DT125Rのモタード化(その2:組込作業)
2006/08/08現在の途中の姿
<<ジャンプ!>>
フロントホイールの組込
リアホイールの組込
チェーンの取付け
ハンドル交換
スプロケット&チェーンの交換(520コンバート)
フロントフェンダーの交換
フェンダーレスキットの取付
ハイシートへの改造
<<フロントホイールの組込>>
(2006/08/07)
今日から夏休み。昨日は夜の10時まで勤務でした。
朝から良く晴れたので涼しいうちに作業をします。
このページは近日中に再度リアホイールの取り外しとドリブンスプロケット等の交換を考えているため、備忘録的な性格も持ってます。
まずはジャッキアップです。
今回の作業のためにバイクリフトを購入しました。DRCのHC2という商品でダンパー付きです。
使ってみてこれは良い商品だなと感じました。オフ車ならではでしょうけど、リフトの上で非常に安定してます。
次にフロンホイールを取り外すため、アクスルシャフトを固定している部分のナットを4個緩めてメーターギアに入ってるワイヤーを緩めます。
ワイヤーはペンチで挟んで緩めた後、指でクルクル回せば外れます。
あとはボックスレンチでアクスルシャフトをクルクルと回せば抜けますので、フロントホイールを外します。
外したホイールをエクセルリムの17inと並べると、こんなに大きさが違います。
今回はヤフオクでフロントブレーキのローターを入手済みでしたので、先にローターは組込済みです。
ローター組込の際はネジロック剤を使って2kgのトルクで締め付けます。
勘で締め付けることも可能ですが、6本のボルトに均等にトルクをかけないとローターに振れが発生する場合があります。
安いものならホームセンターで4千円程度で買えますので、一本買っておいたほうが無難です。
ちなみにKTCのトルクレンチは3万円からありますし、レッドバロンの工場長が自前で買った物は6万円だそうです。
整備してお金を頂く以上、最低でもこれぐらいの工具を使わないと申し訳なくて請求できませんと言ってました。
日曜日に自分でやる分にはそこまでの物は必要ありませんけどね。
ホイールを取り外したフロントです。
フロントのアウターチューブは固定されていないのでクルクル回ります。
フォークに残ったフロントブレーキです。
フォークに固定しているボルトではなくて、キャリパーサポートの下側のボルトを外すとこんな感じでキャリパーが持ち上がります。
この状態でブレーキパッドが外せるようになります。
上下に板バネが付いてて軽く保持されているだけなので、指で簡単に外せます。
結構整備制はいいですね。
上のピボット部はスライドピンですので、キャリパーが固定されているわけでは有りません。
このままスコッ!と向こう側にキャリパーが外れます。
今回は面倒なのでフォークからキャリパーを外してしまってホイールを組み込みました。
その後でディスクに滑らせるようにキャリパーを差し込んでボルトを固定。
全体で1時間ちょっとの作業でした。
慣れてくるとこの程度の作業なら30分で出来ると思いますが、なんせサービスマニュアルを首っ引きで読みながらなので時間が掛かりました。
これでフロントホイールの交換は終了です。
<<チェーンの取り外し>>
今回はかしまる君をまだ入手できてませんし、注文しているアファムの前後スプロケットもまだ届いていないので、今付いてるもので遊んでみることにします。
まずはチェーンを取り外さなくちゃいけないのですが、クリップを外してもプレートが外れません。
固着してるのかかなりしつこいのでチェーンクリーナーを思いっきり吹きつけて暫く放置してから外しました。
この写真はチェンジョイントを外した状態です。
プレートが外れてしまえばジョイントは簡単に外れます。
あとはチェーンをタイヤを回しながら取り外すだけ。
取り外したチェーンを見ると物凄く汚れています。
ここまで一度も清掃したことが無いようですね。
もっとも購入時に800kmしか走ってなかったので、初回点検が終わる前に売りに出された車体ですから無理も無いです。
ロングサイズのチェーンクリーナーをほぼ半分使って汚れを落としました。
所々錆が目立ちますが、まあ、520へのコンバートを控えていますのでこのまま使います。
<<リアホイールの組込>>
