獣道探検隊:DT125Rで行く元名、竹岡、金谷編



(2006/07/16)







<<金谷元名線>>

房総半島に残るダートコースとしてはかなりのロングコースだと言うこの金谷元名線。
今日始めて走りましたが、凄くいいコースです。
砂利道が延々と続いて、これぞ林道って感じがします。






このコースに入るには国道127号線を南下して富津金谷ICへの分岐に入ります。
この道路をインターチェンジに向かってちょっと走るとトンネルが見えてきますが、この手前を左に入ると林道です。
入り口付近はとりあえず舗装されていますね。











入り口から入るといきなりの急勾配で、しかも道路脇は砂利です。
これが滑るんですよ。
写真を撮るために方向転換しようとしたらフロントからズルズル滑りました。


まあ、中央部分を走ればよい訳で、これ自体は別に問題にはなりません。
ここを入り口から800mぐらいですかね?進んでいくと前方がなにやらダートっぽいじゃないですか。
やっと今日の目的が達成できそうです。







ダート区間の最初のあたりは比較的道も広くフラットです。
砂利道なので気の抜けない道ですが、天気がいいとほんとに気分が良いですね。







さて、竹岡線との合流地点に近づくと道が段々荒れてきます。
元々が岩場なんですね。
鋸山の近くなので山全体が大きな岩になっていて、そこを削って林道を切り開いています。
なので、路面が一枚の岩になっている場所もあります。


この上の写真も岩の上に砂利が乗った感じがわかりますよね。
このあたりはまだまだ普通に走れる区間ではありますが。





ここが竹岡線との合流地点です。
こんなちっちゃな方向指示板があるだけで、全然役に立っていません。
まずは竹岡に降りてみます。





金谷から登ってくると左手に行くわけですが、こっちもダートコースで楽しそうな気配がぷんぷんしてきます。
先ずはこちらから走ってみます。








入って暫くは平和な道ですが、直ぐに荒れ方が酷くなります。
こういう轍を選んで入っていく人が居るんでしょうね。
あきらかに、わざわざこの轍を選んで走っているタイヤの跡が見えます。


でもね〜。緑が綺麗なのよ。
ほんと疲れた心にはこの緑がいい薬になります。







麓近くまで降りてくると、所々で水が出ていてぐちゃぐちゃな路面になります。
道幅も狭くて、ここは四輪なら軽自動車じゃないと辛いんじゃないかな?









このトンネルが実質的な林道の終点です。
この素掘りのトンネルを抜けると溜池があり、その先は水田です。
そして左手に数百メートル行くとインターチェンジがあります。







さて、ここでUターンして今の道を上りで攻めて行きます。
まずは素掘りのトンネルですが、粘土質で水が出ているため下はヌルヌルの所があります。






同じところから下方向と上方向の写真を撮ってみました。
結構な勾配があります。8〜9°はありますね。





頂上付近まで来ると平和な道になってきます。
でも、この辺はほんとに岩を切り開いて作ってますよね。
普通に道路を作るよりも何倍か難しいんじゃないですかね?



さて、先ほどの合流点に戻り、元名方面を眺めます。




なんか鬱蒼とした草むらに突入って感じですね。






実際に少し走ると両側から草が覆いかぶさってきます。
そしてさらに行くと舗装された道路になります。
舗装なのか、岩肌を磨いたのかわかんないんですけどね。
なんせ両側がこの岩盤です。
削って道路にしたってのが正解かな?






暫く走るとちょっとした広場になって、記念碑らしきものが置いてあります。
休憩スペースに丁度良いですね。
これでトイレがあれば最高なんですが、そこまでサービスは良くないようです。









この広場を抜けるとパッと開ける所に出ます。
このあたりまでは路面は舗装?されています。
しかし、ここから数百メートルも下ると岩盤の上に砂利が乗った道路になります。
これってブレーキは利きませんよね。下の岩盤は一枚岩ですし、その上砂利が載った道路なんて最悪ですよ。


砂利がタップリ載った所をゆっくり走るか、砂利が乗ってない岩肌を走るかどっちかですね。
でも、嫌いじゃないです。こういう道って。







そして終点。
この林道の入り口は、国道127号線を下ってこの看板が目印です。
この近辺ではとっても有名なお店で所々に看板が出てますが、あと700mの看板を目印にしてください。


この先のT字路を左折するとこの林道に入れます。
暫く走るんですけどね。

バス停で言うと「元名」の停留所を左折です。