YAMAHA XT125X('08)
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やっと納車。発注から一ヶ月掛かりました。
はじめに
(2009/04/25)
4/21(火)に会社を突然ズル休みして川崎のモトショップ多摩さんに行って来ました。
ずっと前からXT125Xは欲しくて(もっと欲しいのはDT125Xだけど新車がでてないので)探していたのですが、偶々開いたページに在庫がありそうな予感がしたので電話を入れたところ『有るよ!』と電話が帰ってきました。
以前DT125Xの中古が40万円程度で出ていた時にちょっと迷ってたら消えてしまったので『買います!』と即答したのであります。
こういう買い物は勢いが大事です。迷ったら負け。
本当は土曜日(今日だね)に手続きに行こうとしていたのですが、それだと他所に在庫が取られるからすぐ来てくれと言うことになり、定刻直前に『明日会社に来ませんから、よろしく!』とズル休みを決めたのであ〜る♪
XT125Xがどんなバイクか解説すると、プレイバイクなんでしょうね。
形はモタードです。
アルミのしっかりしたフレームに10馬力にちょっと届かない空冷の4st125ccのエンジンを積んでいます。
手元に届いてみたら磁石がくっついて『実はド鉄のフレームでした』と言う可能性が物凄く高いんですけどね。
でもその辺はご愛嬌と言うことで済ませましょう。
そしてヨーロッパで一緒に売られているWR125Xは液冷の4st125ccで、こっちは15馬力あります。
本当ならこっちのエンジンが欲しいのですが、イマイチ全体の見た目が好きになれなかったのでXT125Xを狙っていました。
WR125Xはこっちの画像で確認してください。
かなり攻撃的なデザインでイケイケなんですが、現時点ではDT125Rのイメージに近いXT125Xがいいと思っています。
でも私の性格を考えるとこの後買っちゃうかもね。
WR125Xはこれからもずっと売られるバイクなので、それよりはDT125Xの中古が出てきて欲しいです。
こっちは既に入手不可能な状況ですから。
本家本元のホームページに行けばpdfで置いてありますが、
年度で比較できるように手元にも落としておきました。
しかし、こうやってWR125Xの車体をじっくり見てみるとDT125Xに使っていたパーツが流用されていますね。
フロントフォークはアウターが微妙に違うかもしれませんが多分同じです。
使っているフロントブレーキキャリパーは同じですし、ディスク径が一緒だから多分同じフロントフォークです。
ディスクはデザインが変わっていますがハブに固定するボルトの位置が一緒なので、多分DT125Xにも流用が可能です。
と言うことはハブも一緒でしょう。
DT125Xはエクセルリムが標準でついてましたが、もしかするとWR125Xも一緒?
ロゴがエクセルっぽくないのでヨーロッパ製みたいですからここは違うかも知れませんね。
さて、今回の車両は42万円でした。
ここに輸入元からの陸送の費用と納車整備と消費税、自賠責5年分と入って全部で51万円です。
この金額が高いかと言われたら高いですよ。
KYMCO Agiliti125が16万円で買えますからね。
比べちゃ酷ですが同じ空冷の4st125ccで値段がここまで違います。
でも、欲しいバイクだし、国内在庫はこれが最後の一台でしたから値切りも一切出来ません。
する気もないですけどね。
購入時に比較した車種など
今回XT125Xを購入するきっかけは、実はKAWASAKI KSR110のファイナルエディションを見たからです。
カラーリングは好きではないので08モデルのカラー若しくは07の限定色を探してみました。
価格的には国内モデルですから26万円程度と手ごろなのですが、サイズがやっぱり小さいですよね。
そこで以前から一台は確保してリビングに飾りたいと思っていたTDR80やTZM50も探してみました。
それぞれ20万円をちょっと下回る値段でそれなりのコンディションの物が買えるのですが、現在既にTZR125RSPを持っていて部品供給がイマイチなのが判っていますから、わざわざ古いのを買うことも無いだろうと思い直してXT125Xを再度探し始めました。
以前探したときに'05モデルが入ったのを最後に確認できていなかったので期待してませんでしたが、しつこく探してたら見つかりました。
元々の輸入会社は名古屋のIBSさんです。
ホームページもあるので皆さん知っていると思いますが、販売店向けの会社です。
ここにはWR125Xもあるので、YAMAHAのホームページで先ずはスペックのチェックです。
数年前から馬力表示ではなくなったので数字を見てもピンと来ない(YAMAHAは併記なので判りやすいです)のですが、やっぱりXT125Xは非力ですよね〜
ただ、WR125Xは馬力は15馬力でも液冷のため重量が重くなっています。
ちなみに過去の記事とダブりますが、DT125Xってこんな奴です。
※大きな写真を見つけてきたのでリンクします。
国内物のDT125Rとはちょっとどころかまるで違うバイクです。
使っているパーツが豪華と言うこともあり、これだったら50万しても仕方ないかと思っていました。
これを探していた当時のスペック比較表がこれです。
なんとこの当時のXT125Xは現行よりも軽い106kgしかありません。
フレームが今のとは全然違っていて、この当時のXT125XはDT125Xと同じフレームだったと思います。
国内のDT125Rのフレームなんかとほぼ同じものでした。
YAMAHA以外で探すとなると、このクラスはヨーロッパが主流なのでどうしてもあちらの車種になってきます。
ですが、SUZUKIもこのクラスを以前から出していて、DR125Lとかは以前から国内に入ってきています。
でも今はオフ車であるDR125LじゃなくてDR125SMが出ているんですね。
名前のとおりモタード系になります。
デザインがね。ちょっと好みじゃないので早々に候補から外れました。
DR125Lと比べると車体の構成などは全然良くなっては居るんですが、デザインは譲れないよねぇ。
ちなみにDR125Lは競技用車両なので保安部品を付けないと公道は走れません。
輸入車ですからナンバーは取れるんですが、取るための費用が12万円ぐらいはかかります。
リーガルキットが出ていませんから全部自作になりますので手間も掛かります。
さて本来の対抗馬になるのはやはりヨーロッパ勢です。
エンジンで分類するとYAMAHA製エンジンを積むマラグーティX3 mmotardと、ピアジオ製エンジンを積むデルビ Mulhacen 等です。
YAMAHA製エンジンは今回購入したXT125Xに積んでいる物と同じものが採用されています。
その中でも比較的にメジャーっぽいのがマラグーティですね。
このX3はオフロードタイプも出ています。
YAMAHAでもXT125X以外ではTT-R125、XTZ125など最近の空冷125ccはみんなこれですね。
車種も多く社外でも採用例が多いのでパーツの心配が無いってのがいいです。
マラグーティ以外のヨーロッパ勢ではやはりデルビでしょうね。
デルビのムラセンはデビュー時から注目していました。
なかなかデザインがいいんですよ。
上の赤いフレームの奴はムラセン・カフェです。
125ccにそのブレーキが必要なのか? ってぐらいパーツに金が掛かっています。
ピアジオ製の15馬力の水冷エンジンはヨーロッパの主流ですから、こちらもパーツの供給に問題がありません。
ヨーロッパ車はずっと前からピアジオ製エンジンを買ってきて自社ボティに乗せるやり方なので、選択肢の中にYAMAHA製エンジンがあったり、ROTAX製エンジンががある訳です。
価格がちょっとお高めで65万円もするので買えませんね。
流石に125ccに65万円はつぎ込めないですよ。国産が3台買えますから。
同じデルビ製で言うとこんなのもあります。
テラです。ちょっとBMWのF650とかF800のデザインに近いのですが、これも65万円なのでやっぱり買えません。
見た目は凄くいいんですけどね。