趣味の小部屋:ちっちゃいカメラ編
ジャンプ!
Che-ez SPYZ 35万画素 8MBメモリ内蔵
CD30B4 35万画素 8MBメモリ内蔵
Che-ez tinio 131万画素
ZIPCAM 30万画素
EZ CAM 130万画素 256MBメモリ内蔵
XiaoPix 35万画素 128MBメモリ内蔵
GenieV 130万画素 SDメモリ対応
DZ-130 130万画素 16Mメモリ内蔵
Cyber-shot U DSC-U40 200万画素
ここから本題:トイカメラ
(2008/03/29)
最近はまっているのはデジタルカメラになってからのトイカメラです。
5年前(2002年頃)に何かの景品で貰ったトイカメラが出発点になりますが、対象年齢8才の表示を見て「おもちゃと言ってもデジカメでしょ?」としみじみ思ったものです。
まだまだデジカメが高値の頃でしたし、Che-ezシリーズが出回りだしたのってそれからずっと後ですからね。
Che-ez SPYZ 35万画素 8MBメモリ内蔵
ではChe-ez SPYZ(スパイシーと呼びます)から始めましょう。
出た当初は結構話題になって持ち歩いている人が居ましたね。雑誌でも盛んに取り上げていました。
こいつは本当に小さくてマッチ箱程度しかありません。
※そもそもマッチ箱って手にとって見たことがある人ってどれぐらい居るんだろうって話は置いといて...
実測すると幅が59mm、高さが38mm、奥行(厚み)が15mmです。
比較のために他のデジカメと一緒に写した写真を載せますが、どれも現行機種じゃないからピンとこないかな?
手前がSONYのCybershot-U40です。
これはほぼ未使用の物を中古で手に入れました。入手時点では傷も無く綺麗でしたが、レンズカバーをスライドさせると、その都度小さい擦り傷が増えていく判り易い使用感が積みあがります。
このU40がまともに使えるメジャーブランド品としては最小じゃないでしょうか。
おなじSONYからクオリアブランドの35万円のデジカメも出ていましたが、あれは別格です。
そもそも受注生産品ですから。
さて、このSPYZはその最小と思えるU40をぶっちぎる小ささですが、そこは玩具として売られているカメラですので裏面はまったいら。
単4電池を一本入れるためのカバーと撮影モードと枚数を表示する二桁の液晶表示窓があるだけです。
ストロボも付いていないませんから日中しか使えない半端物です。
でも、そもそもが玩具なので、これで良いんです。
価格も2,100円でしたから、トイデジカメのコレクションとしては十分です。
使ってて問題なのは電池ケースの蓋のあけ方を忘れることです。
写真の反対側にスライドスイッチがあって、これを下げると蓋が開くのですが、蓋の端っこ(写真奥側)にギザギサがあって、これが滑り止めなんだから奥側に蓋をスライドさせるんだろうと勘違いすることです。
実際にはスライドスイッチを下に押すと蓋がドアのように開く構造なので、開かないからとドライバーを突っ込んだりすると壊れます。
※私も一回突っ込んで「なんか変だ」と気がついて大事に至りませんでした
この写真では単なる青のプラスチックに見える部分が蓋ですが、実際にはメタリック塗装であんまり色の違いはありません。
そしてこれで実際に撮影した写真がこれです。
ノイズが盛大に乗っていますが、これは蛍光灯の下で撮影したからです。
実際にはもう一寸だけ(ほんのちょっと)画質は良いです。
CD30B4 35万画素 8MBメモリ内蔵
つぎのデジカメはCD30B4という「見るからにカメラっぽいデザイン」のトイデジカメです。
これは現行機種なのでオークションでも買えますし、リアルに店頭在庫でもってるお店もあります。
こいつとChe-ez SPYZとの違いは二桁の液晶表示窓が正面についていることです。
モード切替ボタンも正面に移動しているので、裏面は全くなにもない単なる板。
見事な割り切りですね。
ボディも隅々までプラスチックで高級感のカケラもありません。
まあ玩具ですから。
これで写すとどんな写真が取れるかと言えば、こんな感じです。
まあ、期待通りの写り映えです。
まったくと言って良いほど芸術的な写真は撮れません。
玩具ですから。
でも、こいつはキーホルダーになるんです。
ちゃんとその為のリングとチェーンが付いてきます。
上のChe-ez SPYZもそうですが、この手のトイデジカメは撮った写真が芸術的かどうかじゃなくて、飲みに行ったときにワイワイ言いながら遊びで撮るためにあります。
普段は警戒して写真に写らないようにしている人でも、この手の玩具で近寄れば警戒しませんからね。
そして撮れる写真は中央のみピントが合って周囲がボケるので、使い方次第でいい写真が撮れます。
これはオークションで1,300円ぐらいで買ったものです。
この値段なら文句はないでしょう(^-^)