さて、チェーンが外れてしまえばリアホイールを外すのは簡単です。と言いたいです。
ですが、キャッスルナットが馬鹿力で締められていて回ろうとしません。
ここはCRC5-56を吹き付けて暫く放置してから足で踏み込んで外します。
取り外した状態の写真です。
アクスルシャフトをスコッと抜いたら簡単に外れたのですが、よく見るとブレーキキャリパーブラケットが残ってます。
これが後でリアホイールが入らない原因になりました。
これがリアキャリパーブラケットです。
アクスルシャフトと共締めになる部品ですが、ブレーキ時にホイールと共に回転しないようにスイングアームに固定する溝が切ってあります。
取り付け時はこの溝をスイングアームのでっぱりに合わせて差し込みます。
実は、リアホイールは大変苦労しました。
キャッスルナットはご愛嬌としても、ブレーキローターが外れないのには参りました。
なんと標準のボルトは4mmのヘックスです。
ネジロック剤を塗っているボルトなのに4mmのヘックスではたまりません。
6角レンチの4mmってふにゃふにゃなので、これで外そうとしたら全然外れてくれません。
それどころか差込部分をなめてしまって完全にアウト。
とりあえずこれでは先に進めないのでホームセンターでKTCの4mmヘックス金具を買ってきて手持ちの工具に取り付けました。
流石KTC。キャップボルトにがっちり食い込んで4本までは外れましたが、2本は完全になめてしまってて外れません。
月曜日だったこともあり、近所のレッドバロンに持ち込んで外してもらいました。
彼らは流石専門家ですね。
あっという間に全然ひっかかりの無くなったキャップボルトを外してしまいました。
工賃として1400円掛かりましたが、これでも安いと思いました。
もう、最後の手段としてネジの頭をサンダーで飛ばしてローターだけ救おうかと思ったぐらいです。
この作業を火曜日にやってたらレッドバロンは定休日なので間違いなく手持ちのサンダーで飛ばしてましたね。
そうすると次ぎはこのホイールが使い物にならないので相当へこんだと思います。
ローターが外れてしまえばエクセルリムの17inに付け直すだけです。
ですが、ここでも問題が発生。
規定のトルクの2kgを遥かに超えるトルクで回してしまったようです。
カクッ!とトルクが抜けてボルトの頭が取れてしまいました。
右側が頭が飛んだものと同じキャップボルトです。
このボルトも頭がとれて先端だけが残るところでした。
良く見るとほぼ破断寸前まで捩れているのがわかります。一本はねじ切ってしまったんですけどね。
そして左側のボルトはドリブンスプロケットのボルトですが、これもねじ切れました。
原因はトルクレンチの不良です。
スケールでは2kgになっているのに6kg程度までトルクが掛かったようです。
こんなに回るはずが無いのにと思いながら回したらねじ切れたわけで、そういう意味では自分の感覚の方が正確でしたね。
2kgと4kgならこれぐらいってのが感覚で判りますが、でも機械ではそこまで行って無いことになってるし????と疑問に思った時点で一旦ボルトを抜くのが正解ですね。
おかしいと思ったら機械を信用しないでボルトとナットでトルクの掛かり具合をチェックした方がいいです。
今回も一旦作業を中止してリビングに放置してあるDT125Rのフロント周り一式を使って色々なボルトを締め付けて、規定のトルクで『カックン』と行くか調べなおしてから使いました。
さて、こんな感じで何度もレッドバロンを行き来してたら夕方6時を回ってしまったので、急いで組み付けを行いました。
でも、キャリパーブラケットが上手くセンターに来ないと言うか、クリアランスが1mmぐらいしかないので入りません。
一旦作業を中止して翌朝に組込を行うことにしました。
寝る前に色々と考えたところ、フロントと同じでキャリパーを外して最初からキャリパーブラケットをセットにしてアクスルシャフトを通してしまえばよいことに気が付きました。
と言う事で朝一番の作業はリアホイールに必要な部品を全部組み込むことでした。
こんな感じで全部の部品を一纏めにしてアクスルシャフトを通してしまいます。
キャリパーブラケットを外してしまっているのでキャリパーは宙ぶらりんです。
こうやって一塊にしてしまえばスイングアームへの組込はあっという間です。
ガイドに合わせて挿せばいいだけですからね。
