YAMAHA FZ6-S Fazer



2006/05/05 伊豆スカイライン:亀石スカイポートで撮影





<<啓蟄:久しぶりの目覚め>>

(2006/03/11)
今日は晴れたら伊豆まで行こうかなぁ....と思いつつ、起きたら天気が良かったので朝の8:00からFZ6-Sの冬篭りを解きました。
駐輪場に行ってみると、またまたカバーが外されています。
先週の日曜に4カ月ぶりにエンジンを掛けてみたのですが、とりあえず問題なく掛かるのを確認してカバーを掛けました。
その時にカバーの上からロックを通さなかったのですが、また悪戯されたのでしょうか?

とりあえずマシンの状態を確認すると、傷も付いて無いし鍵穴も平気。
何なんでしょうね?
とりあえず洗車セットをシートバッグに詰めてコイン洗車場に行きました。


洗車場は朝の8:00と言うのに人が一杯です。
天気が良いってことでドライブ前に車を洗う人が詰め掛けてました。
でも、ジェットガンは人気が無いので空いてます。
バイクで自動洗車は無理なので、私にとっては好都合なんですけどね。


さて、カバーを掛けていたとは言え、流石に4ヶ月も放置していると物凄く汚れてます。
大部分は目の前の畑から飛んでくる土埃なんですが、シートの網目などにびっしりとこびり付いているので水圧で吹き飛ばすジェットガンは洗車に最適。
最初に全体を洗い流して、一旦停止している最中にスポンジとクリーナーでゴシゴシ。
仕上げにもう一度洗い流して5分で完了!



洗い上がってじっくり見ると、結構塗装が痛んでます。



所々、塗装が浮き上がっているのは中が腐食しているんでしょうね。
一度塗装を剥がして塗りなおし.....って、それは無理です。これって結晶塗装じゃなかったっけ?
まあ、あまり酷いことになったら考えなくちゃいけませんが、オイル汚れはパーツクリーナーで今度の日曜にでも落とすつもりです。


本当は伊豆にプジョーでお出かけのつもりでしたが、折角なのでFZ6-Sで房総を回ってきました。
最初は5,000回転以下で全体を確認しながら走行し、徐々に7,000、9,000と上げていきます。
高速での走行なので9,000回転固定で暫く走った後、3速で13,000回転まで引っ張り、4速でも13,000回転まで引き上げます。
この時の速度が3速では180km/h、4速なら200km/h。


館山道は長い直線が多いので、4速13,000回転を暫く維持したまま走ります。
久しぶりにFZ6-Sに乗りましたが、やっぱりいいバイクですね。
GSX-R1000みたいに250km/hから上の速度で走るのは無理ですが、国内では200km/hまでが楽しければOKでしょう。
高速道路と言えど200km/hで走るとあっという間に前走車に追いついてしまいますからね。
FZ6-Sならレッドゾーンまで使えば4速でも220km/hまで行けます。



ちなみに高速では何時も4速で走ることが多いのですが、これは加速力を考えてこうしてます。
やはり600ccのトルクとパワーでは、前が空いた時の再加速時に5速以上のギアはカッタルイです。
なので5速、6速は燃費を考えて走る時や、混んでて速度が出ない時以外は入れることがありませんね。


久しぶりにFZ6-Sの良さを確認して今日は満足です。








<<シートの改良その2>>

(2006/04/15)
先々週、久しぶりに土日がお休みになったので伊豆に行ってきました。
往復400kmを超えるロングツーリングは去年の11月上旬以来ですので、半年近くやってなかったことになります。
その影響が何処に来たかと言うと、お尻。そして右肩。


月曜日に会社に行ってあまりにも右肩が張るので「こりゃ高血圧になったか?」と血圧を何度も測ったりしました。
意識して肩に力が入らないようにしてたのですが、そんなに簡単なことではなかったようです。

それからお尻ですが、痔になる寸前まで行きました。
流石に400kmは長時間です。
朝9:00に出発して夕方6:00に帰宅するまでに途中4〜5回の休憩を入れますが、1〜2時間は座りっぱなしですからね。
やはり出来の悪いFZ6-Sのシートでは長距離は辛いです。



と言う事で、更なる改造です。
FZ6-Sのシートの何処が悪いのかじっくり考えて見ます。
一般に「シートが硬すぎる」と言われてますが、家の近所を中心に走り回る人なら許容範囲でしょう。
実際、良く出来た木工家具は、クッション無しでむき出しの木肌に長時間座ってても尻が痛くなることは有りません。
つまり形がお尻に合っていると、太股の裏側からお尻にかけて全体で体重を支えることになるので、体重が分散されて痛くないんです。

じゃあFZ6のシートをどうすれば良いのか?
幅を広げるなどの改造は無理です。やりたければ社外品と交換になりますね。
となると、お尻の形に合わせて成型するしかありません。
※あくまでも長距離用です。 サーキット専用、峠専用のシートとは根本的に考え方が違います。



さて、成型前のシートはこれです。




そして全く手が入っていなかった頃のシートがこれ。




今思うのは、FZ6のシートも形は悪くないってこと。
当初、イニシャルを硬くしすぎていたことと、極端に前方に座っていたので前を削りましたが、今考えると無駄なことをやっていました。
それも含めてあるべき姿に戻すとこんな感じになります。




FZ6のシートは後ろが跳ね上がった形でセットされているので、イニシャルが硬いと尾骨のあたりが突き上げられる感じになります。
修正のポイントは、実際に座った時に痛くなる部分が左右の大腿骨の付け根の下あたりと、尾骨の周囲のと言うことから、その部分を削ります。
つまり、太股の前から尾骨のあたりまで全体に体重が分散されることを目指します。
上の写真でわかるとおり、お尻の周囲をザックリ削ったのが判ると思います。


この改造は効果があったようで、25km先のジョイフル本田まで往復しましたがかなり調子が良いです。
シーツカバーとの間に挟んでいる低反発ウレタンがいい乗り心地を出してますね。
でも、目指す乗り心地にはまだ達していません。
何が足りないのかと言うと、空気バネまたはジェルやウオーターバッグなどでぴったりとしたコンタクト面が作れていないことです。
ここまでやれば最高の乗り心地になりますよ。間違いなく。

今、ジェルのクッションシートをインターネットで検索してますので、入手できれば低反発ウレタンと差し替えます。



(2006/04/29)
残念なことに今日は午後から大雨が降るらしく、伊豆に出かけるのは明日に延期しました。
でも、折角なので改良後のシートの収まり具合を写真に撮って見ました。



この状態でみるともう少し後ろを削っても良いかな?って感じですね。
実際には先週の土曜に亀石峠まで行きましたが、非常に良かったです。全然痛く無いです。
ジェルシートは見つからなかったのでキャンプ用の保冷材(常温ではコンニャクの様なジェル状態)を買って来ましたが、使わなくても良いかな?


あと、シートバッグもまたぐ時に邪魔なのでキャリアの上に固定してみました。
その都度取り外して部屋まで持ち帰るので、何時ものとおりマジックテープで下を左右2箇所。上はぐるっとキャリアに巻き付ける形で1箇所固定してます。
取り付けも、取り外しも30秒と簡単なので便利ですね。

ほぼ同じ大きさとデザインで21Lまで拡大できるシートバッグもGW期間中に買う予定なので、ちょっと大きなお買い物をする時以外はこれらで充分です。




と言う事で買ってきたのがこれ。
いつものドライバーズスタンド2輪館の幕張店です。
南海部品も良く行きますが、こっちのお店はポイントが溜まっていたのでこちらにしました。
4,700ポイントほど溜まっていて、このコンパクトシートバッグを1,800円で買えました。






もしかしたらと思ったのですが、流石にヘルメットは収まりませんでした。
高さがあと3cmあればすっぽりと収まるぐらいの大きさに拡張できるので、これを積んでおけば困ることは無いでしょう。
買うとしても干物とかのお土産ですからね。

ただ、せんべいとかお饅頭の類は入らないですね。
物理的にサイズが小さすぎます。
左手の前の奴は意外に色んなものが入って重宝したんですけど。








<<RIZOMAのステップキット>>

(2006/04/11)
RIZOMAのステップキットを発注しました。
発注したお店は『 spiralspinner 』さんです。
とても丁寧なお店手で、イタリアからからの仕入れも無事に済ますことができました。(^-^)

在庫を常に持っている訳では無いようですが、大体一ヶ月で輸入出来るようですので、外国との取引に自信がある人以外はお任せしたほうが絶対にお得です。



FZ6は長く乗れそうなバイクなので、ある程度は手を入れて自分の体に合わせようと思います。
ハンドルもちょっと遠いのであと3cmぐらい手元に引こうかなと思っています。
そうなると折角入れ替えたブレーキホースも交換しなくちゃダメって気がするので、その前にオーリンズのサスに行くでしょうね。


今回はRIZOMA本社からの取り寄せなので、船便で1ヶ月ぐらい掛かります。
GW前に取り付けたいけど、ちょっと無理そうですね。



(2006/05/10)
ステップキットが到着しました。
約一ヶ月の船旅だったようですね。かなり大きな(25cm×40cm×15cmぐらい)箱に入って来ました。




最初、各構成部品が全部パラパラな状態でやってくるんだと思っていましたが、実は組み上がった状態で箱に入ってました。
それで思ったよりも大きな箱になったようです。


まずは右側。リアブレーキペダルの状況です。
踏んだ後に引きずらないように輪ゴムの太いのをよじって絡めてあります。
フレームへの取り付けボルトは付いてきていないので、標準のボルトを流用することになります。
なお、ステップは可倒式ではありません。ガッチリ固定されています。

また、ペダルは当然角度の調整が出来ます。
ピボット部が標準と同様にギザギザになっていますが、アーム側の穴がギザギザになっていないので微調整が可能ですね。
さらにトウ側についてるペダルも六角レンチで緩めるとグルグル回せるので、微調整が可能です。









でもって左足。チェンジペダル側です。
自立させるのは無理だったので乾電池の上に載せてみました。








手に持ってみると、かなり軽いです。
アルミブロックからの削り出しですが、工作精度が高く仕上げも綺麗ですね。
また、可能な限り肉抜きをっていますね。

とりあえず平日はバイクを弄ってる暇が無いので、取り付けは土曜日になります。
今週末は雨なので取り付けるだけで終わりかな?



