DVDで遊ぶ!
<<はじめに>>
最近遊んでますか〜?
この2〜3年で大きく変わったこと
それはやはり家電とPCの境が無くなって来たと言う事です。
以前はテレビを録画するにはVHSレコーダーを使った訳ですが、発売から20年経った今はHDDに録画するのが普通になってきました。
しかも、HDDに録画するのはPCの特権だったのですが、今では家電で当たり前に出来てしまいます。
値段も安いですね。SONYのPSXが49,800円で9,980円のポイントバックまで付いてました(2004/08/29現在)
PSXと言うと発売当初のゴタゴタでネガティブなイメージを持っている人が多いと思いますが、ファームのバージョンアップでどんどん機能追加が行われています。
そのため、ついには「すご録」並みにまで機能が拡充しました。
これら最近の家電の特徴はリモコンを操作して録画した番組の編集が出来ると言う事と、編集した番組にチャプターとメニューをつけてDVDに書き出せるってことです。
もうここまで来るとPCの機能に相当追いついてます。
そしてNECのAX300はベストセラーになってますが、こいつの中身はC3を積んだPCそのものです。
PCが家電に勝っているのは、好きな使い慣れたアプリで編集できることと、書き出し用のDVDドライブをどんどん最新型に積み替えることが出来るぐらいです。
さて、そ〜は言ってもこの手の家電は気に入った放送が無ければ無用の長物ですし、そうでなければコンテンツを借りるか買うしかありません。
その点PCならWinnyで拾ってくると言う荒業が使えます(^-^)
<<Winnyとの関り>>
タイトルのとおり、ここ数年Winnyにはお世話になりっぱなしです。(その前はWinMXね)
今年の春に逮捕劇があり、一時期プレーヤーがネットから姿を消しましたが、喉元過ぎればなんとやらで殆どのプレーヤーが戻ってきました。
今、私のところには 250GB×4 = 1TB のHDDをアップロード用に積んだPCがあります。
こいつの役割はWinnyでコンテンツを収集することですが、もちろんキャッシュ用に用意した160GBのHDDでは全然足りませんので1TBのアップロード用HDDを用意した訳です。
普通にキャッシュの保持だけで運用すると、一週間でパンクしますのでネット上からあっという間にコンテンツが消え去ります。
そうなるとなかなか落とせない人が沢山出てきて、Winnyの利用者が減ってしまう=コンテンツが集まらないと言う事態になります。
別に「Winnyの神」になるつもりはありませんが、集めやすくするためにはこの程度の投資も必要と考えました。
<<Winnyにコンテンツを流す>>
さて、流れているコンテツを長期間保持するだけではWinnyが活性化しませんので、私もコンテンツを流そうと考えました。
では、どうやって流せるのか?
これは簡単です。アップロード用フォルダに置くだけです。
じゃあ、どうやって作るのか?
実はここが問題です。
色々な方法がありますが、自分で収集したファイルをじっと眺めてみると、WinRARで作られたものが圧倒的に多いことに気がつきます。
勿論、これはどのコンテンツを集めるかによって変わってくる訳ですが、私の場合、主に DVDISO を集めているため、WinRARが主流になっています。
そこで登場するのがこのツール。
すでに大分利用させてもらっているので、私はちゃんとレジストして使っています。
ところで上のWinRARのウインドウに「WET-014.I00、I01、I02、I03、MDS」と言うファイルが見えますね。
これはDVDのISOイメージです。
この状態にアーカイブされたファイルならデーモンツールで仮想ドライブにマウントできます。
なんか順番が逆になってますが、簡単にまとめるとこうなります。
1.DVDをドライブにセットする。
2.DVDDecrypterを立ち上げる
3.DVDDecrypterでDVDの中身を吸い上げる。
4.吸い上げた中身をWinRARで圧縮・分割する。
5.Winnyのアップロードフォルダに乗せて放流。
ま、端折って書くとこんなところです。
ちなみにDVDDecrypterってこんな奴です。
これはDVDの著作権保護を解除して中身を吸い上げてくれるツールです。
使い方間違えると訴えられること間違いなしですが、こう言ったツールが出回るのもPCの世界ならではですね。
これらのツールをどこで拾うかはご自分で検索してください。
5秒で見つかります。もちろん日本語化サイトもね。
まあ、ここぐらいは押さえておくと良いことあるかもね。
http://www.neime-i.itss.ac/ ※直リンクは張りません。コピー・ペーストで尋ねてください。