後は、ぶらぶらしてるキャリパーをキャリパーサポートのスライドピンに差し込んでボルトを締めるだけ。
これで出来上がり。
リアブレーキを強化しようと思いましたが、このキャリパーサポートでは交換も難しいので保留します。
やるならサポートを特注しないとダメですね。
若しくは、純正サポートをヤフオクでゲットして、スライドピンをサンダーで飛ばしてその位置にボルト用の穴をあけるしかないです。
これなら84mmのカニブレンボだってつけられるし、83mmで穴をあければYAMAHAの純正キャリパが選り取り見取りです。(83mmの中古は安いし)
これで完成。
まだチェーンを張ってませんが、台風が3個も来ている為ポツポツと雨が落ちてきました。
今日はここまでにしておいて明日チェーンを張って試乗します。
<<チェーンの組み付け込>>
(2006/08/09)
今日は朝から蚊と戦いながらチェーンを張りました。
実は昨日の夕方にやっと雨が上がったのでチェーンを張ったのですが、メンテナンススタンド上でエンジンを回すとタイヤがギクシャクした動きをします。
サービスマニュアルどおりに作業しているのですが、理由が判らないのと、蚊が大量に出てきたので撤収しました。
そして今朝、もう一度チェーンを外してリアタイヤ(アクスルシャフト)をアームの最後端にある窪みまで動かしてタイヤをくるくる回してみます。
昨日の動きではセンターが歪んでいる様な動きでしたが、この窪み上で回すと綺麗にいつまでも回ります。
という事はリアタイヤは正常。(タイヤのリムへの組込が雑で、若干左右にタイヤのセンターがふらつきますが、ホイールは歪みがありませんでした)
一旦アクスルシャフトを抜いて全部バラすつもりでしたが、タイヤ以外は正常な動きなのでもう一度チェーンを張ります。
そしてチェーンプラーを『2』にセットしてもう一度アクスルシャフトを締めます。
この状態でエンジンを始動しギアを入れると、ガックンガックンと引っかかる様な動きをします。
そこで真後ろからチェーンラインを確認すると、別にズレていません。センターがちゃんと出てます。
じゃあと言う事で今度はチェーンプラーを『4.5』にセットしますが、動きは変わりません。
どういうことか判りませんが、とりあえず近所をグルグルと走ってみます。
この状態では特に問題ありませんね。動きはスムースです。
とりあえず問題なさそうなのですが、保険をかける意味でレッドバロンに出かけました。
そこで見てもらったら『張りすぎですね。』『この車体の状態なら3.5がベストです』との事。
普段は4気筒エンジンのFZ6-Sを使っているのでそれと比べてギクシャクしていると思ったわけですが、DT125Rはシングルなのでトルクの変動があるからこれが普通とのこと。
やっぱりこの辺は経験ですね。
シングルを整備するのは初めてなので異常だと思いましたが、思い過ごしでした。
整備代金740円。
足りない経験とサービスマニュアルに書いてない知識を補充してこの値段なら安いものです。
レッドバロンからの帰りに寄り道をして走り心地を試しましたが、悪くないですね。
前後を入れ替えたために車高が5〜6cmほど下がりましたが、乗り降りしやすくなって逆にいいかも。
ブレーキの利きは相変わらずです。タイヤが変わった事による恩恵は殆ど無いと考えていいですね。
これがチェーンを張った状態の写真です。
第一段階のモタード化はこれで完了です。
ハンドリングはかなり軽くなりました。
今までは極端なほど直進性が強く寝たがらない車体でしたが、こんどは良いですね。
変な癖もなくクイッと曲がります。
こうなるとこのハンドルでは幅が広すぎてバランスが悪いですね。次ぎはハンドル交換と行きます。
<<ハンドル交換>>
(2006/08/10)
ハンドル交換。いきま〜す。
やったこと有りません。でも、何とかなるでしょう。
鉄パイプ(アルミパイプ)にゴム製のグリップを差し込んで固定する。これってゴルフクラブのグリップ交換と一緒ですね。
ゴルフクラブのグリップ交換なら嫌って言うほどやったので、バイクのハンドル交換ぐらい大丈夫。
さて、モタード化の第二段としてハンドルを交換する訳ですが、用意したのはACTIVEがリリースしてる『FANATIC HT-TYPE(ゴールド:\5,565)』です。
グリップは色々と悩んだのですが、衝撃吸収ゲル内臓のプログリップ(\1,680)です。