(2006/05/13)
明日は休日出勤なので朝からステップキットの交換に入りました。
まずは複雑と思われる右側から交換です。
こちらにはブレーキペダルがありますから、リアブレーキのマスターシリンダーとストップランプのスイッチを一緒に取り外します。


まずはマスターシリンダーを固定しているボルトを六角レンチで外します。これは簡単。
次にフレームに固定しているボルトを同じ六角レンチで外します。これも簡単。
問題はマスターシリンダーのポンプ部分とブレーキペダルとの接合部が簡単に外れないこと。


ペダル自体はスコッ!と外れるんですが、その支点の裏側にこのポンプ部分が繋がっていて、結構な長さのネジが付いてます。
これをグルグル回して外すのは大変なので(と言うか回るのか?)先に裏側からネジ止めしてあるブレーキランプのスイッチ部分を外します。
するとステップ全体が外れるので、あとはコイルを外してしまえばポンプ部分についている金具がフリーでくるくる回ります。

と書きましたが、後になって良く考えると割りピンを外してこの金具をフリーにしてしまうのが正解ですね。



このコの字型の金具は取り外す必要はありません。




説明書らしきものが一枚ついてますが、外すときには全く参考になりませんでした。
勘で作業しましたが、そんなに難しくはないですね。
フレームにかちゃかちゃ当たって小傷が付いてしまったので、先にガムテープでも貼って置けばよかったなと。


とりあえず新旧のステップキットを並べてみました。




この取り外した右側にRIZOMAの左側を載せてフレームへの取り付け位置を合わせてみました。
こうするとステップバーの位置が簡単に比較できますが、下の取り外したステップキットのプラスネジの部分が元々のステップバーの位置です。
計ってみると8cm後退して5cm上に上がっています。
ステップの位置を簡単に変えられるように沢山穴が開いている訳ですが、そのプレートの位置が元々のステップバーの位置ですので、アームの分だけ後退していると考えれば比較しやすいですね。





取り付けはこの逆になりますが、取扱説明書(と呼べるかは別にして)を見ると、先ほど最後にグルグル回して外したポンプ部との接合金具を転用することになっていますね。
しかし、この金具って割りピンで固定してあるんですよ。
このピンをペンチで丁寧に(曲げて固定している所を)伸ばして取り外します。
そして新しいほうに........持って行くとまた取り付けが面倒だねぇ


今は取り付けないでマスターシリンダー側に先に付けちゃいましょう。
ステップキットをフレームに固定する前に割りピンを通してマスターシリンダーのポンプ部を固定する方が作業性はいいですね。



その後でストップランプスイッチにぶら下がってるスプリングをペンチで突っ込むと。
後はフレームに固定するだけ。これで行きましょう。


取り付け自体は簡単で、ものの5分で付きました。
そしてブレーキペダルの角度を調整してキーを回す。と.........
おや?ブレーキランプが点きっぱなしです。
つかない位置にポンプの位置を...これ以上動かない.....


結局、また全部取り外してスイッチを固定している金具を上下逆にして距離を稼ぎます。
そしてポンプの金具も目一杯引いて再度アタック!
しかし、またもやランプが点きっぱなしです。


なのでまた全部外して、スイッチについてる固定用の部品(プラ製)をスイッチ本体のネジ部分の一番奥までねじ込みます。
最初、一番先っぽまで引いてたのですが、これだとスイッチ本体が上に移動してしまって距離が伸びてしまいます。
そうするとスプリングを付けた状態で既にランプがついてしまうので、奥まで押し込んでスイッチ本体をスプリング側に押し出します。


ここまでやって、やっとランプが消灯しました。
この様な試行錯誤をずっとやってて最終的な作業時間がなんと2時間半。しかも右側だけです。
まあ、最初からスイッチの調整に時間が掛かるのは予想してたので、最初から右側を先に交換すると決めていました。


とにかくスイッチ部分の作業性が悪いんです。
ステップキットの裏側にL字型の金具で固定するんですが、スイッチとステップキットの間に六角のナットが入り、キットの表側から六角レンチで締める構造です。
このナットとスイッチの隙間が殆ど無いので手持ちのスパナ類が入らないんですよ。
結局ラジオペンチを使って固定しながら六角レンチを回す。外す時はこの逆と。これに相当手間取りました。
あと、長さの調節ね。伸ばして仮止め。キーをひねってガックリ.....
これを延々とやりましたからね。


ま、手間取りましたが、仕上がりはこうなりました。



雨の中での作業でしたが、屋根つきのバイク置き場なので助かりました。
続いて左側の交換です。
こっちはとても簡単で、リンクのギア側のボルトを六角レンチで外してからフレームのボルトを外します。
あとはそのままフレームの裏側を走っているリンクごと抜き取るだけ。
作業時間にして5分です。


取り付けも取り外したリンクの先っぽの金具をレンチで取り外して付け替えます。
それをフレームの裏に通して、先にリンクのギア側のボルトを固定します。
あとはフレームにステップキットを固定して、リンクをくるくる回して接続。
これだけです。



取り付けが終わった状態がこれです。
そのあとギアチェンジがちゃんとできるかエンジンを掛けてシフトチェンジをやってみます。
センタースタンドを出してバイクに跨ってチェックしましたが、ギアを入れるとエンスト?
なんどやってもエンスト。


そんなバカなと思いタイヤを見ると盗難防止の多関節ロックが......
ヤバイ!
急いで外してエンジンを掛けてギアを入れるとエンスト?
よ〜くみるとサイドスタンドも出てました......


でもよかったですよ。多関節ロックしたままギアなんぞ入れたら壊れちゃいますから(^o^;;;
最終的に問題なくギアチェンジできてステップの位置も問題なし。
ペダルの位置に関してはとりあえず問題ないので、あとは峠を走りながら微調整ですね。
六角レンチを一本持って行けばいつでも微調整できるので、今日はこれまでです。


最後についてきたマニュアルです。






(2006/05/21)
今日は早起きをして亀石まで行って来ました。
目的はもちろん峠でステップキットの調整をするためです。
普段走る所で何時ものように走ってみないと丁度良い位置がわかりませんから。


その前に高速での具合ですが、良いです。
純正は妙に前方に付いているので、高速に乗ってお尻を後ろにずらすと足の納まりが悪いんですよ。ニーグリップも出来ないし。
でもこれならバッチリとニーグリップも決まるし、自然と前傾姿勢になって良いですね。
R1000に乗ってた頃を思い出しました。


さて、今日は箱根到着が朝の7:000。伊豆スカイラインに乗ったのが7:15。
早朝なので殆ど車が走っていませんから、先ずは伊豆スカイラインを堪能することにします。
最初は何時もと違うポジションなので上手く行きませんでしたが、山伏峠の手前では何時もの感覚に近くなりました。
乗ってみて判るのは、ステップが上に上がった事による操作感の違いです。
なんて言うか、今までよりもっとスムーズに倒しこみができます。



そして伊豆スカイラインを堪能した後で亀石峠を下り、伊東マリンタウンで休憩後に亀石峠をアタックします。
今回は調整目的なので、何時ものように走りますが、一回毎に停まって調整をしました。
最初のアタックではブレーキ側の調整です。

(調整前)


(調整後)


右側はアームをもう一段下向きになるように角度を調整します。
これだと下がり過ぎるので、つま先をグルッと上向きに変えて微調整です。
純正のようにブレーキペダルのピボットに踵が乗るとかの不具合も無いので、これで確定にします。




次ぎは左側。
右側の調子を見るため一往復してから下がりすぎていたのを調整します。

(調整前)


(調整後)



こっちの調整は結構手間取りました。
まず、ペダルのピボット部でペダルを固定している六角ボルトがステップに干渉して上手く回りません。
結論から言うとグラスファイバー製の羽のような奴を外して裏のリンクを結合するボルトを外します。
そしてペダルをフリーにしてから角度を調整し、元に戻します。


これで一往復してみました。
すると、ローギアに入りません。何やっても入らないって事で再度調整します。
結論から言うとフレームの裏を通っているリンクがピボット部の根本まで入ってたため長さが不足してました。
これを直してもう一往復。今度は良いですね。


一回調整するごとに30分近く掛かったので、今日はこれで亀石峠を撤収します。
朝っぱらから伊豆スカイラインを堪能しましたからね。
伊豆スカイラインを熱海峠まで戻り、今度は椿ラインに入ります。
と言っても走るのではなくて、お昼ご飯のために下るだけ。
ところが大問題発生!


