曲がりくねった道(Winding Road)









<<外房黒潮ラインと房総フラワーライン>>

(2006/07/16)
最新の画像を一枚だけ貼ります。
フラワーラインと言われる所以がこれですね。
年に2回。道の両側が花で埋め尽くされます。夏のこの時期はポピーですね。
花の名前は詳しくないんで、もしかすると別な名前?




そして(2006/03/16)に撮影したもう一枚のフラワーライン。
この時期は菜の花で道の両側が埋め尽くされます。
彩の少ない時期なので、鮮やかな黄色が凄く綺麗です。








(2005/09/10)
久々にカメラを持って走ったので写真の入れ替えなどをやります。

私が房総半島を走るときの経路は大抵決まっています。
国道16号で姉崎まで行って、そこから館山自動車道へのインターに向かう連絡道路に入ります。
でも高速に上がる訳じゃなくて、そのまま県道24号線をずっと道なりに南下します。
すると国道410号に変わりますので、広域農道に接続するまで南下を続けます。

ここから先は国道410号のページを見ると分りますが、そのまま長狭街道との交差点まで南下していきます。
長狭街道に入る前に「みんなみの里」でトイレ休憩を挟み、あとは長狭街道で国道128号に出るまでひたすら鴨川市街地を目指します。
この交差点からだと10km程度で国道128号線に入れますね。


国道128号との交差点付近は、まだ鴨川の市街地なので海は見えません。
そこから南下すること3km。トンネルを抜けると海が目の前に開けてきます。
この写真はそのトンネルを出て1kmほど走ったところで撮ってます。



この辺は休日でもさほど交通量が多くないので、快適に流れています。
景色も良いですからね。所々で停車して海岸を見てください。
海も綺麗ですよ。


私のルートの関係で鴨川からスタートしてますが、勿論、外房黒潮ラインはずっと北から始まっています。
昔は勝浦にもよく行ったのですが、最近は全然行かなくなりました。


さて、この付近の道路ですが、ゆったりとしたカーブで海岸線に沿って走っています。
路面状態も全般に良いので、安心して走ることが出来ます。




海岸線を5kmほど走ると、最初の道の駅が見えてきます。






この道の駅は鴨川オーシャンパークですが、上の丸い建物に繋がる橋の下はプール状になってて海水を流しています。
昔はもっと水量があったような気がしてますが、今日見たら殆ど流れてませんでした。
それよりも丸い建物自体が段々畑のようになってて、上から海水が流れ落ちてます。こっちがメインなんでしょうね。

この道の家は一階が売店で特産品を売っています。
橋を渡ったところが2階になっていて、喫茶コーナーがあります。
ソフトクリームもここで売ってますので、私は大抵2階止まりで引き返してきちゃいます。

ちなみに、冬場はオープンカーで走りますが、ここの道の駅を使わずに直ぐ近くのコンビニに寄る事が多いですね。
これと言って理由はないんですが、売ってるものの種類が多いからかな?
トイレは「みんなみの里」で済ませてるから寄る必要が無いって事もあります。



さて、ここから1kmほど南下した所で一枚撮りました。



電柱に「外房黒潮ライン」って書いてますよね。
それだけです。メモ代わりに撮りました。



そしてずっ〜と南下してくると和田町に入ります。
上の写真は和田町に入る手前で撮ってます。

下の写真は和田町の中間ぐらいでしょうか?
和田町はこんな感じで防砂林がずっと続きます。
そして延々と直線が続くのよ。この写真でも分りますよね。



防砂林の所々には海岸への小道があり(50m間隔ぐらい)、国道から10mほど先に砂浜と海が見えてます。
この近辺はサーファーがとっても多く、ボードを抱えて道路を横断してるので注意が必要です。



そしてこの近くには「くじら家」があります。
トレードマークに鯨の絵が書いてある通り、鯨にかかわるものを沢山扱っています。
お土産のお勧めは「くじらのたれ」ですね。




なんだそれ?
って普通は思いますよね。
見ると真っ黒な物体でカサカサしてます。


実は鯨の干し肉なんですね。
ツチクジラの肉を調味液に漬け込んで干したものです。
ぱっと見るとビーフジャーキーのもっと黒いのって感じですよ。


世界的に捕鯨は禁止になってて、調査捕鯨が一部認められているだけですが、ここ和田町を中心に捕れるツチクジラは対象外になっていると聞きました。
最大でも4mぐらいて言ってたかな?
昔から捕っているのと、サイズが小さいので?認められたとか。
あとエスキモーも同じ理由(古来から伝統的に食料にしている)で鯨漁が認められていますね。



このくじら家の直ぐそばにこの看板がかかっています。
ハイキングコース「花嫁街道」。
どんなコースなんでしょうね?





