曲がりくねった道(Winding Road)





恒例の3D地図による周辺の案内です。



この図は東京湾側から見た図ですので、方位としては上が東になってます。
とくに国道410号ですね。見て欲しいのは。
県道34号(長狭街道)との交差点から勾配が徐々に上がり、5km程で最高点に達します。
その間、緩やかなカーブと短い直線が連続していてアクセルは常に全開でいけます。

ただし、このルートを逆方向から来るとかなりの急勾配で下っているのが判りますので、コーナー手前で結構びびります。
スピードもかなり上がるので、ブレーキをガツンと食らわせないとガードレールを突き破っちゃいそうです。

ちなみにこのまま長狭街道を突っ切って愛宕山の方まで行ってみると、5kmも走らないうちに未整備の古い国道に変わりがっかりさせられます。
走るなら長狭街道から北側ですね。





こちらの地図は清和県民の森近辺を重点的に取り出してみました。
下の赤丸部分は高低差が大きく、道路状態も最高です。
思いっきりアクセルを全開にしましょう。(勿論、自己責任でね!)


真ん中の青丸部分はわりとフラットな地形で見通しの良いカーブが多くなります。
ここも対向車が無ければ思いっきり走れます。


上の赤丸部分はR465との交差点を越えると急にタイトなカーブが続くようになります。
とは言っても距離が短いので堪能する程には走れませんけどね。





<<広域農道145号線の風景>>

房総方面から東京に帰るルートとしてはアクアラインを利用するのが多分一番便利です。
なんせ東関東自動車道と京葉道路が交わる宮野木を先頭に渋滞が10kmなんてザラです。
そして京葉道路もその先の花輪インターで8kmぐらい常に渋滞しますので、東京にたどり着くまで車の中に4〜5時間拘束されてしまいます。。

ただ、アクアラインに乗るとしても館山自動車道は竹岡の先(富津中央)で途切れていますから、そこで国道127号に車両が戻ってきます。
なので夕方になると国道127号は大渋滞。いつもバイクで良かったと感じています。

でも、渋滞が始まるのは富津竹岡のインターを降りて国道127号に合流した先なんです。
つまり、その手前で迂回路に逃げれば良い訳です。
今回紹介するルートは、主に房総方面にゴルフに来た人の裏道として利用されていますが、信号が殆ど無いので普段のルートとしても利用できます。BR>

私は普段、国道16号線から館山自動車道路の姉崎インター方面に抜けて、そのまま県道24号線を下っていきます。
そして国道410号に入り(連続してます)農道かと思う田んぼの中の一本道(超長いストレートが続きます)を山の麓まで走って広域農道に入ります。
その広域農道に入ってからの写真を載せていきます。(実質、国道410号ですね。この農道は。)






広域農道に入ると、それまでの平坦な道路から一転して起伏に富んだ道路になります。
多少は周囲に人家がありますが、交通量も少なく非常に走りやすい道路と言えます。
最初のステージは割りと見晴らしが良いので安心してアクセルを開けられます。







次のステージは農道と言うよりはスーパー林道という感じです。
これがなかなか雰囲気があって良いんですよ。
90〜100km/hで普段走ってますが、対向車も殆ど無く、適度にブラインドになっていて好きなステージです。





さて、林道の雰囲気があるステージを抜けると、なが〜い直線道路が現れます。







直線を突き進むと道路と交差する部分があり、この先には豚舎?があります。
この場所は臭いので気をつけましょう!
夏場は辛いぞ〜

それは置いといて、この辺りはゴルフ場になっています。
上の写真はその連絡道路ですね。
道も狭いので注意が必要です。多分、ここは広域農道の指定を受けてないでしょうね。
勿論、国道に昇格することもなさそうです。




<<国道410号線の風景>>

さて、ここからが国道410号の紹介になります。
最初の写真の坂を下った辺りに右から合流する場所がありますが、410号からの合流点です。
マザー牧場から房総スカイライン方面に抜けずに直進するとここに出てきます。









ゴルフ場の中を抜けるとちょっと開けた場所になり、また長い直線と大きなカーブの組み合わせに戻ります。
一番上の写真から一番下までは5〜6km程でしょうか、田んぼや畑の中を走る途中に橋があって、太鼓を持った獅子舞の子供の像が飾られてます。
その橋の下をみると「え?」と思うぐらい深い谷だったりしてけっこうビックリします。





このカーブも好きなんですよ。
位置からだと手前の左カーブを駆け上がって右斜め上に向かって高速コーナーを駆け上がっていく道が見えると思います。
ここは見通しも良いのでパワーを掛けて走りたいですね。







長い直線と大きなカーブも山に近づくにつれて小さいカーブと短い直線の組み合わせに変わります。
このトンネルは房総スカイラインの下を通っているのですが、このトンネルを過ぎてから鴨川方面に1kmほどのワインディングが非常に楽しいステージです。
その写真はこの下に続きます。











さて、その楽しいワインディングですが、距離が短いのであっという間に終わります。
なので、前走車が居るときは時間を置いてスタートしましょう。








楽しいワインディングが終わると清和県民の森を抜けるまで(鴨川市に抜けるまで)また長い直線と大きなカーブの組み合わせに戻ります。
嫌いではないんですけどね。流れが速いし対向車も殆ど無いのでガンガン抜いていけますから。





ここが国道410号の最後のステージです。
箱根ターンパイクだと「ここから11km 長い下り」と看板が出ますが、房総はそもそも標高が低いので2.5kmしかありません。









この部分は国道410号の中でも一番楽しいところです。
道路の状態が良く、ゆるいカーブと長い直線の組み合わせなので思いっきりアクセルを開けられます。
見てると皆さん良く分っているようで、ここでは思いっきりスピードを上げてますね。








この2枚はほぼ同じ場所を写してます。
上から見下ろす写真と、見上げる写真ですね。
ここは結構な勾配ですよ。確か7%はあったはずです。

過去にスピードを出しすぎて飛び出す人がいたんでしょうか?ガードレールがついてません。
奥に広い待避エリアが用意され、ウォーターバッグがカードレール代わりを務めてます。







楽しい国道410号もここを過ぎれば終わりです。
実際にはこの先も続きますが、楽しいと思えるのはこの長狭街道との交差点までですね。
ただ、この長狭街道との交差点の先に「みんなみの里」があって、食事と休憩にはお勧めです。
トイレも綺麗ですしね。