今度はローギアしか入りません! どないなっとんじゃ〜
と言う事で何とか何時ものデニーズに辿り着き、先ずは昼食。
昼食後にじっくりみると、ポジション調整用のボルトが一本緩んで頭が完全に飛び出ています。
これが邪魔をしてペダルが上に上がらなかったんですね。



まあ、色々とありましたが、これにして正解ですね。
ただ残念なのは、この一番後ろの一番上が非常に操作性が良くて気に入ったのですが、ちょっと膝の曲がりがきついかな?
理由はシートのあんこ抜きをしてあるからです。


この抜いたアンコの分だけシートとステップが近づいて膝が余計に曲がってしまいます。
先にステップキットを導入して好きなポジションに合せてからアンコを抜くのが一番ですね。
アンコを足しちゃおうかなぁ......


(2006/05/28)
アンコを足すのは無理っぽいので、ステップを下げました。
真ん中の列の一番下です。
大体2cm下がって1cm前にでた感じです。
これだと膝に余裕が出来て楽になりました。たった2cmなのにね。



(2006/08/23)

RIZOMAのステップキットは基本的にレース用として作られています。
なので、ブレーキペダルを戻すのにスプリングを使わずに輪ゴムの太いのを使っています。
この輪ゴムはレース毎に交換する消耗品ですので、一般道を走ってるとあっという間に切れます。


たまたま切れててもブレーキランプがつきっ放しにはならないのですが、念のためにスプリングを購入して組み込みました。

詳細は後ろです......









<<久々に燃費チェック>>

(2006/05/04)
久々に燃費を確認してみます。

今日、房総半島をぐるっと回って来たのですが、いつもは早めに入れるのを我慢して「F」マークが出るまで走ってみようと思いました。
ちょうど君津の出光前で300kmを超えたので、もういいかとマイドカードで給油です。
幾ら入ったかというと、14,34L。 リッターあたり21km走ってました。


このバイクは本当に燃費がいいですね。普通に走ると20km/Lは楽勝です。
でも、峠で遊ぶといきなり15km/Lまで落ちますね。
いつも茅ヶ崎で給油してから箱根に向かいますが、峠を走り回ってまたここに給油に戻ると230kmほど走って15Lとちょっと入ります。
やっぱり回しすぎかもね。


タイヤのグリップが良くなるとコーナーでも遠慮なくアクセルを開けられるので、気持ちが良いです。
コーナー手前で2速にシフトダウンして回転を8,000回転まで上げるんですが、旋回に入る頃には7,000回転ぐらいに落ちて、そこから加速を開始します。
そのまま9,000回転までじりじりと回転を上げながらコーナーをクリアして13,000回転まで引っ張って3速にシフトアップ。


こういう走り方が出来る峠ってあんまりないですからね。
お金持ちはターンパイクでガンガン走るんでしょうけど、流石に有料道路をタダで何往復もできないので私は亀石でいいです。


ちなみにチェーンの交換時期がそろそろなのでスプロケットの様子を見ました。



ドライブ側はカバーを外すのが面倒なので見てませんが、リアはまだ大丈夫ですね。
山が大分削れてますが、この分ならドライブ側もあと5,000kmはいけるでしょう。
次も純正かなぁ。やっぱり頑丈だし。



ちなみに、全く関係ないんですが、サイドスタンドでアスファルトが掘れてしまうので、ゴム板を買ってきて二つに切って接着したものを置いてます。
500円で作れるのでお勧めです。








<<GALFER WAVE DISK>>

(2006/05/17)
GALFERのディスクを注文しました。
スペインから届くのを待っていると1カ月かかるわけですが、流石にそんなに待つ気はないので国内で在庫を探しました。
するとカタログの型番と若干違う『DC495W』と言うのを見つけました。

型番のDCとDFは材質がステンレスか鋳鉄の違いなのかなと思っていましたが、じつはDCは2ピースでDFは1ピースでした。
つまり今まで載せてた写真はDF495Wではなくて、DC495Wだったと言うことが判明しました。
これにはビックリ!
早速DC495Wで左右2枚発注しました。




あるお店の一覧なのですが、確かに良く見るとDFxxxって1ピース構造ですわ。
ですから、見た目も重視している私としてはDCxxxが欲しかったものなので、国内に在庫があったことに感謝してます。
勿論、販売店の保障なし。
なぜなら'03 YZF-R6用のディスクローターであってFZ6用として売ってないからです。


今回、私はこれをネット手で発注してます。
今週末には届くと思うので、バロンに持ち込んで交換ですね。
バロンには了解をとってます。


本当はバロンに発注したんですが、代理店に注文したら何時入るのか全然判らないので受けられないと返って来ました。
仕方なく、じゃあ自分がスペインから引っ張ってくるから付けてくれと交渉したわけです。
ブレーキ関係は命にかかわるのでちょっと弄りたくないなぁ...と。


ちなみにGALFERはアクティブが代理店になっているので、カタログはそこからも取れます。
ホームページに上がっているものと同じものですが、アクティブからpdfを拾ってきました。

また、ブレーキングのウエーブディスクならデイトナが扱っているので何処でも入手可能です。
ブレーキングの製品もYZF-R6の2003年型と同一の物が使えるとなっていますので、入手性は悲観することはありません。
外見がイメージできるよう、カタログの一部を切り取ったので貼り付けます。



でも、流石に中古市場に出回るのは期待できませんけどね。
R6もFZ6も国内流通量が少なすぎますから。
この一覧のSTX46DってのかYZF-R6とFZ6に共通で使えるウエーブローターです。

値段はどっちを選んでも39,000円程度と一緒なので、あとはお好み次第ですね。
私はへそ曲がりなので、当然GALFERを選びました。



(2006/05/21)
なんと今日の朝9:00に来ていました。
今日は朝の4:00起きをして伊豆に出かけたので帰ってきてビックリです。
取り付けはバロンに依頼してあって、次の土曜に予約を入れています。





う〜ん。来週の土曜日が待ち遠しい。
今回はパッドの交換をせずにディスクだけの交換です。
これでディスクの効果を確認した後で、キャリパーをベルリンガーかブレンボかAPに変えます。
たぶん、ブレンボでしょうね。
キャリパーサポートもでてますから。



(2006/05/23)
今日、2つ目の箱を開封しました。
箱の大きさが違ってましたが、メーカー出荷時のシールの上から輸入もとのACTIVEのシールが貼られていました。
問題は、そのシールが間違っていたこと。
中に入っていたのはDF495FLWです。




同じ2ピース構造ですが、色も厚みも違います。
こんなものどうやって使えっての。
早速、販売店に文句つけました。送る時に箱の形が違ってたら中身を確認するのが当たり前だろってね。
明日中に店員に自宅まで届けさせろとメールを出しましたが、さて、帰宅時に玄関で待っていますかね?
それがきちんとできる会社なら一流だし、出来ないならネット取引の資格なし!


(2006/05/24)
とりあえず明日の夕方に注文したものが代理店から直接届くことになりました。
お店側も中身を確認して無いので大きな事言えないんですが、どうも代理店側で梱包を誤ってたようです。
今回の注文は事前に色々と質問してて、判らない事はその都度代理店に確認したうえで私の注文を代理店に流しているようです。


つまり店内に在庫は無くて注文を受けてから代理店から取り寄せたみたいですね。
日本企業ならこんなミスはしませんが、相手はスペイン。ラテン系のノリで仕事してるから日本側で中身を確認しないとダメでしょう。
でも、まだまだ国内に在庫があるみたいですね。
てことは、なんでレッドバロンでこれを取り寄せられないんでしょ?




(2006/05/27)
ちょっと気になることが...
今日、DC495Wを2枚とDF495FLWを1枚送って来ました。しかも夜の10時。お願いしたとおりです。




お店の話では今回何故違う商品を同一の型番で管理していたのか(輸入代理店側が)調べたところ、すでに本国ではDC495Wは生産中止となっており、DF495FLWに切り替わっているとのこと。
なので新しいDF495FLWの方が気に入るかも知れないからと、お店側の配慮で2種類送ってくれました。
まあ、それはそれで非常に嬉しい事です。


でも、私は当初の予定通りDC495Wを選びますよと先にメールを返しておきました。
元々国内では保証が無いFZ6-Sへの取り付けなので、本国では適合確認済のDC495Wを選ぶのが正しいでしょう。
今回、DC495Wを付けといて、後で減ったらDF495FLWを使うっててもあるしね。

でも、それ以前にFZ6-Sのサービスマニュアルを見ると気になることがあります。


本国では適合となってますが、サービスマニュアルを見るとギリギリ適合していると言うのがホントのところ?
と言うのは、純正のディスクの厚みが5mmなのに対してDC495Wは4.5mmしか無いのです。 ※表示がね。
DF495FLWに至っては4.2mmしかありません。 ※こっちも表示がね
問題なのはFZ6-Sは厚みが4.5mmを切ったら新品に換えろと指定されていることです。







上にサービスマニュアルの一部を持ってきましたが、新品状態が4.5mmのDC495Wってのはどうなんだろう?