折角なので?この看板の辺りで逆に海岸線でも見てみましょう。
巨大台風のせいで海岸には流木が沢山流れ着いてます。
今日はあちらこちらで焼いてましたよ。






今日は波が静かなせいでしょうか、珍しくサーファーが少ないですね。

そのまま南下すると、和田漁港を過ぎた所から防砂林が消えて視界が開けます。
基本的にず〜っと直線です。ゆるいカーブが少々あるけど。



このあたりは普段からもあまり人を見かけませんね。
サーファー向けの駐車場が少ないからかな?


そして暫くするとこの看板が見えてきます。
この交差点が房総フラワーラインの入り口になります。






この交差点に「フラワーライン入り口」と書いてあるのですが、見落としやすいです。
過去に何度も見落としました。
このまま真っ直ぐ行くと市街地で道が狭く走りにくいったらありゃしない。
手前のでかい標識に書いてくれると親切なんですけどね〜



さて、やっとフラワーラインに入った訳ですが、こんな感じでず〜〜〜っと直線が続きます。
ここもサーファーの横断が非常に多いので、余所見は厳禁です。



この防砂林を暫く走ると和田町を象徴するクジラのマークが入った看板が見えてきます。
ここが和田町の端っこになりますね。この先は丸山町です。






丸山町に入ると直ぐこの看板が見えてきます。



フラワーラインには道の駅が多いのですが、ここはちょっと毛色が変わっています。
有料で公開しているコンテンツがあったり、狂言師の和泉家の資料館があったりします。
でも、個人的には公園が一番かな。とっても綺麗です。








このローズマリー公園にはライブカメラが設置されています。
現在の様子がいつでも確認できるので、外房の天気を確認するには良いですね。
このホームページに飛んでください。自分の手でカメラをコントロールすることができます。




丸山町は5分程度で通過できます。意外と小さい町なんです。
丸山町の次は千倉町です。
千倉町も良いですよ〜。将来、リタイアしたら千倉か隣の白浜に住みたいと思っています。
小田原、熱海も住みたい街ですけどね。


さて、丸山町から千倉町に入って直ぐに見えてくるのがこの標識。



この標識の先にある北朝夷交差点を左折すると千倉の海岸です。
でも、夏場は海水浴客の駐車待ちで渋滞しますので覚悟しましょう。



千倉に限らず外房は九十九里浜からず〜っと綺麗な海岸が続きます。
御宿も綺麗ですしね。色々と選べていいんじゃないでしょうか。
そしてこの海岸にも「くじらのたれ」は売っています。
ここに来るまでも色んなところで「くじらのたれ」ののぼりや表札を良く見かけます。






この海岸を過ぎて2kmほど走ると次の道の駅が見えてきます。
潮風王国と名前が付いてますが、ここにも芝生の広い公園があります。
今日は人が居ませんでしたが、普段は家族連れが沢山休憩を取ってます。





良く、犬を連れてドライブする人が居ますが、この公園は犬を遊ばせるにはうってつけですね。
奥まで行くとかなりの広さがあります。


海岸の方に行くと、この近辺は岩場になっているのが確認できます。



洗濯板のようなギサギサの表面がこの辺の岩場の特徴ですね。
この先も岩場が続きますが、こんな所が多くみられます。
下の海岸に下りるための道がありますので、偶には磯遊びってのもいいかも。


磯遊びに興味が無い人は海岸線にベンチが並んでますので、ここで休憩ってのもいいですよ。



私も自販機でコーヒーを買って、ここで一休みしてることが多いです。
気持ちが良いですよ〜。この先は太平洋。な〜んもありません。
雲が流れるのをぼ〜っと眺めるだけですが、仕事で疲れた頭をリフレッシュするならこういうところが良いんです。




