YAMAHA FZ6-S Fazer



2006/05/05 伊豆スカイライン:亀石スカイポートで撮影




(2007/03/17)
今日は先週の日曜日に注文しておいたETCの取り付け工事日です。

あえて工事と呼ばせていただきます。
何故って...FZ6-Sには取り付けスペースが無い!
朝からシートを外してどっかにスペースを確保できないか散々悩みましたが、諦めました。
とりあえず当初の打ち合わせどおりケーブルの余長を取り、シート下に仮置きしてもらいます。


ほんとにセンターアップマフラーって使いにくいですねぇ
先ずはどれぐらい使いにくいか、現状の確認から行きましょうか。








通常は一番上の写真のように左側に工具を固定してあります。
若しかすると購入時は右側に固定されていたかもしれませんが、取り外しが簡単なので私は左側を使っています。
一番下は右斜め後ろから見た写真ですが、そもそも深さが殆ど無いんですよ。FZ6って。
しかもシートレールが湾曲してますが、この湾曲に合わせてシートベースが成型されているので、前も後ろも余裕がありません。




この写真は右後ろからシート下の収納スペースを(裏側から)見た写真です。
右側をエグゾーストパイプが走っているので、パイプに対して距離を置いて成型されています。
パイプの向こう側に耐熱シートが見えますが、走行後にシートを開けると中はかなり熱いです。




この写真はシートの奥のストップランプの部分です。
LED式に変えてバルブが収まっているスペースを圧縮すれば意外と入るかもしれません。
もっともマフラーの真上なので熱の問題があるから無理ですけどね。




結局、後ろのほうに僅かに残っているスペースに収めるしかなさそうです。
しっかりと固定するためには、斜めに下がっている部分を切り取って、垂直に固定するのがよさそうです。
ただ、そのままポンと置いても上下前後方向に余裕が無いので、固定されているのとあんまり変わりなさそうですけど。




これは取り付け作業中のピットを写した物です。
配線をどう回すか事前に打ち合わせましたが、センサーとインジケーターをクラッチ側に取り付けて、フレームの内側に配線を回してシート下までもってくることにしました。 そのためにタンクを持ち上げてフレームの内側で長すぎる部分をまとめている最中です。








これが作業完了後のハンドル周りの状態です。
クラッチ側にミラー用のクランプを追加して、そこに汎用ステーを固定しました。
固定用のボルトはオイルリザーブタンクをミラーホルダに固定するのに使用した物と同じ物にしました。
やっぱり左右で同じボルトを使わないとかっこ悪いですからね。


センサーの左側についているのがインジケーターです。
今はカードが入っているので緑に光ってますが、入っていないと赤く光ります。
車と違ってスピーカーが付いていないので、最低限これがないと危ないですね。


車の場合は1Km手前のセンサーでカードが入っていないよと警告がなりますが、バイクはスピーカーがたとえ付いてても聞こえないから意味無いでしょう。
また、車なら通過時にゲート側が反応すると「ピッ!」と鳴るのですが、バイクは鳴らないので注意して無いとバーに激突ってことになってしまいます。







シート下に収まった状態です。
とりあえずマジックテープで仮固定してます。
この状態でもあんまり空間的な余裕はないんです。





マジックテープをバリバリ言わせて剥がすと、ETCカードを出し入れすることが出来ます。
FZ6の場合、シートの固定にコツがいるって言うか、一発でシートが閉まってくれないので入れっぱなしが楽で良いんですけどね。
そういう訳にも行かないので当分はこのまま仮固定で行きますか。


ホントはいまマジックテープが付いている部分を切り取って垂直に固定するつもりでしたが、シートを取り外す手間隙が変わらないならそこまでする必要もありませんね。
切り取ると今度はタイヤが巻き上げる泥水を被るようになるので、このまま使うのが正解でしょう。