と、ここまで書いて『でも、あれってビックリするぐらい厚かったよな....』と思い出して厚みを計ってみました。
するとやっぱり5mmありますよ。
ん?と思って表示されている文字を読むと、『ミニマムは4.5mmね!』『こっちのミニマムは4.2mmね!』.....
なんだ、何処まで減ったら交換しろの表示でした。チャンチャン!

と言うことは、新しいDF495FLWの方が強度が増してて4.2mmに減るまで耐えられるってことか.....
ま、でも今回は当初の選択で行きましょう。
どうせあと30,000km走っても平気なようだし。


なんにせよ、こういった商品を使う時にはそれ相応の覚悟も必要ってことですかね。
なお、デイトナ扱いのブレーキングの製品もこの問題は発生しません。
カタログの一部を切り取ってきましたが、





ブレーキングの製品も厚みが最初から純正と同じ5mmなんですね。
結果として、ガルファーでもブレーキングでも好きな方を選べって事ですね。
ガルファーも翌日には納品になるぐらい早いし。


ちなみに今まで使っていた純正品は4.8mmまで厚みが減っていました。
すでに16,000km走っている割には減って無いですね。
純正なら40,000kmぐらいは持ちそうです。とりあえず捨てないで保管しときましょう。




(2006/05/27)
今日は朝から仕事でしたが、午前中でなんとか終わり時間が取れたので取り付けに行って来ました。
取り付け工賃は9920円。
高いなぁと思いつつも『部品持込だから仕方ないか』と諦めてみる。


さて、取り付け自体は40分程度でしたが、暇なのでベルリンガーの見積もりを取ってみたり、飾ってあったマラグーティのファントムマックスに跨ったりと暇を潰しました。
マックスの隣に新型のスカブが飾って有りましたが、やっぱりファントムマックスのほうに興味があります。
シルバーの実物は始めて見ましたが、そのまんまプラスチックって感じが安っぽくて残念。
もし買ったら間違いなく全塗装しますね。私だったら。


それは置いといて、交換が終わって引渡しの時に『最初は全然効かないので気をつけてください』と言われました。
そんなことは判ってますよと受け取って、店内で5m程走ってブレーキをかけると.....全然効かない!
す〜〜〜っと前に進んで停まりました。







とりあえず慎重に自宅まで帰ってきましたが、その間何度も ガツン!ガツン! とブレーキを強めにかけました。
この程度ではまだあたりはでませんが、上の写真のとおり黒い皮膜がディスク上に残りました。
ディスクについてた簡単なチラシを見ると、『このディスクはガルファー製のパッドか純正のパッドでもっとも良く効くように作られています』と書いてますね。


パッドについては今回交換していません。
本来新品に変えるべきなのですが、キャリパーの交換も考えているのでそのまま持越しです。
ディスクの交換時に残量を見てもらいましたが、『あと6分残ってますね。これは2個目ですか?』と聞かれました。


その前にマイクロメーターでディスクの厚みを計ってもらったのですが、なんと4.9mm残ってました。
実際に外したローターを見ると、パッドが当たる面とその内側の当たらない面に段差がありません。
マジでローターが減ってないんです。


いや〜。純正恐るべし。
捨てるの勿体無いので持ち帰ってきました。



(2006/05/28)
今日は本当なら朝から伊豆に行きたかった所ですが、朝から雨降ってましたからねぇ....
やっと午後になって太陽が出てきたので、稲毛海岸まで出かけて海岸沿いの道でフル加速&フルブレーキのチェックをしました。
とは言ってもフルブレーキでロックでもされたらたまんないので、徐々に握りを強くしていったんですけどね。


感想はと言うと、キャリパーが純正なのでフィーリングは純正そのものです。
ただ、ディスクから例の『じ〜、じ〜』と言うパッドを削る音が聞こえません。
意外なことにこっちの方が静です。
多分、スリットも外周の山も斜めに入っているために、抵抗が少ないんでしょう。


じゃあ純正のままでいいじゃないかって事になりそうですが、握った時の効き方が2割り増しって感じで制動力自体は上がっています。
全速度域で純正と同じフィーリングで制動力が2割り増しになった感じですね。
このパッドは初期制動力は大した事が無いので、これはこれで安心して使えますね。
下が滑りやすい道とかでいきなりロックすることはなさそうです。


でも、これにラジポンつけると低速域ではジャックナイフできそうですね。
その後でゴールデンパッドに変えて、変化の具合を確かめた後にベルリンガーかな。
夏のボーナスは貯金に回したいかなって気がしてるし.....







<<ラジアルポンプは断念>>

(2006/06/04)
ブレーキマスタのラジアルポンプ化を検討していましたが断念しました。
そもそもレッドバロンで『ここまでやったらキャリパーよりもマスター変えたほうが効果がでますよ』と諭されたのがきっかけではあるが、『買うならこれですかね?』と検討していたのがデイトナニッシンのブレーキマスタ。



FZ6のマスター径はディスクのところに載せたサービスマニュアルにも書いてますが、16mmになっています。
なのでデイトナ・ニッシンを付けるとするなら縦型Φ19 ( ※ 横型5/8相当 )ですね。

最初、16mm → 19mmだと送り出し側が太すぎて効きすぎるかと思ったのですが、送り出すフルードの量がこれで合っているんですね。
ディスクに当たりが付いたらキャリパーを交換してみようかと思ってましたが、6分残ってるならラジポンに変えた方が楽しそうですね。
キャリパー本体を変えるのは暫く待ってみましょう。
※見た目重視で多分変えちゃうんですけど。

定価21,000円だけどネットショップでの売値が大体18,000円ぐらい。
工賃を5,000円ぐらいとすれば手頃かな。
APの可変式ブレーキマスターは興味がありますが、値段が高いのでちょっと手がでないし、ベルリンガーのマスターも10万円近い値段ですのでこれも却下。
消去法でニッシンが残ったわけです。



そんな訳で早いうちに変えようと思っていた訳ですが、今日(6/4)亀石から帰ってきたのが午後3時で時間がたっぷり合ったので、帰り際に二輪館に行ってきました。
そしてブレーキマスタを注文したところ、こいつは下からホースを出すタイプなのでカウルに当たるかもしれませんねと言われ、とりあえず付くかどうか合わせてみましょうと言う事になりました。
現在のブレーキマスタの上にこれを乗せようとしたら.....

スクリーンが邪魔で位置合わせができない!
そしてなんとか上にあてがって見ると、思った以上にハンドルから飛び出していて、左に大きく切った状態ではレバーがスクリーンに当たってしまいます。

通常の使用状況では大丈夫なんですが、駐車時にハンドルロックしようと思うとスクリーンに当たってしまいます。
どうやらスクリーンを1cm程削らないとロックできないようです。
かと言ってスクリーンを削るわけには行きませんので、残る手はハンドルを交換するか手元側にセットバックするアダプターを付けなくてはいけません。




確かにハンドルを手元側にあと2cmぐらい引くともっと楽にはなるんですが、今のハンドル位置で慣れているので困っちゃいましたね。
峠を走るなら逆に2cmぐらい前に出したいぐらいですから。


本当にダメなのかなと思いひっくり返して左側で位置あわせしてみましたが、やはり1cmぐらいスクリーンを削らないと当たります。
店員と二人で色々やりましたが、スクリーンを削るのは後々クラックが入ったりして良くないので止めましょうとなりました。
また、セミラジアルポンプの物なら背が低いから当たらないけど、絶対後悔するから止めたほうが良いですよと釘を刺されました。


と言う事で今回は断念します。
これが一番効果が出る筈だったんですが、ハンドル交換しないとダメなので次回に回します。
車検を取ってからでしょうね。 


なので、先にキャリパー行っちゃいます。
今日、発注しました。



(2006/08/23)
ラジポン付いちゃいました。
付かないと断念したのですが、ヤフオクでDT125R用に落とした物を仮組みしたら全然OKです。
何処にも干渉しません。

詳細は後ろで......







<<バーエンド交換も断念>>

(2006/06/06)
やられた。
今日はバーエンドを交換しようと思い二輪館でお買い物をしてきました。

POSHビッグバーエンド \2,310
POSH M5バーエンドウエイト \1,680




これでハンドル内に真鍮製のウエイトを組み込んでの制振を試すことが出来ます。
ところが純正のバーエンドを外してビックリ!