あと接着剤としてDAYTONAのグリップボンド(\577)を用意しました。
接着剤は手持ちのコニシボンドG10でも良かったんですけど、お店の人が『それでも良いけど専用タイプの方が安心ですよ』と言うので買ってしまいました。
上の写真の上のハンドルはヤフオクでゲットしたDT125Rのフロント周り一式についてきたハンドルです。
比較のために並べましたが、標準と比べてこれぐらいの差があります。
横幅 標準:780mm FANATIC:700mm
高さ 標準:70mm FANATIC:115mm
絞り 標準:70mm FANATIC:135mm
ハンドルの高さが足りないと思ってたので、115mmのHI-TYPEにしましたが、フロントホイルの17in化でフロントが50mm下がっているからもう少し高くてもいいかもね。
このハンドルだと21inホイールの時の高さにほぼ同じです。
リアは高さが殆ど変わっていないので、高さを合わせただけとも言えます。
グリップは、本当はスポンジかゴムスポンジの物が好きなんですが、この車体には似合わないので断念。
グランドマジェスティに付けてましたが、手のひらに振動が伝わってこないので痺れないんですよね。あのタイプって。
さて、早速ハンドル周りのスイッチ類、レバーなどを外します。
外したハンドルを純正のハンドルと並べてみます。
両側4cmの短縮サイズになりますが、結構感覚的にも楽になります。
オフ車のハンドルって自分の肩幅よりも広いので、体が自然とハンドルに引き寄せられる形になるのですが、このポジションは私にとっては疲れるんです。
なんて言うか余計な力が入るんですよ。
肩幅に近い広さで腕立て伏せをするよりも、開いて腕立て伏せすると辛いですよね。あれと同じ感じになるんです。
本当はもっと狭いのが欲しかったのですが、そうすると全体のバランスが崩れそうなので、これに慣れて不満が出たら考えます。
ハンドルを外した車体側はこうなっています。
この状態で不要になるハンドルガードを取ってしまいます。
今時これはかっこ悪すぎますからね。
そしてハンドルを仮組みします。
この写真では若干後端が上がって見えますが、実際に座ってハンドル位置を調整するとこれが良いんです。
何故って、座るとリアサスが10cmぐらい沈むからです。
この状態で左のスイッチボックスとクラッチを取り付けます。
実際にシートに座りクラッチを握った状態で角度を調節しネジを締め付けます。
そしてハンドルも仮締め状態から本締めにします。
クラッチだけで角度を合わせるとおかしな位置でハンドルが固定されると思ったので、今回はこの手順にしてみました。
そして右側のスイッチ類なども組んでいきます。
この状態ではスロットルが古いままですが、最初に外しておかなかったので仮組みしてしまいます。
この写真を見ても判るとおりエビ反りの刑でばりばり剥がします。
でも明らかに手順を間違えてますね。一番最初、古いハンドルの時ににやる作業でした。
そして出来上がりの状態。
このグリップはオープン型なのでバーエンドが取り付け可能です。
手持ちのウエイトとバーエンドを組み込むつもりでしたが、ウエイトは入ってもバーエンドが入りません。
別に部品を調達しないとダメですね。
これが出来上がりの状態。
前から見るとかなり雰囲気が変わりましたね。
随分とスリムな印象になりました。
ここで部屋に戻ると二輪館から『部品が届きました』の伝言が携帯に入ってました。
折角なので今日のうちにと思い(土曜日は久しぶりに走りたいし)部品を取りに行ってきました。
ついでにバーエンドの箱の裏に書いてある取り付け方法もチェックすると、単に不要な部品は付けないだけと判りました。
これが取り付け後の姿です。
今回購入したグリップは振動吸収ゲルが入ってるだけあって、幕張の二輪館までの往復12kmでは全然痺れが来ませんでした。
が、.....走りながら振動が来てるかどうかじっくり感覚を澄ませると、確かにグリップはびびってます。
ゲルが大部分吸収してますが、長距離になるとある程度は痺れそうなので、予防策して先に付けちゃいます。
次ぎは....土曜日に前後スプロケットを交換して、チェーンを交換する。520へのコンバートだね。
あと、フェンダーの加工もやらなくちゃいけないし、シートも加工しなくちゃいけない.....
