2016/5/24
去年の3月に予約して購入したキヤノンのミラーレス一眼です。
最初に黒ボディのEVFキットを購入し、続けて白ボディのEVFキットを購入しました。黒は白の購入直後にバラして処分しています。
EOS M シリーズはAFの遅さがネックになり全く売れないカメラでしたが、M3になり相当改善されたという事とダイヤル類が増えて設定の自由度が上がっ
た(と言うよりメニュー画面から選ぶ方式が直接設定できるよう改善された)ため購入対象になりました。
機材名 | 評価項目 | 性能等 | 評価 | カメラの位置付けと今後の方針 |
Canon EOS M3 |
EVF |
外付け方式
視野率100%
236万ドット
|
◎ | 位置付けはα7Uのサブ兼出張のお供カメラ →EF-M レンズの種類が少ないため出張のお供以外での出番が無い →今後出張がなくなるので単純に処分(現金化)を検討中 ネガティブな面としては以下のとおり α7UはEマウントであり、EOS M3用のEF-Mマウントレンズは共用出来ない。 →実質α7Uのサブとして機能していない |
センサー |
APS-C
2,420万画素
|
◎ | ||
操作性 | マルチファンクション 電子ダイヤル 露出補正ダイヤル |
◎ | ||
レンズ | 超広角レンズあり EF-M 11-22mm |
○ |
画質面での評価
携帯性での評価
レンズの評価
その他の評価
基本的に好きなカメラです。
恐らく最後の泊出張となる金沢出張に持って行きましたが、ほぼ11mm側(換算18.6mm)で撮影をしました。
自分の使い方だと携帯性を重視してパンケーキの10mmか12mm(換算16mmか19.2mm)が欲しい所です。
EVFは持って行きませんでしたが、花や昆虫を撮るとき以外はEVFが無くても困る事がないので置いて行って正解でした。
バッグの中で行き場が無くて邪魔なんですよ。EVFって。
Lightroomでレンズプロファイルを当ててみよう
レンズ交換式カメラでJPEG撮って出しだけをやっていたら勿体ないですよね。
確かにカメラの画像エンジンが優秀なのでノイズ処理をカメラに任せる方が得なのですが、後から弄りたい時にJPEGではどうしようもないので私はRAWで撮 影して後からLightroomで現像しています。
金沢出張に持って行ったので、その時の写真で違いを見てみましょう。
どうですか?
RAWで撮影した物を現像(レンズプロファイル適用+自動補正)すると、その時に見た明るさで写真が出来上がります。
JPEG撮って出しだとカメラの画像エンジンが同様の処理をしてくれますが、純正レンズ以外は歪曲の補正や周辺減光の補正、色被りの補正をしてくれないの で、私は基本的にLightroomで現像しています。
もう一枚市内の写真を現像してみました。
EF-M 11-22mmは価格が安い事もあり、レンズプロファイルを当てると特に中心部分が奥に引き込まれる感じで歪曲の補正が行われます。
後は周辺減光の補正ですね。
どのメーカーも低価格品は画像エンジンによる補正を前提に作られていて、ツァイスのように物理的な性能を追求していません
つまり、ボディとレンズを純正で揃えない限りRAW現像ソフトは必須です。
現時点では気に入ってますが、EF-M レンズはEOS M3専用でありアダプターを噛ませて他のボディで流用できないのが欠点です。
その他にもネガティブ要素がありますが、旅カメラとして考えると私は超広角撮影ばかりするのでEF-M 11-22mmが1本あれば他のレンズは必要ないと思います。
今後は出張が無く自分の車に必要な物を積んで旅行に出掛けることが主となるため、サイズ、重量の制限が無くなる事からα7U+EF16-35mmの組み合わ せを 持って行くことになると思います。
そういう意味では入れ替えるのでは無く、使わなくなったから処分する?
