曲がりくねった道(Winding Road)






<<伊豆半島一周記>>

先ず、お断わりから.....

このページは、1920×1200のWUXGA画面で確認しながら作っております。
つまり、最低でもSXGA以上のディスプレイで見ることを前提にしていますので、画像が全体的に大きめとなっております。



さて、伊豆半島の思い出と言えば.....課内旅行での宴会しかありません。
房総半島と違って自宅から遠いことと、課内旅行での激しい渋滞の記憶が強烈で、敢えて行きたい場所ではなかったことです。
夏の行楽シーズンの大渋滞も有名ですしね。


伊豆方面への自宅からのルートは、R357→千鳥町IC(首都高速)→戸塚(横浜新道)→R1→R134→西湘バイパス→R135です。
高速道路主体ですので、小田原のR135の入り口までなら2時間程度で辿り付けます。


それでは伊豆半島の概略図など。
下の地図はスーパーマップルで出力した行政境界強調図です。



小田原から湯河原の間に関しては箱根の方に含めてしまいますので、ここでは省略です。




<<熱海市近辺>>

熱海と言えば温泉。
過去には課内旅行でも人気の行楽地でしたが、現在では課内旅行などすっかり廃れてしまって温泉街も元気がありません。
ここ数年は東京から近いこともあり、退職者向けのマンション建設(又は温泉ホテルのマンション改造)が進み、結構な移住者がいるとのこと。

熱海の景観で有名なのは、山の斜面を埋め尽くすがごとくそそり立つ温泉ホテルですが、R135を走っていてもその様子が判ります。





熱海は駅周辺の一部地域を除き海面よりずっと高いところに国道が通っています。
これは伊豆半島全般に言えることなんですけどね。
よ〜く見ると砂浜は殆ど無くて、海面から山の斜面が切り立った所が大部分ですから仕方ないですね。




<<伊東市近辺>>

伊東市は、入り江に市街地が開けており、この近辺は波打ち際が見える所に国道が走っています。
また、国道沿いに「道の駅」があり、途中で休憩するには便利です。











なんと、この道の駅には立ち寄り温泉なんてのもありました。
スキーに行った時などは、途中の公衆浴場で温泉にどっぷり浸かって疲れを取って帰りますが、ツーリング帰りに寄るのもよさそうですね。




<<東伊豆町・河津町・下田市近辺>>

伊豆高原を通過して東伊豆町に入るところですが、やはり海面から大分高いところを道路が走っています。



東伊豆町で見かけたのは大きな風力発電機です。
この山は浅間山ですね?最近噴火した浅間山とは別な山ですが。
この風力発電機は町のホームページでも紹介されています。
結構大きなものが山の頂上に乗っているので、遠くからでも目立ちます。




稲取漁港を通過して河津町に入った辺りから先ほどの風力発電機を眺めたところです。
この近辺は割と海面に近いところを道路が走っています。




河津町を通過して下田市に入ったところに「尾ヶ崎ウイング」があります。
非常に景観が良いところですので、駐車場にバイクを入れて一休みすると良いですね。




尾ヶ崎ウイングから下田方面を見たところです。
この先っぽ部分が須崎ですね。
ここに「須崎御用邸」があります。流石に皇族はいいところに土地を持っていますね。





こちらは須崎御用邸のちょっと手前にある白浜海岸です。
名前の通り綺麗な砂浜で、びっくりするぐらい水質が良いんです。
しかも、写真でわかるとおりエメラルドグリーンの海岸なんですよね。
この寒い季節にも関わらず、サーファーも多く、ここなら住んでみたいかな?




そしてやっと下田にたどり着きました。
下田は今年(2004)で開国150周年にあたるとのことで、いろんなイベントが企画されているようですね。
海岸の公園にも150周年を示す看板などがありました。

今日、家を出たのが朝の7:30頃でしたから、ここまで5時間を要したことになります。
こまめに休憩は取りましたが、お腹が空いたので昼食を兼ねた休憩に入ります。



伊豆急下田駅の駅前広場のお店ですが、金目鯛の姿煮が\1,500と手頃でしたので食べてみました。
約30cmの大物でしたが、カニの味噌汁も付いてなかなかのお得感があります。
味もよかったですよ。次もここで食べたいですね。





さて、暫しの休息の後、更に南下を続けます。
下田市街を通過して南伊豆町に向かう道路は、国道136号線。
下田が135号と136号の中継点になっています。




<<南伊豆町(石廊崎等)近辺>>

南伊豆に入って直ぐのところに在るのが弓ヶ浜です。
これは弓ヶ浜を通過して直ぐの川の対岸から見た写真ですが、この右手、入り江の両岸に小さな山があって奥に太平洋が広がってます。
ここまで海水浴に来る人はかなり元気がある人でしょうが、伊豆半島全体でも砂浜は殆ど無いので、結構賑わうのかもしれないですね。
私の場合は房総半島の九十九里浜とか、御宿とか、砂浜はどこにでもあるので、いくなら地元ですけどね。




弓ヶ浜から5〜6分も走ると大瀬に着きます。
ここから石廊崎は目と鼻の先で、距離にして3kmぐらいです。
この近辺は適度なワインディングで海辺を気持ちよく走っていけます。






そしてちょっと上っていくと石廊崎の海岸に着きます。
切り立った岩山って感じで特に観光スポットと言う訳でもありません。
以前はサファリパークらしきものが在った様ですが、閉鎖されて何もありませんでした。




地元の人が勝手に付けたのか、この石廊崎の先っぽは「愛逢岬」と言うらしいです。
この上の写真を撮ったのも同じ場所ですが、ここに喫茶店がありました。
ドライブの途中に寄るには良いかもしれません。




この先からは海抜50mぐらいの所をずっと走ることになります。
適度なワインディングで交通量は「ゼロ」に等しく、走るには格好の場所ですね。
この近辺に来て初めて地元のライダー達に出会いました。










そして、松崎町に入る手前に野猿の保護区になっている波勝崎があります。
こには猿の生息地であることを示す「五猿(ご縁)の像」が置いてある、小さな公園も設置されています。






<<松崎町近辺>>

ご縁の像の波勝岬を通過するといよいよ松崎町です。
伊豆半島の海岸線ルートも7割がた消化しました。
意外と空いているせいか、全くストレス無くここまで来てしまいました。

写真に日付と時刻が入ってますが、その都度停車して写真を撮りながらの走行ですので大体の距離感が掴めるのでは無いでしょうか?
殆どの道路を60〜80km/hで走りましたが、写真を撮っているロス時間を考えると平均速度は50km/h程度だと思います。


さて、松崎町に入り雲見の温泉街に入ります。
この近辺も入り江の奥は海面に近いものの、全体的に高いところを道路が走っています。
また、これでも国道か?というぐらい狭い箇所が頻繁にでてきます。








雲見を過ぎて岩地の海岸に到着すると、海岸線に点々と彫刻が飾って在ります。
変わった彫刻が多いので、注意を道路に向けいていないとガケ下に転落ってことになりかねませんので、ご注意。








<<西伊豆町・土肥町近辺>>

西伊豆と言えば堂ヶ島なんですが、これといって撮りたい被写体も無かったのでパスします。

そして終点は土肥町です。
ここには恋人岬があります。
ちょうどハトバスのツアー客が来ていて賑やかでした。
駐車場もほぼ満杯でしたので、人気のスポットですね。






ここを通過すると後は海岸線に別れを告げて天城の山越えになります。
急な山道で楽しいワインディングなのですが、結構な通行量なので飛ばすのは無理かもしれません。