あら?
なにやらぶっといネジが切ってあります。
しかもこの純正もかなりの重量があって制振効果はかなり高そうです。
そしてこのバーエンドが入るのですから当然ハンドル側にもネジが切ってあります。




実際にはハンドルの内側にスリーブを入れて、そのスリーブにネジが切ってあります。
これを外さないと今日買ったバーエンドは取り付けることができません。
でもどうやったら外せるんでしょ?


恐らくパーツクリーナーをハンドルとスリーブの間に吹き込んで、純正のバーエンドを軽く入れた後にプラスチックハンマーで叩いて接着面を剥がしながら引っ張るんでしょうねぇ?
なんか危なそうなので止めます。
折角買ったものが無駄になりましたが、どのみちラジポン化する時にはハンドル交換が必要なので、その時まで保管します。




(2006/06/11)
『取り外したけどダメでした。』ではつまらないので、盆栽化を決定。
今回はハンドル交換までのつなぎとして、ブルーメタリックで塗装することにします。


あまりにもおバカなネタなので別なページに書くことにします。






<<ミラーの交換を検討>>

(2006/06/06)
ず〜っと前から考えていたことなのですが、ウインカー内蔵型のミラーに交換したいなぁと。
そこで今日は先ずフロントカウルの取り外しに挑戦しました。
取り外す作業自体は凄く簡単でものの2分でインナーカウルが外れます。




使用する工具は六角レンチとプラスのドライバーだけ。
とりあえず両側を外してミラーを万歳させたのがこの状態です。




でも、この状態でミラーは外れますが、要らなくなるウインカーが外れません。
詳細な分解図が無いので判らないのですが、どうもインナーカウルを取った状態で見えるネジを外しただけではアウターカウルは外れないようです。
無理にこじると割れてしまうので諦めました。
今、ヤフオクにFZ6のカウルが出品されているんですが、それを見るとやはりヘッドライトユニットの奥にもビスが隠れていますね。
これを外すためにはカウル全体をシャシーから外さないと作業が出来ないので、今回は見送りです。



まあ、ここまで判ったから良しとして、ミラーは取り外してみました。




ミラーの取り付け部分です。
サイズを測ると28mm。
これはR1やR6と同じです。YAMAHA共通のサイズですね。


イタリア製のウインカー内臓ミラーが8,000円台から(片側)出てますので、これからじっくりと選びます。
でも、どうやらドゥカッテイ向けがメインらしくて30mmピッチのミラーが中心なんですよね。
YAMAHA用はデザインがイマイチだったのでちょっと保留です。
取付金具の加工で対応するか、台座のピッチを広げるか....


方法はいくらでもありますからね。
それよりは純正のウインカーの外し方を見つけるのが先かな。
固定部分のプラスチックの蓋を取ると、奥に6mmぐらいのナットが見えるので、それを外せば簡単に外れそうな気配ではあります。


それはそうと、この話題も盆栽化の方向に行っちゃうので別ページに続きを書きます。







<<現在17,000kmタイヤの状況>>

(2006/06/10)
タイヤはそろそろ交換時期みたいですね。




このタイヤって『スリップサインがここにありますよ』の△マークがついてませんね。
大した事じゃないので、ま、いいけど。

タイヤの残りは2mmって所です。
これからキャリパーとかハンドルとか色々と金が掛かりそうなので、もうちょっと我慢して乗ります。
以前の交換が10,600kmでしたので、6,400km走ってこの状態になりました。


ただし、空気圧が標準のフロント2.253kPa/リア2.5kPaに対して2.5kPa/2.9kPaと高めに入れてあるので、その分、減り方が少なくなっています。
標準の空気圧なら多分今頃スリップサインがでてますね。
標準の空気圧だとかなり粘りつくような抵抗(グリップ)を感じるのでスピードは上がりますが、その代わりにライフは短いと。
高めの設定ならグリップがちょっと物足りない代わりにライフは3割ぐらい長くなります。


基本的に良いタイヤなので次も入れたいのですが、次ぎはパイロットパワーに行ってみようと思ってます。
もちろん標準空気圧でね。



(2006/06/25)
今日は標準に戻したタイヤで亀石を走ってきました。
やっぱりこのタイヤはグリップが良いですね。全然怖さを感じることがありません。
でも、毛羽立ち方がやっぱり凄い。

いままで高い空気圧だったのであまり目立ちませんでしたが、標準に戻したら凄い毛羽立ち方をします。
やっぱり標準の空気圧を守ったら6,000km前後で坊主になるタイヤですよ。






<<シートをノーマルに戻す>>

(2006/08/23)
今日は朝から伊豆にでも行きたいなと思ってましたが、昨日、別な掲示板で一緒になったきんたさんから頂いたノーマルシートが届いたのでFZ6-Sのシートをノーマル状態に戻すことにしました。





まだまだ新車の香りがしそうな新しいシートなのですが、立ちゴケしてしまったらしくタンデムグリップ付近が破けてガムテープで塞いでありました。
じゃあ中身はどうなんだろう?と皮を剥いで見ると.....





ウレタンはとても綺麗です。
破けた所から水が浸入してるかな?と思ったのですが、それもありませんでした。





先ずはアンコ盛りをする前に頼んであった高弾性ウレタンと比較して見ます。
今回は2cmの厚さ幅25cm×長さ70cmの物を7枚注文したのですが、これで4,000円でした。

一枚だとたった2cmなのでぺっしゃんこになるんですが、これが3〜4枚重なるとかなりの弾力で体重を受け止めてくれます。
勿論、FZ6-Sのウレタンと比較すれば全然柔らかいですが、低反発ウレタンと比べるととても弾力があります。
ある程度の厚みがあれば、その弾力は中空のゴムボールをにぎにぎする感覚に近いですね。


ウレタンの性質の違いについてはこれぐらいにして、現在のシートも皮むきをして並べて見ます。





まあ、.....大分派手に削りましたからねぇ......
お尻の辺りで3cmは高さが違います。
ノーマルのステップではこれで良かったのですが、RIZOMAのステップキットを入れたら低すぎました。


確かにお尻は体重分散が出来ているので痛くはならないんですが、シートが低くなり、逆にステップの位置が上がったため膝が窮屈になったんです。
本当は一番後ろの一番上にしたかったんですが(乗ってて一番楽しかった)、膝が痛くなるので真ん中の列の上から3番目に落として使っていました。
これはノーマルシートを前提に作っているのが良くわかったのでシートを買いなおさないとと思っていたのですが、偶然にも別な掲示板で一緒になったきんたさんから頂ける事になり、今日、組込作業をやっている訳です。


さて、作業はノーマルに戻すところまでやりました。 皮をきんたさんから貰ったシートに移してノーマルシートの完成です。


乗ってみた感想ですが、3cm近くシートが上がったので一番後ろの一番上にステップを移動しても楽勝です。
膝の窮屈さがなくなりとてもいい感じです。
この状態で走るとタンクを両腿で挟み込むのが自然に出来ますし、ブレーキングでも体が前に行かないように両腿で抑えるのが楽です。


まずは一回伊豆を走ってみて、その後でアンコ盛りをやってみたいですね。
恐らく2cmぐらい盛ると丁度良いのではないかと思います。


余談ですが...RIZOMAのステップキットについてくる『ゴムの輪』は直ぐに切れます。
この輪ゴムはブレーキペダルがちゃんと戻るようにするために付いているのですが、ステップキットを付けて2回目で切れました。
元々がレース用なのでレース毎に交換する消耗品なんですね。


かといってそのままには出来ませんので(無くても実は関係ないんですが)KITACOのEXチャンバースプリングを(2本組み420円)購入して付けてしまいました。
長さが丁度よさげだったんです。







よ〜く見ると、RIZOMAのステップキットも白いアルミの錆びが浮いてます。
今年の梅雨と言い、梅雨明けの台風と言い、屋外駐車のバイクには辛い天候が続きましたからね。
9月になってちょっと涼しくなったら全体的に磨きなおしですね。









<<NISSINのラジポンはOK>>

(2006/08/23)

シートをノーマルに戻すついでにNISSINのラジポンが本当にダメなのか確認してみました。
ここんとこずっとDT125Rのモタード化をやっててバイク弄りに抵抗が無くなったってのが大きいですね。


さて、作業をしようとバイクを見ると......この2ヶ月かまってやらなかったせいで、結構な錆が出来ていました。




キャリパーもそうですが、ホイールからも白いアルミの錆が出ています。
とりあえず簡単に拭いた程度で済ませましたが(BERINGERに変える予定なので)普段乗らないとあっという間ですね。
気を取り直して先ずは純正のブレーキマスターをパシャ!