でも、折角なので可能性を考えてみました。
EOS M3からの入れ替え候補とそのポイントなど機材名 | マウント 形式 |
センサー | ファインダー | AF測距点 | 入れ替えのポイント |
EOS 7D MarkU |
EF マウント |
APS-C 2,020万画素 |
光学ファインダー 視野率100% 倍率1.0倍 |
65点 (クロス:最大65点) |
EOSシリーズの1桁APS-Cフラッグシップ機である 動体撮影ならこのカメラ α7U用のEFレンズが全て使えるので、当初はレンズを買う必要がない。 私はスポーツ写真は撮らないし、鳥も撮らないし、撮り鉄でもない。 したがって動体撮影に特化した7D MarkUは不要 |
EOS 80D | EF マウント |
APS-C 2,420万画素 |
光学ファインダー 視野率100% 倍率0.95倍 |
45点 (クロス:最大45点) |
α7U用のEFレンズが全て使えるので、当初はレンズを買う必要がない。 ライブビュー撮影の機能が強化されており、測距点も増えている EF-M 11-22mmの代わりにEF-S10-18mmを購入すればEOS M3からの置き換えが可能 |
EOS 8000D | EF マウント |
APS-C 2,420万画素 |
光学ファインダー 視野率95% 倍率0.82倍 |
19点 (クロス:最大19点) |
α7U用のEFレンズが全て使えるので、当初はレンズを買う必要がない。 80DよりもAF性能は劣るし、ファインダー性能も劣る。 その代りセンサーは同等で価格が安い。 →それならば80Dの方が所有欲を満たす |
EOS X8i | EF マウント |
APS-C 2,420万画素 |
光学ファインダー 視野率95% 倍率0.82倍 |
19点 (クロス:最大19点) |
α7U用のEFレンズが全て使えるので、当初はレンズを買う必要がない。 80DよりもAF性能は劣るし、ファインダー性能も劣る。 その代りセンサーは同等で価格が安い。 →それならば80Dの方が所有欲を満たす |
Sony NEX-7 | E マウント |
APS-C 2,430万画素 |
内臓EVF 236万ドット 視野率100% 倍率1.09倍 |
マルチポイント(25点) 中央重点 フレキシブルスポット |
5年前のカメラであるが、センサーは2,430万画素とα6000と同等。 EVFも236万ドットと現在でも十分な性能。 EFレンズは電子アダプタを付けてもAFが効かない →レンズ資産が生かせない。 |
Sony α6000 |
E マウント |
APS-C 2,430万画素 |
内臓EVF 144万ドット 視野率100% 倍率1.07倍 |
179点 (位相差検出方式) 25点 (コントラスト検出方式) |
昨年春に購入したがEVFが見辛くて一ヶ月程で売却 また、当時のEマウントレンズに欲しいレンズが無かった。 EFレンズは電子アダプタを付けてもAFが効かない →レンズ資産が生かせない。 |
Sony α6300 |
Eマウント |
APS-C
2,420万画素
|
内臓EVF 236万ドット 視野率100% 倍率1.07倍 |
425点 (位相差検出方式) 169点 (コントラスト検出方式) |
最新機種であり動体撮影は抜群に強い 内臓EVFもNEX-7並みに引き上げられて高精細化された ただし35mm換算のファインダー倍率は0.7倍でありX8i以下 NEX-7、α6000と異なり電子アダプタ経由でEFレン ズが動作する レンズ資産が生きるのでEOS M3からの置き換えが可能 ただし、APS-C専用のSEL1018(10-18mm:6万円)が必要 |
カメラの入れ替えはレンズ資産を活かせるかどうかで次のシステムが決まります。
勿論、キヤノンからニコンとか、APS-Cからフルサイズの場合は全て売却して総入れ替えとなりますが..
このEOS M3を入れ替えるなら、当然手持ちのEFレンズ群を活用したいのでEOSシリーズになります。
ただし、ソニーのα6300であればレンズ資産が生きるので入れ替えは可能です。
どちらを買ってもボディ単体で11万円コースなのが痛いですね。
特にα6300だと超広角レンズが高いのです。
現状ではEOS M3を処分して終わりと言うのが一番妥当な選択肢に見えますね。
出張が無くなる事が前提になりますが。
現金化して終わりでも良いけど、折角あるのだから手元に暫くおいておきます。
安易に入れ替えを行うより、α7RUにお金を注ぎ込んだ方が絶対に幸せにな れます。