ツールの使い方についても、詳しく解説されたサイトが沢山ありますので敢えて書きません。
ご自分で検索してください。人と同じこと書いても時間の無駄ですので。
<<Winnyで拾ったDVDISOが焼けない時は?>>
これ、最近増えてます。
WinRARで解凍すると普通に*****.rarと****.MDSの二つのファイルが出来ますが、このうちの****.rarを解凍しても出来上がったファイルが正常じゃないとWinCDRなどのライティングソフトに怒られる場合があります。
この場合、MDSが一緒にくっついている事に着目して「もしかすると本当のISOイメージなのでは?」と気が付けば正解です。
元々.rarファイルは圧縮ファイルなので、本来なら解凍して使うべきなのですが、この様にISOイメージとして作られたものであれば、そのままマウントしてしまえば良いだけです。
となると、使うべきソフトはDVDDecrypterです。
これは本来リッピング用のソフトだったのですが、現在ではこれ一つで何でも出来るDVDのコピーソフトと化してます。
今回のようなケースでは、拡張子が本来のDVDDecrypterが使用するものと違ってますが、殆どのイメージに対応しているのでマウント出来てしまいます。
ですので、こいつでマウントしてこいつのライティング機能で書き出してしまえばOKです。
ホント多機能な頼れるソフトに育ちましたね(^-^)
<<ビデオクリップを作る>>
環境が変わったのはビデオ録画だけではありません。
DVD用のツールも大分新しくなっています。
今回、ペガシスの以下の製品をアップグレードしました。
TMPGEnc DVD Author 1.6 二層対応版
TMPGEnc Sound Plug-in AC-3
TMPGEnc Plus 2.5
ま、使い慣れたツールが一番という事です。
その他にAC-3をWAVEとかoggとかMP-3に変換してくれるツールとして「ぷっちでここ」も最新版に入れ替えてますし、「午後のコーダ」も入れ替えました。
これはTMPGEnc Plus 2.5とかのプラグインとして働かせる為です。
さて、久しぶりに作ってみたaviですが、どんな出来でしょうか?
streets of fire
これは発売日の初日にわざわざ買ってきたDVDで、今まで見た映画のなかでは最高の部類に入ります。
やっぱりダイアン・レインとマイケル・パレの組み合わせはかっこいいですよね。
先頭にあるjpg画像もこのDVDについてきたポストカードをスキャンしています。
ちなみにこのaviは以下の手順で作りました。
1.DVDDecrypterでDVDの中身を吸い上げる(ファイルモード)
2.TMPGEnc DVD Author 1.6で必要な部分のみ切り出してオーサリング
3.TMPGEnc Plus 2.5のMPEGツールで音声と映像を分離
4.音声(AC-3)をぷっちでここでWAVEに変換
5.TMPGEnc Plus 2.5でAVI出力
とこんな手順を踏みます。
TMPGEnc Plus 2.5でAVI出力時に出力形態としてDivXを選択し、出力の品質を設定します。
まだ試したことはありませんが、TMPGEnc DVD Author 1.6で編集内容をプロジェクトファイルとして保存してTMPGEnc Plus 2.5に渡すことも可能なんじゃないでしょうか?
それが出来ると一連の作業がすごくスムーズになりますね。
多分できると思います。
最近ではDVDDecrypterの開発中止とサイト閉鎖に伴って新たなコピーツールを探す動きがでてますね。
私の行きつけのサイトでも色んな情報交換をやっていますが、「DVDFAB Decrypter」ってのが良いと言ってますね。
これが起動画面ですが、出側と入側をそれぞれ選んで開始ボタンを押すだけ。
すごく簡単に使えます。
しかも言語選択で日本語にすれば迷うことも無し。
ダウンロードはここで出来ます。本家からどうぞ。
それから最近台湾物を多数頂いたりしてますが、しっかりリージョンが現地バージョンになってたりします。
すると我が家のDVDプレーヤーはSONY製なので、ガッチリとガードされて再生できません。
こういう場合はDVD SHRINKを使うと便利ですね。
ただ、問題なのはこいつには書き込み機能が無いってことです。
でもDVDDecrypterと連携して「リップ」→「書き込み」を一連の動作で出来るので便利です。
この場合、DVDDecrypter側は一切触る必要がありません。
DVD SHRINKが勝手にPC内からDVDDecrypterを探し出して自動的に起動させ、書き込み用のデータを渡してくれます。
<<資材置き場>>
※個人的な資材置き場です。勝手に持っていかないでくださいね ★-(-_^)