆余曲折しながらここまで辿り着きましたが、購入したミラーは小さすぎてダメでした。
とにかく後方がまともに確認できません。
しかもどういう理屈なのかわかりませんが、ミラーに写る像が実際の3倍ぐらいにデカイんです。


おかげで距離感すら狂ってしまい車線変更のために何時も首をグルッと回して後ろを見くてはいけなくなりました。
これじゃ辛いので純正に戻すために逆ネジアダプタと正ネジ用アダプタ(左右の高さを揃える為にセットになってる)を購入しました。
当然、クラッチ側は問題なく交換できましたが、右側は専用型のミラーホルダに変えてしまったので付きません。


オス側が正ネジでメス側が逆ネジのアダプタを買ったつもりが、逆の奴を買ってしまいました。
なんか、ドンドンどつぼに嵌りそう......





(2006/09/20)

と言う事で買っちゃいました。






またもやヤフオク商品です。
なんとLEDウインカー内蔵型のバックミラーが1,830円。
これはもう買うしかないでしょう。


普通にミラーを買いに行っても片方で1,300円〜1,800円ぐらいするので、両側セットでこの値段なら何も言うことがありません。
さっそく車体に取り付けてみました。





これって中空のパイプの中を信号線が通ってるんですね。
見た目がかなりスッキリしてます。
元々がスクーター用なので取付部分が隠れるようにブーツまで付いてました。







さあ、これでどうだ。

信号線はまだ繋いでません。
午後4時半を回ったので蚊がぷんぷん飛び始めました。
毎回食われてばかりではたまらないので、こんど暇を見つけて電工ペンチで取り付けます。