YAMAHA FZ6-S Fazer
<<キャリアを注文そして入荷>>
(2005/02/13)
GIVI(又はKAPPA)のキャリアにするか純正にするか迷いました。
なんせ値段が倍ほど違います。
なんとか安く上げる方法として考えたのは個人輸入です。
GIVIのTopCaseはネット検索するとE350クラスで60ユーロで買えます。
通関手続きとかでどれだけ掛かるか判りませんが、日本で買うとE350は13,000円なのに対して現地価格は8,100円程度です。
ここに諸費用として20%上乗せすると9,720円です。手間隙考えるとこの程度の差では旨みがありませんね。
更にキャリアですが、モトコさんの価格表を見ると36,645円になっています。
これを現地で調達すると221,15ユーロです。
現在の為替相場は1ユーロ135円ですから、日本円に直すと29,855円になります。
これに輸送費当の諸経費を20%とすると35,826円で、これまた個人輸入の旨みが全くありません。
最初、モトコさんの価格表を見て「ボッタクリ」だと思いましたが、現地価格がこれで仕方ありません。
元々のパーツの値段が高すぎるんです。
と言う事で、少しでも安く上げるために個人輸入をやる気で居ましたが、止めました。
リスクを考えたらモトコから買ったほうが得です。
逆に考えると、ここまで安く提供していて良く商売が成り立っていますね。
モトコさんに感謝します。
と言う事でレッドバロンに発注することにしました。
なお、ケースはGIVIにする予定ですが、ベースの形状が心配なので、発注はキャリアが届いてからにします。
ちなみにハイスクリーンはモトコさんだと22,365円ですが(レッドバロンはここに発注してます)、アメリカで注文すると$109.95で買えます。
現在のレートは106円ですので、円換算で11,654円になります。
なかなか安いですよね。実際ポリカーボネイトの材料費だけなら数百円で、殆どが金型代みたいなもんですし。
これを輸入すると20%近く手数料等で掛かりますから14,000円です。
キャリアと比べるとこっちは差がでました。
基本的にアメリカの方が値段が安いですからね。
キャリアもアメリカで売っていれば通販で買うのですが、アメリカでは売っていません。
アメリカってハーレーでイメージできるようにサイドバッグが多いんですよ。
FZ6-Sも用意されているのはソフトケースだけでした。
値段は$92程度と安いのですが、容量的にちょっと足りないものだったのでパスします。
<<キャリアが届いた>>
(2005/02/16)
今日、レッドバロンから電話があり、キャリアが届いたとのことなので引き取ってきました。
先ずはパーツを見てもらいましょう。その方が話が早いです。
下の写真は、単純にひっくり返しただけです。
各部を拡大するとこんな感じです。
最初がキャリア本体のグラブバーへの固定部分を拡大したもので、裏側から撮っています。
次がそれを下側から挟み込むパーツを仮に組み合わせた上体で(ネジ止めはしてない)、最後がグラブバーへの固定後に上から被せるカバーです。
この方法だと取り付けも容易で見た目も綺麗です。
さすが純正品ですね。この完成度は高いだけのことがあります。
そして問題のモノキーでトップケースを固定するためのフック部分です。
ここが本来なら「穴」ではなくて出っ張りになっていて、トップケースの固定用シャッター?が引っかかるための切り欠きがあるはずなんです。
しかし、単なる「穴」だけで出っ張りが無いと言うことは、ここにはGIVIを直接乗せることが出来ません。
また、トップケースのフロント部分にある爪を引っ掛ける為の穴が非常に大きく開いてます。
このサイズの穴はやはりGIVIを乗せるには大きすぎます。
という事は、純正のトップケース専用と考えたほうが良いですね。
若しくは、純正のトップケースにはこのキャリア後端にある穴に出っ張りを作るための部品が添付されている可能性が高いです。
実際、この穴にはボルト2本で何かを固定するための穴が最初から開いてます。
ま、どっちにせよ純正のトップケースを買わないとダメってことですね。残念。
<<キャリアの取り付け>>
(2005/02/20)
今日は朝から晴れたので早速キャリアを取り付けることにしました。
まず、キャリアを取り付けることによってグラブバーに傷が入るのを防ぐためプロテクトシールを貼ります。
シールは片側につき上下2枚。計4枚セットになっています。
これを台紙から剥がしてグラブバーに貼りますが、接着力はさほど強力ではないので何度でも剥がして貼りなおしが出来ます。
車にキャリアを取り付ける時のプロテクトシールとほぼ同じものですね。
次にシールで保護されたグラブバーにキャリア本体を載せて、裏から固定用のパーツをネジ止めします。
外側をM6×12のヘキサゴンボルトで4箇所固定し、内側をM6×20のヘキサゴンボルトで4箇所固定します。
これを両側ですから、合計で16本のボルトで固定となります。
このボルトの多さを見てもGIVIのキャリアよりはしっかりと固定されますね。
ボルトが全て締まったら、外側にカバーを被せます。
このカバーはトルクスのT-10サイズの木ネジですので、トルクスのドライバーが必要です。
でも、私は持っていないので、ヘキサゴンレンチで代用しました。
この状態で完成ですが、カバーの後端がちょっと浮いている感じになります。
これは両側ともそうですので、ちょっとばかり部品の精度が悪いですね。
取り付け完了まで約一時間掛かりましたが、これで完成です。
下の写真がわかりやすいと思いますが、このキャリアはグラブバーに取り付けるタイプですので、固定部がグリップできる様に工夫されています。
ちょっと太目のグラブバーといった感じですが、プラスチック製なので手触りも良くなかなか良いのではないでしょうか。
これでトップケースにパッセンジャー用のクッション等を貼り付ければ楽チンだと思います。
さて、肝心のトップケースはまだ届いていませんので、仮に手持ちのE260を載せてみます。
ただし、純正キャリアにはケースを固定するための突起がありませんので、固定は出来ていません。
(固定用の突起ってこれです。SOONERに取り付けた汎用ベースの画像です)
この突起がキャリア側に付いていれば手持ちのE260でとりあえず過ごすことができたのですが、ちょっと残念です。
純正のトップケーはは何処から見てもKAPPAの44Lケースです。
KAPPAはGIVIの下請けだったそうなので、固定方法とかは全く一緒になっています。
ちなみにGIVIのケースは、ケース前方下部の突起と、底面の穴(スプリング付き)で固定しています。
汎用ベースにも純正キャリアにもこのケースの突起を受ける穴が開いており、ここに差し込んだ上でベースの突起をケースの穴で被せて固定します。
上手い作りになっていますよね。
このケースを純正キャリアに載せると、これがまたピッタリサイズなんですね〜。
E260って26Lしか入りませんが、A4サイズが入るカバンが水平に入る広さがありますので、日帰りのツーリングでは十分なサイズです。
見た目もコンパクトで似合っていると思いませんか?
なんか箱物好きになりそう....