さて、このページはワインディングロードを紹介するページなんです。
なので、この近辺の道路がどうなっているのかちょっと載せます。






上の写真は潮風王国から1kmぐらいの所を写してます。
そして下の2枚はその先にある千倉大橋を渡って直ぐのところです。
ここから先は白浜町になります。






白浜町と言えば野崎島灯台です。
ここの灯台の周りには公園があって家族連れを多く見かけます。
また、灯台前のこの公園は入り口がローターリーになっていて、路上駐車が出来ます。
他に駐車場も多くあって、食堂が沢山あります。

全部で20軒ぐらいあるんじゃないでしょうか?












白浜町は海岸線に公園が多い町でもあります。
今回撮りもれたので、次の機会に追加しておきます。
写真が無いわけじゃないけど、プジョー206CCを中心に撮っているので公園全体の雰囲気が分らないんです。
なので一枚だけ貼っておきます。



やっとパノラマに出来そうな写真を撮れたので貼ってみます。



公園の突端から全体を見渡してみました。
意外と難しいのよ。パノラマ写真用の素材って。




さて、野崎島灯台を過ぎて暫く行くと、国道410に合流します。
でも、ここで直進せずに左折するとサイクリングコースに入れます。


(2005/04/29)
このフラワーラインには危険な落とし穴があります。
それはこの砂です。



白浜から根本に向かう途中ですが、道路一杯に砂が山盛りになる場所があります。
今回は祝日に走ったせいもあり、大分状態は良いのですが、去年R1000で走ったときはクラッシュ寸前でした。
あの時は、こんなものじゃなく幅10mぐらいの砂の帯が道路を横切ってました。
しかも20cmぐらいの高さがあり、まともに走れません。

この帯に、こともあろうか130km/hぐらいでふっ飛んで来て突っ込みました。
もう、アッ!と思ったときには砂の中なんですよ。
カーブをアクセルを目一杯開けて走り抜けようとしたら目前に砂の帯ですからね。
パニックになりましたが、タンクを思いっきり挟んでアクセル全閉で突っ込みました。

あとはもう惰性で帯を抜けるまで転倒しないようにガッチリとタンクを挟んで押さえ込みました。
運良く転倒は免れましたが、買ったばかりのR1000をスクラップにするところでした。


※※※※上の写真は前のコンテンツをそのまま残しました※※※※



この下の写真はテニスコートの横にあるパーキングから撮った写真です。
上の写真(砂溜まり)からちょっと行ったところです。
直線と言えば直線ですが、ゆったりと蛇行してます。



ちょっと前の地図を見るとここは白浜サイクリングコースって呼んでますね。
サイクリング用にしては立派過ぎる道ですけど。



さて、そのままちょっと走ると根本の海岸に近づきます。
この先で国道410号に合流するのですが、その手前の道路の状況です。





ゆるいカーブが続き気持ちよく走ることができます。
基本的にフラワーラインはバイクでガンガン攻める場所ではありません。
ゆったりと景色を楽しみながら走るコースだと考えてください。
飛ばす人は飛ばしてますけどね。



根本の海岸もちょっと写して来ました。
ここはキャンプ場にもなっていますので、テントを持ち込んでいる人も良く見かけます。



根本マリンキャンプ場の紹介ページは白浜町の観光ページにあります。
興味があるひとはこっちを見てください。


根本キャンプ場の前で撮った写真ですが、道路標識が国道410号と出ています。
地図を見る限りサイクリングコースとしか載っていないのですが、道路の整備状態を考えても国道として整備されていますね。
路面状態は「砂が浮いていることを考えなければ」良い状態です。






根本で国道410号に合流したあと、そのまま国道を走れば山を越えて館山市街へ行くことが出来ます。
でも、折角海岸を走ってきたのですから、ここで左折して南房パラダイス方面に行きましょう。
時間的にも道が空いているので、再度国道410号に接続するまでさほど時間はかかりません。

