YAMAHA FZ6-S Fazer



この写真もドイツの販売店?から無断でいただきましたm(_"_)m







<<FZ6-Sを購入するきっかけ>>

2004/10/23

今までGSX-R1000に乗っていました。
とっても楽しいバイクです。
でも、渋滞が多い一般道を、長距離走るのには全く向いてません。
ところが、高速を飛ばしたり峠道を攻めるには都合の良いポジションなんですよね。


それは置いといて、国内の道路ではR1000のエンジンを使いきれないのが良くわかりました。
箱根ターンパイクを走ると、コーナリングで2速8,000回転以上を使い、続く直線でトップエンドまで引っ張る使い方ができます。
この時3速にシフトアップする時には12,000回転 160km/hに達します。

でもこんな走りが出来る道は他には見当たらないんですよね。
車もそうですが、持てる能力を使い切ってあげるのが好きなので、以前から狙っていたFZ6-S Fazerにバトンタッチすることにしました。


FZ6-Sは98馬力のエンジンを積んでますが、この程度の馬力ならアクセル全開でぶんまわせると思います。



注文は 2004/10/31です。
カラーは下の写真のとおりダークグレーメタリックBです。
このカラーは'05からのもので、他のカラーのようにツートンに見えません。
そこが気に入ってこのカラーにしました。



でも、海外ではこのカラーは「グレー」として売ってないんですよね。
プレストから(無断で)貰ってきた写真ですが、プロパティを見ると「DNMB」の文字が見えます。
海外のサイトを見てるとこの'05から追加されたカラーは「ダイヤモンドブラック」と呼んでます。





<<FZ6-S購入までの長い道のり>>

(2005/01/29)
やっとのことで今日、納車です。
色々ありました。
途中でGマジェも追加で下取りに出す決断をしたり....
実際、バイクを3台と車を1台、一人で全部使うのはムリ!



(2005/01/22)
KYMCO SOONER 113RSを買うためにGマジェを下取りに出すことにしました。
今日は会社の帰りにレッドバロンで査定をしてもらいます。
査定額は25万円と不服でしたが、FZ6-Sのナンバーが取れて整備も完了したのでちょっとエンジンを回してみました。
まあ、おとなしい音ですね。軽く回るエンジンだなと言うのが印象です。



(2005/01/21)
やはりと言うか、予想通り金曜日の定時過ぎに電話が入りました。
こいつら定時内は通常業務をやって、定時後に郵便で届く融資関係の処理をするんでしょうね。
最短で月曜日なので、お昼休みにはんこを持っていくこととして、電話を切りました。



(2005/01/18)
定時過ぎにインターネット支店から電話が入りました。
保証人(UCカード事業部)から審査が降り、みずほ銀行の審査も完了したので、正式な書類に記名捺印するために都合の良い支店を選んでくれとのこと。
会社が御徒町なので、何時も行ってる上野支店を指定しました。
書類が上野に届き次第、上野支店の担当者から電話させますとのことですが、何時、電話がくるんでしょうね。



(2005/01/12)
今日、会社に出勤してから会社の玄関先にあるポストに申込書を投函しました。
書類が届いたのが3連休の初日なので最短で書類を投函したことになりますが、この3日のロスは痛いですね。
この分だとまだまだ時間が掛かりそうです。



(2005/01/08)
やっと借り入れ申込書が届きました。
予定では金曜日には近くの支店で手続きが取れると踏んでたのですが、この申込書を郵送してから更に10日かかるとのこと。
地味な機関から当たるのが鉄則とは言え、時間が掛かりますね。

聞くところによるとプロミスは今まで全く取引が無くても、申し込んだ30分後には振り込まれるそうです。
その代わり年率28%の金利を取りますけど。


(2005/01/05)
新年早々、UCカードの融資事業部から会社に電話がかかってきました。
何かと思ったらみずほ銀行のインターネット支店に申し込んだFZ6-Sの資金調達の話でした。
話は10分程度で終わり、資格審査は問題なしとのこと。
後はみずほ銀行から見積書を出してくださいと話が来るので待ってて欲しいと言われました。

しかし、時間がかかりますねぇ。
金利が安いので時間は掛かっても良いと思っていましたが、もう一ヶ月経過してます。
借り入れの申し込みから融資実行までの手順はこのようになっています。

まず、インターネット支店に口座を開設します。 これはリアル店舗での借り入れよりも金利が安いと言う事が理由です。

金利比較表


そして口座開設の手順です。



これでやっと借り入れの準備が出来ました。
私の場合、口座開設の申し込みをしたのが2004/12/06で、カードが届いたのが12/20。
更に一週間ほどして12/29にみずほダイレクトの暗証番号等が届きました。
ここまでほぼ一ヶ月掛かっています。


そして次はやっとローンの申し込みに入れます。これは即日行いました。



でも、年末年始が入ったため、2005/01/05でやっと仮審査が終わったと。
ここから更に一週間ぐらいかかるので、まだまだナンバー登録には至りません。
R1000の売却で余った10万円を既に頭金として入れているので、お店は五月蝿く言ってきませんが、これだけ時間がかかるとやきもきするでしょうね。




(2004/12/12)
今日は実車を見てきました。
跨った感じはR1000より一回りスリムでコンパクト。
ちょっと前輪のコンタクトが薄いかな〜と思いつつも振り回しやすい車体です。