次に純正を外してNISSINのラジポンを仮止めして見ます。




あら〜。付いちゃいました。
二輪館で店員と色々やってみてダメだったんですが、やっぱり取り付けてみないと実際の所は判りませんね。

スクリーンが斜めに延びているので、純正の上に載せて乗るかどうか判断したのが間違いでした。
店員としても売り物に傷が付くのは嫌なので『仮組みして見ますか?』とは言えなかったんでしょうね。

とりあえずDT125Rのフロントブレーキ強化の為にヤフオクで落としたのですが、19mmを片押し1ポットのシングルディスクに使うのはオーバースペック過ぎるので、FZ6-Sに回してもいいかな?
でも、ブレーキ交換とかも自分でやってみたいので、これは予定通りDT125Rに持って行きます。
DT125Rじゃマスターかでかすぎるので、いきなりジャックナイフするかもしらんけど。








<<現在20,002km タイヤもGPR-α10へ>>

(2006/09/16〜30)

先ずはすっかり坊主になってしまったパイロットスポーツを交換せねばなりません。
これで雨でも降られたらブレーキ掛けた途端に転倒しますからね。


今回の候補は同じミシュランのパイロットパワーだったのですが、DT125Rのモタード化をやっている過程でダンロップのGPR-α10の評判がとても良かったので買ってみることにしました。 当初はDT125Rに履くつもりで見積もりを取ってたのですが、125ccにGPR-α10はねぇだろうってことでFZ6-Sになりました。
今回の交換もいつもの二輪館です。
価格は....

フロント120/70 ZR17\16,500
リア180/55 ZR17\24,500
工賃\3,150
チッソ充填\1,050
合計\45,200

ちょっと高いですねぇ.....
実は交換して自宅に帰ったら二輪館から『このハガキを持ってきたら全品15%引きにします』と優待券が届いてました (涙)



(2006/09/17)
とりあえずGPR-α10の皮むきをしないとダメなのですが、天気がどうも良くないようです。
であれば高速で1時間以内の場所が良いので、もみじロードにしました。

昨日、二輪館から帰る途中の十字路で前後のタイヤが同時にスライドしてビビリましたが、今日は大丈夫ですね。
とりあえず速度を抑えて1本目を走り、次にいつもの速度で走ろうとしたら雨が降ってきました。
流石にこれでは皮むきもままならないので、一旦引き上げです。


普段より遅い80km/h前後でのコーナリングですので、本来のグリップ力を試すまでには至ってません。




(2006/09/23)
先週に引き続きもみじロードです。
今日はもみじロードの写真を撮る方を優先してたので一本しか走ってません。また雨が降ってきました。
結論から言うと、良くわからないタイヤです。


まだ皮むきが完了していないと考えた方が良いのかな。
タイヤの表面が溶けてないので、コーナリング時のグリップ力が判断できません。
どうもパイロットスポーツとは性格が違うようですね。
粘りつくようなグリップが感じられませんし、タイヤからの情報が少ないと思います。


まだまだ真価は発揮していないと言ったところでしょうか。
自宅に戻ってタイヤをみても表面が溶けてませんからね。




(2006/09/30)
今日は走るために伊豆に行きます。
久しぶりの伊豆スカイラインですが、このタイヤはこういった場所じゃないと本性が出てこないでしょう。


さて、一本目。伊豆スカイラインに入るといきなり対向車からパッシングです。
これは交通安全週間の最終日ってことでネズミ捕りをやっているってことですね。
なので一本目は捨ててネズミ捕りの場所を確認するにとどめます。
そして冷川までタイヤを暖めながら走り、ターンして全開走行です。


いいですね。
充分に温まった状態でパワーを掛けてやるとガッチリと路面を捉えて最高のグリップ力です。
市販のスポーツタイヤとしては相当ハイレベルなグリップ力だと思います。
なんせ何時もより速度が上がっているのに、車体が外に逃げていきません。グイグイ曲がっていきます。


これはFZ6-Sに標準で付いてたD252Fとは根本的に作りが違いますね。
情報の少なさという点でダンロップってこんなものかと思ってましたが、一皮剥けると凄くいいタイヤです。




これは高速を走って帰ってきた後の状態なのであんまり酷くないのですが、伊豆スカイラインを走ってから亀石峠を走り、そのまま伊豆スカイラインで熱海まで帰ってきた後はもっと溶けた状態になってました。
FZ6-Sの馬力又はトルクが1000ccクラスならもっとボロボロに出来るんですけどね。


とりあえずFZ6-SとGPR-α10の相性はバッチリです。
当分これで行けそうな気がします。



(2006/10/28)
GPR-α10に変えて1,500kmほど走りました。
今までと違うのはリアよりもむしろフロントですね。




今まで履いてたパイロットスポーツってここまでフロントが溶けませんでした。
履き替えて伊豆スカイラインを走ってて思うのは、

『やたらグリップがいい』
『狙ったラインから外れない』
『早めにアクセルを開けても外に流れない』

こんなところでしょうか。特にフロントの安心感が高いですね。
首都高速を120km/hぐらいで流してて、カーブの途中でアクセルを開けながら内側の車線に切れ込むなんてのが簡単に出来てしまいます。




リアに関しても同様です。
走った直後はゴムのカスがびっしりとこびり付きますが、タイヤが流れませんね。
1000ccクラスのマシンならパワースライドに持っていけるんでしょうけど、FZ6-Sと私の腕前では無理ですね。



(2006/11/12)

交換してから2,700km走りました。今の状態です。



減るのが目茶目茶早いです。
恐らくおいしく走れるのは4,000kmまででしょうね。
センター部分はまだまだ残っているので直線はいけます。
でもワインディングを走るために買ったタイヤなのにサイド部分がつるつるでは話になりませんからねぇ....









<<フロント周りのYZF-R6化>>

(2006/10/01)
次に行くべき道はどっちか。
先ず今のFZ6-Sのブレーキについて考えよう。
FZ6-Sのブレーキシステムはタコか?


前は確かに不満でした。でも今はそんなことはありません。
GALFERのWAVE DISCに変えてからは、亀石峠で130km/hで走ってきてコーナー手前でシフトダウン&ブレーキングするとガツン!と効いて速度が落ちます。
ガツン!グッグッ!という感じで制動が掛かるのですがグッグッ!と急速に減速していくフィーリングは純正ディスクでは感じられませんでした。
これはクリーニング効果というかパッドをディスクが削って利き味を維持する効果なんでしょうね。


ただし、見た目を考えると折角のGALFERに純正のキャリパーでは華がありません。
折角ウエーブディスクに変えたのだから、更にカッコよくしたくてベルリンガーを発注したのですが、ベルリンガーには縁がなかったようですね。


今考えてみるとGALFERは大正解でした。
ブレーキシステムとして考えた場合、むしろマスターのフィーリングが駄目ですね。

二輪館でNISSINのラジアルマスターを購入しかけましたが、売り物と言う事もあり、上に乗せてサイズが合うか試してしまいました。
これが失敗の原因で、純正を外して試していれば何も問題がなかったのです。

すでに付くことを確認してますし、部品も揃っているのでこの冬に交換することにします。
なのでベルリンガーに変わるキャリパーをどうやって見つけるかが課題になっていました。



色々とあったのですが、実は'03-04のYZF-R6のフロントフォークを確保しました。
ついでに同じ'03-04のYZF-R6のMOSキャリパーもね。






YZF-R6の'03-04型はフロントホイール(ハブ)とアクスルシャフトは共通だった筈なのでFZ6-Sの物がそのまま使えます。
違うとすればアクスルシャフトですが、これは新品で買っても大した値段ではないので無視します。


あとブレーキローターは既にGALFERのWAVEに換えてますが、これは'03-04のR6と共通です。
そしてフォークのインナーシャフト径も共通。
となると全ての部品が揃ったことになりますね。




これでやっとこの形に行けそうです。




(2006/10/23)
実はヤフオクでR6の前足を手に入れた直後に新品の出品がありました。
落札価格は\21,500だったと思いますが、定価11万円超の部品ですからうらやましい限りです。


落札者はいつも行ってる掲示板も見てたらしく、落札後に書込みがありました。
色々と書いてるうちに、落札した商品が届き早速装着したようです。
そして....サイズが合わない!と報告がありました。


そうなんです。
FZ6-SとYZF-R6はフォーク間ピッチが違うんです。
どうやら彼は、サイズが合わないことを知らなかったようです。

そのままでは自分で鉄工所に行って加工してしまいそうでしたので、いつも行ってるスポーツバイクネットの記事を紹介しました。
この情報は何時も覗いてるスポーツバイクネットと言う海外のサイトに載っていて、ユーザーのFAZR6さんが自分で設計したチタン製のスペーサー類をキットとして販売してくれてます。

自分で図面を引いて作ってもらうと結構な値段がかかりますからね。
それよりも実績のあるパーツを購入したほうが安全で、かつ、安価です。


私も11月に入ったら購入する予定でしたが、後輩に頼んで買ってもらうのを止めて、彼に一緒に購入してもらうことにしました。
到着は11月20日頃ですかね?


フォーク間ピッチが会わないので当然フロントフェンダーも加工が必要です。
実際には現物合わせをやってみて、その後で穴の位置を考えます。
新品のYZF-R6のフェンダーを買っても\7,193なんですが、フォークとの間に隙間が空くのでスペーサーが必要です。
これは汎用の100円の奴でいけますね。
最初から買っといたほうがいいかな?