Che-ez tinio 131万画素
先ずは何から行きましょうか。
Che-ezが出たのですから、Che-ez Tinio から行きましょう。※後でSPYZ(スパイシー)を入手したので順番が入れ替わってます。
これはつい最近ヤフオクで見つけて購入したものです。
金額は2,800円でした。誰とも競り合うことなく一人旅で快適な落札となりました。
どんなカメラかと言うと、こんな奴です。
幅70mm、高さ49mm、厚さ27mmとまずまずの小ささです。
トイカメラなので目覚まし時計の形をしたものとか、犬のぬいぐるみみたいなものもありますが、これは普通のカメラタイプです。
単4電池2本で動きますし、電池蓋の中にSDカードも入ります。
Che-ezシリーズは色々と製品が出ているのですが、これらは倒産してしまったNHJが企画・販売していたトイカメラです。
したがって市場に残っている製品を買っても保障はありません。
もっとも3,000円程度の商品に保障なんて求めませんけど。
そしてこれがChe-ez tinioで撮った写真です。
今日は天候が悪く、今にも雨が降りそうな空なのでかなり悪条件で撮っています。
その割にはちゃんと撮れてますね。
モニター付きなので構図も掴みやすく普通に使えるカメラです。
ZIPCAM 30万画素
次のカメラはZIPCAMです。
名前の通りオイルライターのZIPOと同サイズの金属ケースに収められた30万画素のデジカメです。
これは本当に極小サイズです。
厚みが単四電池分しかないのですが、これは電池が小さければもっと小型に出来たってことだと思います。
結構中身は詰まっている感じですけどね。
撮れる写真の品質について一言で言うと、ダメっす。
明るい場所で近距離ならまあまあ...かな?
「おもちゃ」って事で許す事が出来ない人は買わない方がいいです。
一応、こんなのでもwebカメラとしては使えるので、そっちメインでカメラはおまけと考えた方が幸せになれるでしょう。
これで130万画素のCCDを積んでたら本格的に盗撮目的で使えるんですけどね。
なぜ130万画素かと言うと、上に書いたChe-ez tinioや次に紹介するEZ CAMの画質が十分使い物になるからです。
もう一つネガティブな感想を言うと、底に付いている端子ですが、USB MiniB ではありません。
大きさは似てますが、端子のデザインが違うのでMiniBは刺さりません。
勿論付属する専用のケーブルでは読めるのですが、これって面倒ですよ。ケーブルを持ち歩かなくちゃいけない訳ですから。
と言うことで一般的にお勧めできる物ではありません。コレクションと割り切れる方だけどうぞ。
EZ CAM 130万画素 256MBメモリ内蔵
USBメモリ型のカメラです。
ヤフオクに出品している「eモンズ」と言うショップで購入しました。
最初、製品の写真を見た時にかなり小さい物だと思っていたのですが、実物はデカイっす。
長さが11cmもあるんですよ。
一番下がEZCAMで真ん中がプリンストンのXiaoPixです。
XiaoPixもUSBメモリ型のカメラで、こっちは128MBのメモリ内蔵です。
比較のために単三乾電池を並べましたので、EZCAMの大きさが判ると思います。
もともとグリーンハウスのPicoshotが欲しかったのですが、残念ながら縁が無かったようで現在に至るまで入手できていません。
このEZCAMですが、サイズがでかいこともあり、本来の目的である「こっそりと撮る」のには向きません。
シャッターボタンの位置も「ファインダーを覗き込んで親指で押す」姿勢に合わせて付いており、手の中からニョキッ!と飛び出す格好になるからです。
ただ、画質はなかなかのものです。
SXGA(1280×1024)で撮影したものをVGA(640×480)程度に圧縮すると画像のノイズが目立たなくなりすっきりした写真になります。
これが実際に撮影した写真です。
VGAにリサイズするとなんか普通に使える写真ですよね。
クリックして拡大すると「あ〜あ...」みたいなところがありますけど、乾電池で動くので持っているとイザッて時に便利です。
XiaoPix 35万画素 128MBメモリ内蔵
プリンストンテクノロジーのXiaoPixです。型番で言うとPFU-XP128になります。
こうやってクレードルに刺してPCカメラとして使えますし、刺しておけば内臓のリチウムイオン電池に充電してくれるので、取り外してカメラとしても持ち歩けます。
今更の製品ですが、昨今、顧客情報流出防止の観点から職場へのカメラ付き携帯の持込禁止が拡大しているので、逆にあると便利な存在かも知れません。
問題はこいつもUSBメモリの一種なので、データ持ち出し防止の措置がとられた職場には持ち込み禁止なんでしょうね。
グリーンハウスのPicoshotが入手できないと判り、急遽同類を探して入手したものです。
値段は3,000円でした。