材料がまだ揃ってないから来週かな?
取り敢えずは、今日取り寄せた部品がこれです。
AFAM フロントスプロケット(21203+_13T) \3,150
AFAM リアスプロケット(13511+_46T) \7,245
DID 520VM-110L \10,914
かし丸君 \14,280
合計で35,589円でした。
かし丸君が価格を押し上げてますが、こんどFZ6-Sのチェーン交換も自分でやるので元はとれますね。
<<前後スプロケットとチェーン交換(520コンバート)>>
(2006/08/12)
今日は早起きしてさっさと520コンバート作業を済ませる予定でしたが、『かし丸君』の使い方がそもそも判って無いこともあり、先ずは部屋の中でチェーンのリンク数を110コマから108コマに短縮する作業をやってみました。
最初から108コマのリンク数でチェーンが売られていれば早いんですが、なかなか上手く行きませんね。
さて、私の場合新品チェーンへの交換は初めてなので、先ずはチェーンのコマ数ってなんだ?と言う所から確認しなくちゃいけません。
指でプレートの数を確認していくと54枚?
と言う事は接続用のコマを入れて55枚になり、ピンの数が110本。なるほどピンの数ですね。
であればプレートを一枚外せば2コマ減るので、練習を兼ねて一番最初のピンを外してみます。
意外と簡単に抜けるものですね。
位置あわせもカチッ!と音がして定位置で止まるので不安がありません。
つづいて2本目のピンも同じ手順で抜きます。
この抜くためのピンが、梱包を解いた状態ではねじ込むボルトの先端に裏返しになって入っているので、『あっ!これ不良品だ。部品が足りない』と電話をしかけました。
でも、それも変な話なのでじっくり見ていくと、このクルクル回る奴は抜けるのか?と疑問に思い、抜いてみたらピンが裏返しに入ってたと。
まあ、上手い作りになってますね。
変なところで感心してしまいました。マニュアルにそう書いてくれてるともっと感心したんですが.....
上の3枚目が作業終了状態の写真です。
この真ん中の凸型のピンが右のぶっといボルトの先端に埋まっているんです。梱包状態ではね。
抜き終わったピンは使えませんが、]リングは使えそうですね。
さて、さっそくリアホイールを外してスプロケットを交換します。
作業は慣れたせいもあって取り外しに5分、スプロケットの取り外し→取り付けが10分程度で終わりました。
取り外したものを新品と並べると、一回りでかいですね。
そして組み付けは規定トルクの3.5kgで行います。
ステンレスのキャップボルトにしてあるので錆びる心配もないし、見た目も綺麗ですね。
次の作業はフロントスプロケットの取り外しです。
でも、ここではたと困りました。
フロントスプロケットがクルクル回るんです。
完全に作業手順を間違えてます。
先にチェーンが繋がった状態でフロントスプロケットのナットを緩めないとダメです。
ギアを入れてロック状態で回す荒業も考えましたが、それって故障の原因になるので中止。
色々と考えた結果、チェーンをスプロケットに通しサイドスタンドにチェーンを巻きつけて固定してからナットを回しました。
これだとエンジンには影響がでません。多少、スタンドの塗装に傷が付く程度です。
取り外したフロントスプロケットと新品です。
こちらは一回り小さくなってます。
しかも厚みが半分ぐらい
おやっと思って車体側を見ると、ちゃんとチェーンラインが出るようにカラーが付いてますね。
これが取り付けた状態です。
ロックワッシャは新品を必ず付けて下さいとサービスマニュアルには書かれてますが、手持ちが無いので流用です。
まだ2,000kmしか走って無いので許してください?
あとはチェーンを巻きつけて、
かし丸君でぐりぐりと圧着&リベット締め。
なかなか作業性はよろしいですね。→かし丸君
これで520コンバート作業は終了。
何て言うか.....そのうちエンジンを170ccにボアアップするかDT200Rのエンジンに積み替えてしまいそうな気が.....