2004年モデルの『ビビッド レッド カクテル1』のフェンダーが黒なので、これが転用できます。



(2006/11/18)

たかさんからR6化に必要なスペーサーが届きました。



実物を見て最初に思ったのは、黒い部品がセットになっている意味。
『これは何処に使うんだろう?』


どうもフェンダーの幅が合わないのを調節する部品のようです。
こんな部品まで入って48ドル(海外発送の場合)ですので、これはお買い得ですよ!


構成は見てのとおりです。

@.MOSキャリパー用のスペーサーが4枚。厚さが2mmです。これはホームセンターでも似たような物は入手可能でしょう。
A.カラー2個。日本で探すとこれは特注になりますね。
    厚みが16mmですが、盛り上がっている部分が5mm。薄い部分が10mm。厚みが変わっていく部分に1mmです。(※計り方間違えてた見たいです。20mmだとおもう)
B.フェンダー位置調整金具2個。これも特注ですね。



出来合いの汎用品など有り得ないので、やはりこれを購入して良かったです。
先週の土曜にはアクスルシャフトを購入してましたので早速組んで見ます。



カラーが左右逆に入ったかな?
組んでみないと判りませんが、恐らく盛り上がっている方が外側ですね。
フランジボルトが中空じゃないので、アクスルスライダーは付かないなぁ.....
別に欲しくも無いんだけどね。賑やかになっていいかな?


今日はそろそろ雨が降るので、組み込みは祝日(11/23)にでもやります。




(2006/11/23)
今日は祝日なのに会社に出勤しなくても大丈夫。普段は応援に駆り出されますが、今日はセーフでした。
さて現状から確認しましょう。




実はこの角度から見るFZ6-Sが一番好きですね。





キャリパーを先ず外します。
減ってないねぇ。
高速と有料道路ばかり走っているので、距離が伸びる割にはブレーキをあまり使わないので減らないんですよ。
錆はご愛嬌だね。


キャリパーが外れれば次はアクスルシャフトです。
これは19mmのヘックスで外します。
右側をヘックスでぐりぐり回せば外れます。FZ6-Sは対抗側にボルトが無いタイプですね。





実はこの六角レンチは最後まで迷いました。
こんなもので1,344円もするんですよ!

R6のフォークに交換しても19mmのヘックスを使うのは判っていますので、だったらトルクレンチ用のソケットを買おうと考えました。
しかし、ロイヤルホームセンターにもテルウエルホームセンターにも在庫が無し。
幕張の二輪館にも行きましたがこれしか在庫が無かったので、仕方なく買いましたよ。
あと22mmのソケットね。こっちは普通のボルト用です。



これを探すのに時間が掛かってしまったので作業はお昼近くになってしまいましたが、そのまま続行です。
アクスルを抜いてタイヤを外すとこんな感じ。ちょっと間抜けなFZ6-Sです。




バイク用のジャッキを持っていないので、とりあえずプラケースをエグゾーストパイプの下に突っ込みました。







これが外したフロントフォークです。
確かにほんの一寸R6の方が短いですね。
でもこれぐらいなら問題ないでしょう。高さが上下20mm以内なら車検にはパスしますから。





ブレーキを付けたままなのでブラブラしちゃってますが、どうせ今後は使わないのでこのまま作業を進めます。




アンダーブラケットが錆だらけですよ。
お! そう言えばこれを書いてて気が付いた!
アンダーブラケットの錆を落とすの忘れてた....ま、いいか。

ちなみにここを外すときは8mmのヘックスが必要です。


さて、いよいよR6のフォークをセットします。




トップブリッジの突き出しは0mmです。とりあえず。
中古で購入したフォークなので、塗装?が禿げてますね。前のオーナーは結構弄ってたようです。
このトップブリッジのキャップボルトは6mmです。意外と細いです。しかも一本。


右側のフォークをセットして締めようとしたら、微妙にブレーキレバーが邪魔!
どうせ使わないので取ってしまいます。




このブレーキマスターって、よく見るとブレンボですね。16mmのシリンダーを使っています。
邪魔なものが無くなれば後はサクサク締めるだけ。
締め付けトルクは3kgです。



そして肝心のスペーサーです。




左がR6化に必要なスペーサーです。
高さ(長さ)が20mmぐらいですね。純正の方は18mmぐらい。
適当な定規で測ったので正確な数字では有りません。
でも、MOSキャリ用のスペーサーが2mm厚なので、ほぼ合ってるでしょう。


このスペーサーが欲しい人は『http://forums.sportbikes.net/』を読んで『Sharkbait66』さんにコンタクトしてください。
折角キットとして売ってくれてますので、利用しない手はありません。
自分で作ると結構大変ですよ。
キャリパーは何とかなったとしても、内径20mmのスペーサーを作るのは金かかりますよ。
値段を調べてないけど、R6のフェンダーを買うと5,000円じゃ買えないはず。セローでさえ7,000円しますからね。



さて、ホイールを戻しましょうか...
と思ってよく見ると、ローターのボルトがすげぇ錆。
やっぱり交換したいのでボルトを探しに行きました。


でも売ってないのよ。この形は。



これはヤフオクなどで売られているYAMAHA用のチタンボルトです。
別にステンレスでいいんですが、売ってないのよね。
形が特殊なので汎用品ではローターが遊んでしまい、金属疲労でローターのボルトが一気に折れる可能性が高い手ので純正を頼むしかなさそうです。


とりあえずレッドバロンでボルトを注文して、今日の作業はここまでにしました。
最近日が暮れるの早くてね。









<<フロントブレーキのMOSキャリ化>>
(2006/11/25)
さあR6化の続きです。今日もいい天気ですね。ここ一番の冷え込みでしたが。

さて、先ずはキャリパーを確認します。
これもヤフオクで落札したYZF-R6 (03-04モデル) のMOSキャリパーです。
フロントのマスターとホーンがおまけで付いてきました。


おまけは不要なのでさっさと外して状態を確認すると綺麗ですね。
でも折角手元にあるのですから分解洗浄してから組み込むことにします。




キャリパーを分解するとモノブロックであることが良くわかります。
コッターピンを2本外してロックピンを抜けば板バネとパッドが外れます。
あとは洗面台に持って行ってお水でじゃぶじゃぶ洗います。勿論ブラシを使いますよ〜。
特にピストン周りが汚いのでブラシを使って念入りに洗います。


洗いあがったらピストンの動きを確認してスムースに動くならOK。
渋いときはピストンを抜いて綺麗に洗ってからグリースを塗りますが、今回のはサクサク動きますので、そのまま使います。





組み直した状態がこれです。
この年式はアルミピストンですから結構いい買い物できましたね。
古いの拾っちゃうと鉄ピストンだから錆がね...



さて、綺麗になった所で車体に取り付けます。




先ずはNISSINのラジポンです。
以前つくことは確認済みなので特に問題はでませんでした。


次にMOSキャリパーです。



試しにスペーサー無しで組んでみました。
軽く当たってますね。内側が。
でもこの程度のセンターずれなら市販のシムでも何とかなっちゃいますね。




取り付け部分はこんな感じですよ。
こに5〜6枚のシムを挟むよりも一枚物の方がいいですよね。


右側はダブルのバンジョーボルトを使います。




マスターから右のキャリパーに入って、そこで折り返して左に向かいます。
こうすることでフェンダーに用意されているホースクランプが使えるようになります。
このタイプはスズキに多いのかな。
前に乗ってたGSX-R1000もこれでしたね。あっちはラジアルマウントキャリパーでしたけど。


今回R6化したことでブレーキホースがアンダーブラケットに用意されているクランプを通るようになりました。




ここが前は汚かったんですよね。
フォークの錆も無くなって綺麗になりました。





組んでいるうちに困ったのがこの部分。
ラジポンのブレーキスイッチ部分です。ちょっと長さが足りなくて配線の継ぎ足しを覚悟しました。
このスイッチの角度が変えられれば問題ないんですけどね。


結局、配線を無理やり引き出して繋ぎました。なんとかなるものです。


そしてフェンダーを固定する金具を取り付けます。
あの黒い金具は前傾姿勢で取り付くんですね。






ちょっと逆光で見づらいんですが、マクロ撮影と両方載せます。


ここまで来れば後はブレーキのエア抜きです。
ところがここで問題発生!