実車を見て気に入ったことと、R1000が私の希望する65万円で売れてしまったので購入手続きをします。
実際の店頭価格は90万円なので、25万円がお店の取り分ですね。
もっともオイル及びエレメント類の交換、12ヶ月点検等をやって、売れたお店への搬送も必要だからこんなものでしょう。




(2004/10/31)
先週の23日は売却の手続きでしたが、今日は正式にFZ6-Sの申し込みをしました。
勿論、R1000が売れると言う前提で、希望価格に達しないときはキャンセルもあるよと言ってあります。




(2004/10/24)
昨日、久しぶりに気合を入れて朝7時から箱根ツーリングに出ました。
現地到着は朝9時。今回は素直に西湘バイパスから直接箱根ターンパイクに入り、一気に頂上まで駆け上がります。
3往復ほど走った後国道1号で小田原まで降り、高速で帰ってきました。

GSX-R1000('03)は、改めてじっくり乗ると良いバイクです。
ですが、昨日手放すことにしました。走行距離9,687km。年式からするとちょっと走りすぎかも。

この手のバイクは最新型が一番偉く、人気が集中するので、次の型がでると下取りが極端に下がります。
バイク屋は下取りと売値の差額で生活してますので、売値は型落ちしても殆ど変わりませんが、下取りはダメですね。
そういう意味ではSR400とかV-MAXみたいに20年以上売ってるバイクは、安定した下取り価格が形成されるのでそちらの方が賢い買い物なのかもです。

しかし、総額138万円ほどしたバイクが一年で55万円になる現実。
参りますね。へこみます。

でも、このまま支払いが終わる来年の12月まで乗ると走行距離はおよそ20,000kmになります。
そうすると、この手のバイクには値段が付きません。
しかもこれからの季節はGマジェが中心になり、GSX-R1000は乗る機会がありません。
つまり、売るなら今しかないってことですね。

ただし、ローンの残りが64万円ほどあるので、55万円では足が出てしまいます。
店員と相談して「販売委託」の形にしました。
これなら65万円ぐらいになるとのこと。
さて、いくらで売れるんでしょうねぇ......

一部に「バロンパンチ」なる言葉があるようですが、ここで買い続けるとそのうち借金で首が回らなくなるんじゃないでしょうか?





<<FZ6-Sの気に入った部分>>

2004/12/18現在、まだ現物にはまたがっただけで走ってはいませんが、気に入った部分をいくつか上げてみます。
※お店には入荷してて、私の資金調達待ちになっています。

@CFアルミダイキャストフレームである。
Aハンドルの位置が高く楽なポジションで乗れる。
B軽い。
Cカウリングが付いている。
DR6直系のエンジンを積んでいる。

と、こんな所でしょうか。



まず、フレームですが、1000ccのFZS1000は設計も古く、鋼管ダブルクレードルフレームを採用しています。
対してFZ6-Sは最新のCFアルミダイキャストです。

別に鋼管が悪いとは言ってません。
ノウハウも蓄積され、適度な捩れが無駄な力を受け流すよう、しなやかなフレーム設計が可能です。
ただ、見た目がね....。
やっぱりアルミのフレームの方がかっこいいじゃないですか(^0^;;





この写真はFZ6-Sのフレームを写したものです。
アルミ・ツインスパーフレームですが、通常のフレームとは明らかな違いがあります。
今まで乗っていたR1000などは、目の字断面や日の字断面の押し出し成型のフレームでしたが、これはアルミ鋳造です。

ですので、肉抜きと補強をかねてトラス構造のリブが一面に入っています。
そして通常はピボット部分を別に成型して溶接するのですが、これは左右を別々に作ってボルトで一体にしてます。

でも、考えてみれば鋳造なので、生産性は高いし合理的です。
理想を言えばアルミ鍛造で作ってくれると軽量で剛性の高いフレームになるんですが、さすがにこんなでかいのを鍛造って訳にもいかないか...。



次の写真はFZ6-Sのストリップ写真です。※この辺の写真はプレストから無断で貰いました。m(_"_)m


 


意外なほど美しいですね。機能美があります。
この状態で見てみるとR1000などより遥に整備しやすそうですね。
折角だからR6のようにCFアルミダイキャストでスイングアームも作ってしまえば良かったのにと思いませんか?

この写真では判りませんが、センターアップマフラーが干渉するため、リアショックが左にオフセットされています。

こうやってみると、パッセンジャー用のステップが邪魔ですね。
なんとか撤去する方法を考えてみたいと思います。



次は右のスイッチボックス近辺です。



なんと、ハンドルもアルミです。
でも、やっつけ仕事で作ったような冴えないハンドルが付いてます。
実物をみると、ほんとに情けないぐらい安っぽく見えます。



一番の売りは多分フレームなんだと思いますが、エンジンもYZF-R6直系ですので、将来性はあると思います。
600ccは日本では人気が無いクラスなのでアフターパーツも入手困難ですが、ヨーロッパでは人気が有ります。
FZ6-Sはヨーロッパでは去年一年間で一番売れた車種とのことですので、輸入品には期待が出来そうです。



いいですよねぇ。このエンジン。
ミニカウルは付いてますが、基本はネイキッドですので見せるつくりになっています。