若しかすると捨て値で買えたって事でしょうか。
今は会社のPCに接続してあり、社内のビデオ会議に使っています。
PCカメラとしては十分ですよ。
フル充電に90分かかりますが、内臓メモリで2,000枚の写真が撮れます。
この写真が実際に撮影したものです。「まあこんなものでしょう」と言う画質です。
上のEZCAMと同じ日の同じ時間に同じ場所を写して見ました。
品質の差は明らかです。でも、おもちゃですから許してあげます。
なお、画像はこのVGAサイズが最大解像度で固定です。
※プリンストンテクノロジーはおもちゃとしては売ってませんでしたけど。
GenieV 130万画素 SDメモリ対応
(2008/03/29)
昨日やっと手に入れたGenieVです。
以前からネットでは評判のVistaQuest VQ1005のOEMバージョンです。
このカメラはイマイチ使い方を理解していないのでこれから中身は充実させますが、何も知らない状態でマニュアルも見ずに撮影したのがこの写真です。
すでにGenieVは新型に切り替わっており、今流通しているものは新型だと言われています。
私が入手したものは最後に1台だけ残ってた旧型ですが、予備として新型も発注しました。
旧型の入手価格は4,500円。新型は2,980円です。
このVQ1005の系列はなんと言ってもファインダーが適当なので、覗き込んで大体の位置を決めて撮影しても殆どの場合フレームから外れます。
ほんとに困ったカメラです。
人物と遠景の二種類の間でピントが合わせられる構造になっていますが、人物側で撮影しても3m程度離れないとピントが合わないようですね。
上の写真は1.5m〜2mの距離で撮影しましたが、奥の金網のほうがピントとしては合っている様で、手前の木は完全に外れています。
DZ-130 130万画素 16Mメモリ内蔵
これはつい最近手に入れたものです。
アマゾンのアメリカのサイトでデジカメを探してて見つけたのがこれです。
今日本の一部の人たちに話題になっているVistaQuest社のVQ1005と言うトイデジカメがアメリカなら安い(19ドル) ので、在庫を見つけたら直接買ってしまおうかと考えて検索してたらこれが見つかりました。
残念ながらお目当てのVQ1005はアメリカでも既に在庫切れでした。
あとは旅行に行った人たちがお土産に買ってきたものをオークションに流してくれるのを待つ状況になっており、現在の相場(2008/04/19)は一個 12,000円に跳ね上がっています。
アメリカまでの旅券の値段を考えたら全然安いのですが、19ドルですからね。元値は。
その点、このAIPTEK社の物は29,9ドルですし、日本では全く人気が無いので入ってきていません。
でも何とかして手に入らないかと検索していたら、なんとOEMと思われる物が見つかりました。
大阪の万雄と言う会社が仕入れて売っていたもので、現在では既に完売。
それならオークションで探せということで検索するとありました。
なんとこれはたった560円で落札できました。出品者に感謝です。
この製品もPCカメラの機能を持っていて単4電池を入れて持ち歩けばデジカメだし、ホルダにセットすればPCカメラになります。
画素数も130万画素ですから、PCカメラとしては高級品ですね。
こいつで撮るとどんな写真が撮れるかと言うと
なんて言ったら良いのでしょうか、期待以下の出来栄えです。
画素数が130万もあると細かいところまで表現できているのですが、ただそれだけですね。
560円ですからこんなものと割り切りましょう。
Cyber-shot U DSC-U40 200万画素
SONYのサイバーショットシリーズの中でも小さいことに拘ったUシリーズです。
パソコンもUシリーズは極限まで小さくなっていますが、技術力を示すにはビックリするほど小さいのに高性能である事は重要ですので、このUシリーズは好きです。
定価は幾らだったか忘れましたが、ほぼ未使用の状態の美品をオークションで手に入れました。
落札価格は 14,000円でしたが、新品よりは安いと思います。
私が持っているデジカメはカードサイズの薄型なのですが、その半分の大きさです。
ただし厚みはあります。単4乾電池二本で動く仕様なので、これは仕方ないですね。
このU40はトイデジカメではないのですが、画素数が200万と少ないので現代のカメラとしては玩具の部類に入ってしまいます。
そんな訳でこの「ちっちゃい」シリーズに入れましたが、やっぱり携帯カメラよりはずっといい写真が撮れます。
綺麗な写真ですね。
でも残念ながら普通に綺麗な写真なので、「味」がありません。
やっぱりベースが良いのでフィルターをつけて効果を出さないと単なるスナップになってしまいます。
その点、GenieV はピントも合わない代わりに天然のフィルターが付いてます。
単純にお馬鹿さんなのですが、そこに「味」があるわけです。