<<フロントフェンダーの交換>>
(2006/08/12)
※このコンテンツはフロントフェンダーの交換のページから、最後の取り付け部分のみコピーしてきました。
ヘッドライトカバーの切断完了です。
かなり凸凹してますので、カッターとやすりで整えた後、早速つけてみました。
なかなか良いですね。
でも、ガソリンコックの辺りが盛り上がっているのが残念。
なんかここだけでデザインを台無しにしてると思うのは私だけでしょうか?
さて、邪魔な突起物を切り取ってしまえばフェンダーがつきます。
早速取り付けてみましょう。
でも付かないんだな。ハーネスが何故かブリッジの下を通ってるんです。
内径6mmで長さが20mmのカラーを買ってこないと取り付けが出来ません。
それともハーネスを一旦全部外して別ルートを通してしまうか......
とも考えましたが、カラーを買ってきました。素直ですね。
このカラーを取り付けが楽になるように裏側からガムテープで仮止めしたボルトに通します。
これで取付け準備完了。さっそく車体に取付けます。
悪くないですよね。
ちょっとメタリックカラーが明るいんですが、それほど変な印象はありませんのでこのまま行きます。
後はシートを改造して、ステップをもっと太いものに交換して、前後ブレーキを交換して、サススプリングを交換して....まだまだ先は長いなぁ
<<フェンダーレスキットの組み込み>>
(2006/08/19)
※このコンテンツはフロントフェンダーの交換のページから、最後の取り付け部分のみコピーしてきました。
今回フェンダーレス化をするにあたり、用意した部品はGマジェ用のフェンダーレスキットとホームセンターで買ってきた汎用の取付金具、KIJIMAのLEDストップランプキットです。
これを色々と加工して出来上がったのが状態です。
今回はほぼイメージどおりに組みあがりました。
何故『ほぼ』なのかと言うと、反射板を取り付けるスペースがなくなってしまいました。
本当はストップランプを台座の上に載せて、この写真でつけている位置には反射板をつける予定だったんです。
加工のし易さを優先させたのでこうなったのですが、反射板は小さいし軽いので後で適当に貼り付けます。
実際に取り付けてみると、配線が妙に余っています。
いままでこの余長はどこに収まっていたんでしょう?
適当に配線をねじりっ子で纏めてスイッチを入れてみます。
すると点灯しません。
おやっと思い元のランプを繋ぎなおしてテストすると....点灯します。
黒のアースは黒に繋いで、黄色は黄色、赤は青線に赤が入っているので青に繋ぎます。
まさかと思い黄色と赤を逆にしてみます。
するとヤッパリ点灯しました。
これって汎用なので各メーカーの色に合わせている訳じゃないんですね。
そして余っている配線を綺麗に纏めて出来上がったのがこれ。
どうですか?
私的には90点ですね。
後でナンバープレートのセンターに小型の反射板をぶら下げます。
<<ハイシートへの改造>>
例によって改造の過程は元になったページを見てください。
何度か作り直して最終的に元のシートを表皮側に持ってこないとダメってのが判りました。
そこで下に高弾性ウレタンを敷き、その上に元のシートを若干削って形を整えセットします。
これが加工途中の写真ですが、ある程度の圧縮を掛けるため、マジックテープをグルッと巻いて仮止めします。
この状態でシートカバーをタッカーでガシガシ止めていきます。
そして出来上がりがこの写真。
表面が硬いのと、マジックテープを使って仮止めしたおかげで作業性が格段に上がりました。
残念なのは高弾性ウレタンを接着剤で張ったので、その後が凸凹になって残ってしまったことですね。
でも、仕上がりはとても満足できます。
早速車体に取り付けたのですが、ちっとおかしい。
タンクとの隙間が開きすぎですね。
ここはダンボールとマジックテープでフック側との隙間をある程度埋めてしまいます。
これでまあまあ....ちょっと不満はあるが....取り付けが完了です。
う〜ん。まんぞく。
余り欲張りすぎても上手くいかないでしょうから、今回はこれで完成とします。
やっぱり思い切って加工するためには加工用に1セット仕入れないとダメですね。