まず、左折して走り出すと見渡す限りの直線道路です。
5km近くひたすら直線道路を走ります。
その途中にあるのがこの南房パラダイスです。






上の写真が進行方向の写真で、下の写真が同じ場所から反対方向を見てます。
見渡す限りの直線道路ですよね。
とんでもなくスピードを出す人が偶に居ます。
でも、こういうところで防砂林の影から光電管で狙われたら一発で免許停止ですね。


この南房パラダイスを過ぎると今度は館山カントリークラブの敷地になります。
さっきの上の写真にクラブハウスが見えてましたよね。
この下の写真はそのコースの南側を走っていて、さっきの南房パラダイスからずっと続いている直線の一部です。



こんな直線がこれだけ続くと嫌になりますが、殆ど車が走ってないので気にせず自分のペースで走りましょう。



直線の終わりが洲崎になります。
ここには当代がるのですが、駐車場が無くてしかも民間の時間貸しの駐車場があるだけなので私はいったことがありません。
洲崎から先は山が海岸線に迫っているため、道路も山肌に沿ってワインディングしてます。
フラワーラインとしては一番面白いところです。




※※※以前のコンテンツです※※※


(2005/05/05)
フラワーラインに出来た新しい食事処です。
バイクのりなら良く利用するのが「道の駅」ですが、ここは「海の駅」です。
最近TVでも取り上げられてましたが、猟師の奥さんが料理などを切り盛りしています。


TVで特に取り上げていたのは「だいぼ汁」です。
これは1,500円ですが、伊勢海老が一匹入ってます。
焼き物や煮つけを注文して、ご飯セット(300円or500円)とこれを注文すると幸せになれます?


私はとりあえず刺身の盛り合わせ1,500円とご飯セットA500円にしました。
はっきり言って、隣のカップルの注文スタイルが正解ですね。
刺身の盛り合わせとご飯セットのAとBを注文して、刺身を二人で食べる。
量が結構多いので、一人で盛り合わせを食べるのは辛いです。
ごはんもちょっと固めの炊き加減だったし....


と言う事で全体を写真で紹介します。










館山湾の方からフラワーラインを走ってくると、州崎の灯台を超えて直ぐにこのお店まで伸びる道路が見えてきます。
ついこの間まで工事中だったのですが、やっと開店したようです。
客席数はあまり多くありません。ざっと数えて48席ぐらいでした。

お店のページはここです。


どちらかというと、煮魚とご飯セットにアジ南蛮などの小物を組み合わせて注文するのが良いと思います。
金谷の先にある漁協直営のばんやよりは気軽に入れますね。

ばんやはとにかく混雑してて、店員はお客様の事を考えてません。
入り口でどうすれば良いのか迷ってても、声すら掛けずにさっさと前を通り過ぎるだけです。
まあ、サービス業の基本をどっかに捨ててしまったお店ですが、値段は安いですね。


※※※上のだいぼ関連は以前のコンテンツを残しました※※※



洲崎の灯台を過ぎたところにある「勝手にキャンプ場」です。
多分、公には認められていなくて、空き地に勝手に車を止めてキャンプしているんですが、綺麗な場所です。
今日は曇ってて見えませんが、普段は海の先に大島と伊豆半島が見えます。





そして坂田、波左間と北上を続けると左手に綺麗な海岸線を見ながら走ることができます。
私が時計回りに走るのは日差しが左後ろから前方を照らしてくれるので景色が綺麗だってことがあります。
あと、対岸に神奈川が見えて、日没時には海に日が沈むのが見えるってのもポイントです。












後で、ここに館山湾のパノラマを貼ります。
ちょっと今の手持ちはイマイチかも。



房総フラワーラインとしては、館山の舟形漁港で終了です。
今回は私の個人的な趣味で逆から走ってますので、1番で終了したことになります。







ここから先はフラワーラインじゃないです。

フラワーラインを過ぎてそのまま北上するとトンネルが数多く出てきます。



富浦、鋸南と山が海岸線まで迫ってて、かつ、固い岩山がずっと続きますので、入り江以外は海岸線も基本的に岩場です。



でも、綺麗な海水です。
透き通ってるのが分りますよね。
そして浜金谷の手前に「ばんや」が見えてきます。
ここは非常に混んでるので、私は行ったことありますが、食べたことがありません。