なんとエアが抜けません。
マイテイバッグを使っているのですが、ブリーダーに繋ぐと確かに負圧が発生してキャリパーに残ってたフルードが出てきます。
でもタンクからフルードが来ないんですよ。


色々試した結果、辿り着いたのは『どうもタンクかタンクとマスター間のホースがダメらしい』と言うことです。
仕方ないのでエア抜きは後日です。


このままだと一日が勿体無いので、レッドバロンに頼んでおいたローター用のボルトを引き取ってきます。
そしてブレーキローターのボルトを全て交換します。




ほんと錆だらけで酷いんです。
これを放置すると次にローターを外そうとしたときに舐めてしまいそうですので、念を入れての交換でした。
これで本日の作業は終了です。
後はマスターのホースを洗面台でチェックして、明日以降、晴れた日に取り付け&エア抜きです。





最後の状態がこれです。
リアのフルード用タンクがまっ茶色です。腐ってますね。これ。

フロントのタンクもいまいちかっこ悪いので交換しようかな。









<<エア抜き完了。試運転>>

(2006/11/26)
今日は雨の予定でしたが、なんとか持ちこたえているようなので早速エア抜きを開始します。




昨日と同様マイティバッグを繋いでエア抜きを開始します。
昨日の時点でおかしかったので、朝起きたときに熱湯の中にマスターを入れてみました。
単純に古いフルードがこびり付いているんだろうと考えたわけですが、確かに熱湯の中になんかトロ〜と出てきましたね。


これで大丈夫だろうと思ってたのですが、やっぱり手応えがありません。
困った時は基本に戻る。これ鉄則ですね。


まず、一番臭いのがマスターの中にエアが残ってフルードを押せないと言う事。
これはマスターのブリーダーにマイティバッグを繋いでぐいぐいとエアを抜いていきます。
するとこれでもかというぐらいエアが抜けてきました。
これじゃいくらレバーを引いてもフルードは送り出せませんね。


DT125Rの時はブレンボのラジアルマスターでしたが、あれはキャリパー側のブリーダーを緩めればフルードがだだ漏れしてくるぐらいでしたので、メーカーによってかなり違いがありますね。
今回使ったNISSINは、マスター側のエアを抜いてからレバーを引くと、ぐんぐんカップからフルードが減っていきます。
それこそ面白いぐらいに減っていくので、減らなくなった時点でキャリパー側からエア抜きをします。


上の写真がその状態になるんですが、左側から見たときにフォークのアウターの一番上。突起がありますね。
ここにクランプをセットしてその間をブレーキホースが通るのですが、一寸短くて通せません。
今回425mmのホースを使いましたが、私と同じh型にする人は450mmを買ったほうが良いですよ。


ちなみにマスターから右キャリパーまでのホースは730mmです。
また、マスターにストレートのバンジョーアダプターを繋ぐとハンドルに干渉するので (ギリギリ回避できますが) 20°曲がった奴がベストです。
勿論NISSINの場合ね。


さて、レバーに感触が出てきたのでキャリパーとマスターからそれぞれ一回エアを抜いて完了です。
握り心地はガッチリしてます。かなり硬さもあります。
使い方を間違えなければマイティバッグは良いですね。お勧めです。







これがエア抜きも各部の締め直し(仮締め→規定のトルクで)も完了した状態です。
スクリーンが汚いから一度外して洗わなきゃダメですね。


さて、メットも何もありませんが、駐車場をぐるぐる回っての試運転をやってみました。
感想。

『ブレーキは問題ない。当たりもそこそこ。』
『フォークは....戻らない。なんだこれ?』


いままでのFZ6-Sのフォークは沈んだ後の反動が凄くて、ぴょんぴょん跳ねる感じでしたが、こいつは沈んだら沈みっぱなしです。
勿論戻ってくるのですが、時間をかけてじわっと戻ります。
これはもう乗り方を根本から変えないとダメっぽいですね。


今はサスの減衰調整などしている暇が無いのですが、後で時間を見て好みに合わせて行きたいですね。
フルアジャスタブルですからね。今後が楽しみです。





(2006/12/10)
前回エア抜きは完了したのですが、後で大変なことに気が付いてしまいました。
なんとマスターから右側に伸びるホースが、フォークの後ろを通らずに前側から回してしまいました。
何度か調整しているうちに取り回しを間違えたようです。


このままでは拙いので一旦外して後ろを通すことにしました。
ついでに左側に分岐するホースも若干短いので45cmに交換です。
交換作業自体はあっという間でしたが、またエア抜きで手間取りました。


前回の教訓でマスターから先に抜くのは判っていましたので、まずはこいつから手を出します。




ぶくぶくと勢い良くエアが抜けてきます。
その後左右のキャリパーからも抜いて、再度マスターから抜きます。

ここまでは順調で、作業は終わったのですが、ちょっとエアを噛んでますね。
どこだろ?
まあ、通常は一回では抜けないものなので、前回が上手く行き過ぎたのかもね。



今回はついでにマスターのクランプも交換しました。
ヤマハ純正でMT-01の部品を流用します。
問題は右側のブレーキマスター用を注文したので逆ネジだったことです。

普通のM10のボルトでステーを固定する筈だったのですが、逆ネジなんて都合よく手元にもホームセンターにもありません。
結局、手元に転がってた逆ネジアダプターで止めました。
あとでクラッチ側と交換ですね。


折角なので冬篭り前の大掃除をしちゃいます。




スクリーンの内側にいろんなゴミがはまっていたので、一旦取り外して綺麗にお掃除します。






これで完成。
ホースも定位置を通ったし、左側が遊んでたのがちゃんとフォークにクランプで固定できました。











<<車検&リコール対策>>

(2006/12/23)
いい天気ですねぇ。
こんな日はお出かけしたいところですが、車検が終わったFZ6-Sをレッドバロンから引き取ってこなくてはいけません。
あとプジョーの12ヶ月点検とビーナスコートのメンテもやらなくちゃいけないし、ヘッドライトの交換も必要です。
プジョーのヘッドライトは造形が綺麗なんですが、どうも構造的な欠陥があるようで、一年で内側から曇ってしまいます。

ま、ラテンの乗り物なんてこんなものでしょう。
ベルリンガーだっていくら待っても送ってこなかったしね。


さて、今回の車検はリコールが発生しているスロットルポジションセンサーの交換も同時にやっています。
ハガキを受け取った時は、右手のスロットル部分の不具合かと思ってましたが、エンジン吸気側のスロットルボディがダメみたいですね。
私の車体はリコール対象のロットでしたが、スロットルの使い方が他の人と違うのでしょうか?
症状は一度も出たことがありませんでした。


さて、車検から上がってきた車体にちょっとだけ手を加えました。
判りますか?





実はグリップエンドをメッキに変えました。
グランドマジェスティ用にY'sギアのバーハンセットを購入しましたが(大分前)その時に付いてきた物です。
偶々使ってたグリップがKIJIMAのスポンジグリップで、これはグリップエンドがクローズなので使えなかったんです。

ま、暇つぶしですね。


今回、前後スプロケットとチェーンも変えてますし、エアクリーナーも変えました。
交換した物を見ましたが、オイルがべったりと付着してます。
なんだろ?
2stオイルとも違いますね。


いつも高速を使って伊豆まで行きますが、夏場に着ているメッシュ素材は一日で網目の細かいところまで真っ黒になります。
これと同じものがエアクリーナーに付着しているわけですね。
こいつらは外してパンパン叩いたぐらいでは取れません。
これで結構パワーダウンしてたと思いますよ。


今日、湾岸線を流してきましたが、1速、2速でフル加速している時のエンジン音が全然違います。
勿論加速フィーリングもね。
マニュアルでは4年毎の交換とか書いてましたが、渋滞のひどい都心部をいつも通る人は車検毎の方がいいですね。








<<リアブレーキのMOSキャリ化>>

ヤフオクでリア用のMOSキャリパーを落札しました。8,250円でした。
折角フロントをYZF-R6のパーツで固めるのですから、リアもそれに合わせてブレーキぐらいは換えたいですよね。


(2006/11/12)
商品が届いたので早速仮組みしてみます。
まずは今のキャリパーの取り外し。
実はFZ6-Sのキャリパーを外すのは今回が初めてです。


最初に後ろ側のボルトを外します。
このボルトは12mmですね。あまり締め付けトルクが掛かってません。簡単に外れます。
前方のボルトが14mmでサイズが違うのは何故でしょう?
もしかしてと思い、キャリパーを持ち上げてみると....上がっちゃいました。




やられた!
こいつ方押しのピンスライドじゃん。
てことは、14mmの方はねじ穴が切られていないって事ね!

でも、後からタップで切っちゃえばOKかな?



気を取り直して前方のボルトも外して、さっそくMOSキャリを取り付けてみます。




ガーン!こんどは取り付けピッチが合わない。
MOSキャリに入札する前に取り付けピッチが94mmか83mmか調べたのですが、夜中にライトを持って定規を当てただけなので、まさか合わないとは思っても見ませんでした。
流用のヤマハと昔からよく言われるのですが、最近外れてばかりです。



キャリパーを外した状態です。
この状態でピッチを計ると90mmぐらいですね。まいったな。




前方がスライドピンになっていて、この取り外したボルトはキャリパー側に固定されています。
つまり、キャリパーサポートにこのスライドピンを差し込めば良いだけですので、外す必要はありません。

今、R6のリアブレーキシステムが出品されているのですが、キャリパーがどう見てもトリッカーやセローのフロントに使われている奴なんですよね。
そんなもの仕入れても使い道無いので.....


となると、R6のスイングアームごと持ってきちゃう?
さすがにそこまでやるつもりはないので、キャリパーサポートを探してきます。
R7のサポートが3,000円ぐらいで売りに出てたような...











仮置き



現在までの投入金額を途中集計中.......
これに後、キャリパーが入って、半年後に車検費用だな....
やっぱり安いかも。R1000とかR1に比べたらね。