手持ちのカメラをチェック





Olympus PEN E-P5をチェック

2016/5/27

α7RUの予期せぬ出品に今日はドキドキしてしまいましたが、このページはオリンパスのE-P5についてまとめてみます。

2013/6/4にシルバーのプレミアムウッドをEVFとセットで予約しました。95,222円でした。
次に2015/2/28に黒のプレミアムウッドをヤフオクで落札。40,000円でした。
最後にコレクション用として中古の白ボディを2016/2/8にマップカメラから 51,800円で購入しました。

最初のシルバーはフルサイズのEOS 6Dを処分してα7Uに移行するタイミングで手放しましたが、やはり欲しくなってしまい黒ボディを手に入れました。

暫くは黒を使っていたのですが、コレクション用として黒は相応しくないので白ボディの極上品を探し出して入れ替えとなりました。





ちなみに機種が違いますがオリンパスE-PL6のグリップが変えられるのでちょっと弄ってみました。





こんな感じでプレミアムウッドグリップに交換です。
元々はE-P3の予約特典として配られたものなので滅多にオークションに出てきませんが、入手できて良かったです。



E-P5の特徴など
機材名 評価項目 性能等 評価 カメラの位置付けと今後の方針
Olympus
E-P5
EVF
外付け方式
視野率100%
236万ドット
位置付けは純粋にコレクション
デザインに惚れ込んでの購入で、しかも3台目なので永久保存です。

残念なのは白ボディにピッタリの白レンズが無い事です。
仕方ないのでパナソニックの白レンズを付けています。

ボディ内手振れの優秀さは実感しているので、マニュアルレンズでも大丈夫
センサー
m4/3
1,605万画素
操作性 マルチファンクション
電子ダイヤル
露出補正ダイヤル
レンズ 超広角レンズあり
  Lumix G 7-14mm


画質面での評価

  1. ISO800までならノイズが少なく実用になる
  2. APS-Cと比べると流石に小さいセンサーであるが、感度が良く、画質も良い。
  3. LightroomでRAW現像を行うことでレンズプロファイルによる補正が効き歪みが抑えられる
基本的に画質には大満足しています。
Lightroomの設定次第で画質をコントロールできるので自分の腕次第です。 

m4/3のセンサーを他のセンサーと比較するとこんな感じです。


EOS M3 E-P5 Nikon 1 V3
センサー名称 APS-C マイクロフォーサーズ 1型センサー
画素数 2,430万画素 1,605万画素 1,839万画素
撮像サイズ 6,000×4,000 4,608×3,456 5,232×3,488
センサーサイズ 16.7mm×23.4mm 13mm×17.3mm 9.6mm×12.8mm
対角線長 34.5mm 21.6mm 16mm
面積 390.78平方mm 224.9平方mm 122.88平方mm

こ うやって表にするとAPS-Cに対して約半分(58%弱)の面積ですね。

で もこのサイズですが非常に高画質だと思います
今まで撮った写真を見比べてもAPS-CのEOS M3と遜色がない画質です。

酷かったのがNikon 1 V3です。こんな小さいセンサーに画素を詰め込みすぎです。 


携帯性での評価 

  1. 最近のm4/3センサー機は小型軽量モデルが多いのですが、これは大きめサイズ(EOS M3よりも大きい)
  2. 超広角レンズはサムヤン等の社外品にあるが、オリンパス製だとギリギリ持ち歩けるサイズ
  3. EVFが外付けなので意外と持ち歩きにくく、結果として持って行かない事が多い
    ただし、モニターが見やすく角度を変えられるのでほぼ困らない
  4. グリップが天然木を使ったカスタム品であり綺麗なのだが、ツルツルしていてちょっと持ちにくい

レンズの評価

  1. ボディ内手振れ補正なのでクラシックレンズまで含めて何でも使える
  2. オリンパス製レンズはレンズ側に手振れ補正が無いのでスリムでコンパクトなものが多い
  3. 便利ズームは純正の14-150mmがあり、ほぼこれ一本で何でもできる
  4. パンケーキレンズも複数存在し、沈胴式のズームもパンケーキ並みに薄型である
  5. オリンパスのPROシリーズであれば職業カメラマンでも満足な性能と思われる(高いので買えない)
  6. パナソニックから100-400mmが登場し、超望遠域もm4/3の純正セットで行けるようになった
  7. 安いレンズはそれなりの写り。画質はレンズ次第です。
  8. ケンコーのミラーレンズならExif も取れて物凄くコンパクトな換算600mmレンズになります
  9. 老舗のコーワからプロミナーシリーズが出ており、マニュアルながら驚くほどの超低歪曲を実現している
    →これだけでマイクロフォーサーズを買う理由になるかも。性能はツァイス と同等で価格が三分の一。


その他の評価

  1. とにかくデザインが美しい。いくら眺めても飽きない (*^_^*)
  2. Exif が取れないのは残念だがマニュアルレンズでも手振れ補正が効くので便利
  3. 画素数はこれで十分なので、このデザインで内臓EVFが欲しい
    最新型のPEN-Fはデザインが私の好みでは無いので物欲が湧きません

デザイン優先で設計したと思われるカメラですね。美しいです。 

サムヤンからマニュアルレンズの安いのが沢山出ていて、マニュアル好きな私には選択肢に入ってきます。
12mmとか10mmとか望遠に強くて広角に弱いマイクロフォーサーズの味方なのですが、今回コレクション用に手に入れたパナソニックのDMC-GM1Sブ ルーに標準ズームとしてパンケーキ型の12-32mmが付いてきたので、選択肢から外す事にしました。




これですね。

サムヤンは7.5mmの魚眼レンズを持って居て、その他には500mmのミラーレンズも持ってます。
電子接点を持たないのでExif が取れないと言う欠点はありますが、価格の割にそこそこ使えるレンズを作るメーカーです。

以前、マイクロフォーサーズのみで活動していた時はパナソニックの7-14mmを使っていました。


超広角ズームの割に小さくて軽いズームレンズなので重宝しました。

価格も新品で買っても75,000円と安く買えるのがいいです。
ちょっと暗いレンズですがRAWで撮影しておけば後から十分に補正できます。


そしてパナソニックのズームよりもこっちがお勧めです。コーワのプロミナーシリーズ。



このレンズで撮った写真を見て震えました。凄いです。

電子補正後の写真かと思うぐらい直線がビシッ!と決まります。

これでお値段が85,500円ですよ。
収差でみた同等の性能だとツァイスのBatis 2.8/18mmぐらいになります。

あちらは18万円ですからね。
Batisはオートフォーカスが付いたレンズですが、マニュアルで超広角になるとやはりその近辺の値段になります。

Exif が残らないのが本当に残念な超高性能レンズです。
ちなみに欲しいです。

でも、まずはα7U用のレンズですね。m4/3用は中古が出たら考えます。